柿ぴーのつれづれ日記

食べるの大好き,旅行大好き,お菓子作り大好きな柿ぴーの日記(-△ー)ノ

ワクチン募金

2009年03月13日 | 日々の出来事


私は募金の類はしない。

何故かというと使い道がよく分からないから。

前年の決算書や活動状況の証拠写真でもあれば考えるけど
たいてい、そんなもの無いですからね。

それが唯一自ら進んでした募金がある。

しかも6000円!

月1000円しようと思ったんだけど
それだと私も受け取るほうも手間じゃなかろうかと、ボーナス時にまとめて。

それはワクチンへの募金。

「世界の子供にワクチンを日本委員会」という団体がやってるものである。

これは使い道がはっきりしてるし、活動状況も透明性があると思った。

だけど、何より「募金しよう」と強く思ったんだよね。

それに、なんとワクチンの価格なんですが
9円~114円なんですよ!
1000円の募金でも9円のだと約111個も買えちゃうんですよ!

なんか、すごい貢献できる気がしませんか?

自分が現場に行ってお手伝いする事は出来なくても
募金という形で参加できればいいかな、と。

先週の土曜日にテレビで「もし世界の人が100人だったら」?
だったっけ?の番組してましたね。

あーゆう番組見るたびに思ってたんですよね
自分にも何か役に立てる事があるのかな、って。

あのような番組を見て、彼らを可哀相と思い
涙を流したりするのは、
人として当たり前の優しい気持ちだと思う。

でも、私はひねくれてるのか
彼らを気の毒とは思うけど可哀相とは思わない。

だって彼らには、そんな気持ちは必要ないと思うから。

たぶん彼らに必要なのは
何か生活の為になるお金や食べ物・物だったり
教育だったり・仕事だと思うから。

しかし、そうは言っても難しい部分があるよね。

以前ボランティア(だったと思う)で
異国の地で義足を作る日本人の事をテレビで取り上げてました。

その国は地雷で足を怪我した人の多い国でした。

で、その日本人が義足を作ってあげる訳ですが
義足を手に入れた、とある人はその後どうしてたと思います?

義足を使って不自由がなくなり喜んで日々を送ったと思いますか?

違うんです。

なんと、何日か経つと義足を外して元の不自由な生活をしてるんです。

何故だと思います?

義足を付けてると物乞いでお金が貰えないからなんです。

これが現実なんですね。

う~~ん、こっちが良かれと思ってても
相手が望んでないとダメなんですよね、当たり前ですけど・・・

私も「何か出来ないかな・・・」とは思うけど、そう考えると難しいね。

それに以前JICAのHP見てみたけど、何の資格もない私はダメだったしね。

まぁ、そこまでする行動力も無かったりしますが・・・

で、そう思ってたところに、ワクチン募金を知り
「これなら自分にも出来る」と思ったんだよね。

もう約20年も前に出版された本
「トットちゃんのカルチャーショック」の中にも
人を助ける難しさが書かれてました。

現状は変わってるかもしれないけど、その内容はこう。

WHOの人達が、ある国のマラリアの根絶に一生懸命取り組んだ。

結果、病気は格段に減った。

しかし、それによって人口が爆発的に増加し
今度はその国の人達は食べるのに困るようになった。

農業生産の伸びより人口が増える方が早くなっちゃったんですね。

そして、なんと、その国の人々は
「お前達が来て余計な事をしたからだ」と言った、というもの。

その国の人達に良かれと思い一生懸命やった事だけど
された方は実は望んでなかったかもしれない、と・・・

う~~ん、、、、、、

本当に難しいですね。

自己満足に陥っちゃダメだしね。

私が募金するのは、自己満足的な部分が大いにあるかも・・・

でも、また機会があれば、
やっぱりワクチン募金はしようと思う。

しょっちゅうは出来ないけど、
振込用紙は貰ってるので又。。。

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