俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

12月25日(日)

2016-12-25 12:49:29 | ネット句会
★冬の雨窓打つ音のついに暮れ 正子
止みそうでなかなかやまない冬の雨。止んだら外出しようと思いながら向かう机だがついに止むこともなく夕暮れてしまった。「ついに暮れ」に雨上がりを待っていた気持ちがよく表現されていると思いました。 (古田敬二)

○今日の俳句
冠雪の富士山遠く旅の空/古田敬二
冠雪の富士山を遠くに見て、いよいよ日本を離れる旅の空にいる。海外の旅に出るとき、富士山を目に収めたいのは大方の人であろう。(高橋正子)

●『鬣』という俳句雑誌で「・・水が咲く」という表現に出会った。目からうろこで唸った。すごいと、2,3週間は気になっていろんな場面を想像していた。しかし、やっぱり、自分の世界とは別の世界の言葉だと悟った。思いつかなかったのも無理もない。

○ミモザの花蕾

[ミモザの蕾/横浜日吉本町]  [ミモザの花と蕾/横浜日吉本町]

★邂逅やミモザ咲く坂上りつつ/草間時彦
★教会の仰げばミモザの花たわわ/戸田菜穂
★狭くなく広くもなき庭ミモザ咲く/竹酔郎
★教会へ続く坂道ミモザ咲く/浜元さざ波

葉に刺激を与えると古代ギリシアの身振り劇ミモス"mimos"(マイム、パントマイムの前身)のように動くことからこの名がついた。ラテン語本来の発音はミモサ、英語発音はマモゥサあるいはマイモゥサとなり、日本語のミモザはフランス語発音に由来する。ここから以下のような転用により語義が広がっている。
オジギソウ(本来のミモザ)。 フサアカシア(ミモザ)は、マメ科オジギソウ属の植物の総称(オジギソウ属のラテン語名およびそれに由来する学名がMimosa)。フサアカシア、ギンヨウアカシアなどのマメ科アカシア属花卉の俗称。イギリスで、南フランスから輸入されるフサアカシアの切花を"mimosa"と呼んだ事から。アカシア属の葉は、オジギソウ属の葉によく似るが、触れても動かない。しかし花はオジギソウ属の花と類似したポンポン状の形態であることから誤用された。今日の日本ではこの用例がむしろ主流である。


◇生活する花たち「椿・野葡萄・くこ」(横浜市都筑区東山田)
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