梶哲日記

鉄鋼流通業社長の日々

自分の音を見つける

2012年03月03日 09時39分43秒 | Weblog
わが社は長年に亘り葛西が所在でしたが、7年前新たに浦安の土地を取得しメインの営業所を移転し、そして去年他の営業所も全て浦安に集約しました。

東日本大震災からほぼ一年が経とうとしています。地震は、最後の営業所の成田工場を移転集約している時に発生しました。浦安地区の液状化により、わが社も被害を受けました。お隣の江戸川区葛西に会社があったなら、このような被害は避けられたのかもしれません。

映画『カルテット』を観ました。浦安市は平成23年に市制30周年を迎え、その記念として、企画して準備を進めていたのがこの映画です。その最中に東日本大震災が発生し、市域の8割が液状化の被害を受け、その続行制作も一時危ぶまれました。

しかしその一ヶ月後にクランクインとなり、被災した市民を含め700名がエキストラ参加して市民が一丸となって、今年完成させました。ロケ地も殆どが浦安で、通りや町並みやホテルや鉄道や海岸など、いずれもが見覚えのある風景。映画に協賛をした、浦安鐵鋼団地協同組合の会館も登場していました。

浦安に住む家族四人は、元々クラッシックを演奏する音楽ファミリーでした。両親は音大出身で父がピアノ、母がチェロ、今は高校生の姉がフルート、そして中学生の弟がバイオリンと。

将来を有望視されているその弟は、音楽教室の先生から「自分の音を早く見つけなさい!」と言われているけれど、もっと上手くなりたい自分の音ってなんだろうと頭は音楽で一杯なのに、何故か集中出来ずにいた。理由は家族でした。

学生結婚して生活の為に音楽家の道を諦めた両親。その父が会社を最近リストラされ母がパートに出る。弟へのコンプレックスで音楽を投げ出し思春期も重なり学校でもドロップアウトの姉。音楽一家とは昔の話、家族は崩壊寸前。再び家族カルテットを結成して、クラッシック音楽で家族の絆を取り戻そうするのですが・・・。

映画はそんな筋書きでした。映画を観ている間、「私にとってこの浦安で自分の音を見つける」とは何かを、思い巡らしていました。
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東日本大震災 クラッシック ドロップアウト
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