晴れのち平安

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【京都・風俗博物館 出張展示】 2005年9月撮影 六條院行幸(冷泉帝・朱雀院・源氏)

2015年06月06日 12時00分00秒 | 京都・風俗博物館
 京都文化博物館別館で行われた風俗博物館出張展示のこと。

六條院行幸 行幸の演出その2 に引き続き、
2005年9月に京都文化博物館別館で撮影した
風俗博物館の出張展示での様子です。



 一日晴れの据(きょ)




簀子では、親王方や上達部たちが高欄に
一日晴の裾(きょ)をかけて居並んでいます。

解説より
 “束帯の袍(うえのきぬ)の下に着る下襲(したがさね)の
 すその部分を裾(きょ)という。
 平安時代初期までは等身であったが、次第に長くなり官位の
 高さに応じて長く引きずるようになった。


 裾(きょ)は“身分や年齢に応じて織紋や色目に差があったが、
 袍に比べて比較的自由であった。
 特殊な儀式や行幸、行啓の際には、「一日晴」という
 その一日だけ特別な色、染物、唐織物の裾が許され、
 華麗な衣裳の競演となった
。”




寝殿昼御座に控える蔵人頭



 冷泉帝・朱雀院・源氏


寝殿に座す
源氏・冷泉帝・朱雀院。



朱雀院
源氏の君の異母兄。先の帝。直衣布袴姿。

朱雀院の後ろには、裙帯比礼の物具姿の女房が控えています。



冷泉帝(今上帝)
桐壺帝と藤壺中宮との子とされるが、実は源氏の子。
麹塵の袍を着ています。

後ろには、御倚子(ごいし)の左右に剣璽台(けんじだい)が置かれています。
剣璽=三種の神器のこと。草薙(くさなぎ)の剣(つるぎ)と八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)。



写真左側:源氏(準太政天皇)

秘められた実の子である冷泉帝を見つめる源氏。束帯姿です。




 打出(うちいで)





 “寝殿や対の屋の御簾の下から、女房装束の袖口の
 重ね色目をはなやかに見せる装飾。
 着飾っている女房が居並んでいるように見せるが、
 実際は重ねた装束を朽木文様の几帳の帳ごと抱え込む
 ように絞り、左右の袖口から出した裳の紐で結んである。
 行幸のほかに、大饗や祭会、その他の祝儀などの晴儀に用いる。





全体の様子。




 管絃の遊びのための楽器を用意する女房たち へ続きます。








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