晴れのち平安

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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2010年9月撮影 局~女房の日常~

2016年04月07日 00時00分00秒 | 京都・風俗博物館
京都市下京区にある風俗博物館のこと。

あざれたる袿姿~平安貴公子くつろぎの美~ に引き続き、
2010年9月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。

局(つぼね=渡殿にある上臈の女房に与えられた部屋)では
局~女房の日常~
「老いを拭って長命祈願、年中行事 長月・重陽(菊花の宴)」
「偏つぎ」「身嗜み・髪の手入れ・化粧」

が展示されていました。


 平安朝の年中行事 長月 重陽の節句


上から見た様子。

<博物館レジュメより>
旧暦九月九日は中国において陽(よう)の数字である九が重なっているということで重陽と呼ばれる。
この重陽の頃は菊の花が盛りで、唐土より伝わった菊の花は万病を避け、不老長寿を保つ薬草として重用されていたので、その菊花の霊力を戴き、邪気を払い長寿を祝って菊酒を飲み、御帳台や長押には魔除けの茱萸嚢(ぐみぶくろ=現在の山椒と小菊)を吊るし、菊の着せ綿(わた)という風習を行うことがされた。



菊の着せ綿は重陽の日の前日に菊花に真綿(まわた)をかけておき、一晩おいて菊花の朝露を移した綿で体を拭うと老いが避けるという風習である。
『源氏物語』「幻」巻においては菊の着せ綿を見て亡き紫の上を偲ぶ傷心の源氏の姿が描かれている。
また『紫式部日記』には藤原道長の正妻である源倫子より紫式部が菊の着せ綿を賜ったことが記されている。





菊の着せ綿で体を拭うと老いが避けるという風習がありました。


菊酒





茱萸嚢(ぐみぶくろ=現在の山椒と小菊)を几帳に吊るす女房


几帳に吊るされた茱萸嚢




 偏つぎ


上から見た様子。



偏つぎに興じる女房

偏つぎとは、主として女性や幼い子が漢字の知識を競い合った遊びで、偏(へん)と旁(つくり)に分かれた札を使って様々な遊び方がある。





 身嗜み、髪の手入れ・化粧




髢(かもじ)を手にする女房。
当時は化粧をすることが成人女性の身嗜みでした。






 歳暮の衣配り へ続きます。






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