梶哲日記

鉄鋼流通業社長の日々

双葉から香る

2017年05月20日 09時32分55秒 | Weblog
“栴檀(せんだん)は双葉より芳し(かんばし)”、という言葉があります。栴檀は白檀(びゃくだん)とも言いますが香木のことであり、普通の植物はある程度成長してから独特の香りを放つけれど、この栴檀は双葉のころから爽やかな甘い芳香がする。「大成する人は幼い時から兆しがある」との例えです。

何気なく新聞を見ていて、たまたま目に留まる記事がありました。名前や年頃やその業界、ひょっとするとあの人!? その人が、ある大きな業界の協会の会長に就任したとの情報です。その人が本人であるなら、私とは大学生の時に同じクラスの人間です。

インターネットで調べましたが、顔写真を見て、やはり彼です。その協会で、彼の会社は基幹の会員で、その会社で会長になったばかりです。従来の経営陣が会社運営の路線を誤り更迭され、新体制になり、彼が抜擢されたようです。そして、業界の協会の会長に押されたのです。

協会のことも調べてみました。平成29年3月売上高概況では、売上総額5,200億円、調査対象社80社・231店舗、総従業員数72,400人。協会会員の会社名や店舗は、我々の生活に密着していて、誰でもが知っています。そのような業界の、まとめ役に彼がなったのです。

話は変わります。私は昔ある経営コンサルタント会社が主催する、講習会や勉強会に参加していました。その代表は、大学院生の時に米国でMBAの資格を取得し、その後大手銀行に入社して、それまでの経験を活かし銀行を辞めて独立します。20年前のことですが、主に中小企業を経営指導する会社を興しました。

代表は何年か前から、執筆や講演活動そしてテレビのコメンテーターとしても、広く名を馳せるようになります。設立当時から代表の片腕がおりました。対外的な活動に傾注する代表を支え、実質会社を切り盛りして、その方は後に専務となります。

私の弟の会社がそのコンサルタント会社の顧問先となっていたこともあり、私は別の勉強会に活路を求め、10年前遠ざかることになりました。今年4月に創業者の方が会長に退き、専務の方が社長に昇格になったとのことを聞き、新社長に祝電を打ちました。

すると先日新社長が、わざわざわが社に挨拶に来て下さいました。そのコンサルタント会社の会員数は、今では全国で400社を超えると言います。オーナーの経営者が更に個人的な活動に専念する為、ご自身の還暦を機に、新社長を任命したのです。

このような二人の近況に接しました。ホームルームクラスが一緒で席も近く、会えば良く話はした、大学の友人と別れて40年以上が経ちます。合宿の研修の懇親会では、よく酒を酌み交わし色々な話をした、新社長とは10年振りの再会でした。
 
二人に共通しているのは、当時から人に何かを感じさせる、根本からほとばしる何かを持っていました。私にとってはそれぞれの年月は空白ですが、突然に二人が変わったのではなく、以前から兆しがあった、“栴檀は双葉より芳し”を感じさせる人物です。
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