☆映画の旅の途中☆

色んな映画をどんどん観る旅

『日本春歌考』(1967)

2016年10月12日 | 邦画(クラシック)
『日本春歌考』(1967)

監督:大島渚
脚本:田村孟、田島敏男、佐々木守、大島渚
音楽: 林光
出演: 荒木一郎/小山明子/田島和子/伊丹一三

【作品概要】
青春のエネルギーと性の欲望を持て余した若者たちを描く。大まかな筋だけを決めて撮影に挑んだという大島渚監督の冒険作。(Amazon DVD)


【感想レビュー】
ネットレンタルで観ました
届いてから観るまでが長かった…。今週末、10/15(土)に黒沢清監督の『ダゲレオタイプの女』が公開されるのですが、その黒沢監督が著書でこの『日本春歌考』のことを繰り返し仰っていたこともあり、ついに奮起しました

大島渚監督の作品なので、思想とエロス…な作品で難しく、分からない面もあるのですが、なんとなくで観ました


1967年という時代。(昔の映画を観ると、親の年齢で考えてしまいます。父の22歳頃だなぁとか。)
学生運動に参加しない学生も、もちろん多かったわけですよね。この世代の人口がそもそも多いわけですし

色んな運動が盛んだったとはいえ、そこに参加するところまではいかない学生達のリアルが伝わってきます。それをノンポリと呼んでしまうのは…それもちょっと違うような青年達。そして、正しく(?)、エロな妄想をあれこれする青年達
当時は、何かを高らかに語っていないとノンポリと揶揄されたりしたのでしょうかねぇ。どうなのかしらん。。

煙草を2、3本一気に吸う姿に青年達の鬱屈とした悶々さが表れていました
ちょっと凄いです。


また、黒い日の丸を掲げたデモ行進と青年達の対比とか、いちいち格好良かったです。 なんか、構図もいちいち格好良くて、見惚れてしまいました。
黒い日の丸というのは、1966年に「建国記念日」2.11として再び祝日となり、紀元節が復活したことに反対する運動だそうです。
黒い日の丸を掲げるデモ行進と、黒い学生服の青年達と、白い雪のすべてが、異様な光景を醸し出しています。カラー作品なので、特に強調されていると思います。



また、たくさん歌が出てきます。のびのびと歌う集団に被せるように違う歌を歌い出すシーンは特にシビれます。思想のぶつかり合いに歌の果たす役割は大きく、でも「歌」なので、クドくないという…‼︎


それにしても。
荒木一郎さんのお眉は太く凛々しく濃かった
小山明子さんは美し過ぎた…
伊丹一三さんもお若かった…




…“よさホイのホイ”が頭から離れませぬ。。。


うぅ…夕飯作りながら鼻唄でもしますか



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