梶哲日記

鉄鋼流通業社長の日々

政党より人柄

2017年07月08日 10時10分27秒 | Weblog
7月2日、東京都議選が行われました。東京23区や市町村部や島部など、42選挙区で定数127を争う、戦後では19回目の選挙とのことでした。1955年、日本民主党と自民党が合同して単一保守政党の自由民主党を結成して以降、殆どの時期をこの自民党が第一党の座を占めてきました。しかし過去自民党は二度大敗したことがあります。

今回の選挙では、小池都知事が率いる地域政党の都民ファーストの会が圧勝して、自民党は過去最低の38議席を下回る、23議席にとどまる歴史的な大敗となりました。方や圧勝し、方や大敗したのは、私が言うまでもなく背景は明らかになっています。

わが社は長く東京の江戸川区に在って、私も結婚するまでは会社の敷地に住んでいました。江戸川区に会社がある時は、同区に住んでいる社員が多くいました。しかし、現在私は千葉県市川市に住んでいますし、わが社も浦安市にありますので、都議選は直接関係なくなりました。

ところが先月、今回江戸川区から都議選に立候補された方がわが社に挨拶に伺いたいとのこと。多忙な時期でしょうしと、丁重にお断りしたのですが、顔だけでも見たいと来社されました。この方とは10年ほど前に、私がお世話になっている、江戸川区の運送会社の社長を介して知り合いました。当時その方は江戸川区議会の議員でした。

大学を卒業して外資系企業で働いていた時に政治に興味を持って、政治の道を選んだ女性です。区議から都議補欠選挙に出馬するも、次点で惜敗。その後都議に当選するも、次の都議選でまた次点で惜敗。当初所属していた政党が、一時期国政で政権を握ったものの、次の選挙で敗れてしまった。そのような風に、その方は良くも悪くも影響されました。

二度目の都議に落選した後、しばらくは一般の会社に勤め、地域活動は続けられ、その間他の区の都議の方と結婚され、お子さんを授かりました。そんな時期にもその方とお会いしましたが、志を棚上げにしなくてはならない意味では、苦節の時代だったのではないでしょうか。

私は政治に関心が無いわけではありませんが、今まで政治家とはあまり関わりることを避けてきました。身近なところで、縁があって知り合い、人柄も尊敬できる方であれば別です。ですから、人づてに頼まれてポスターを預かったりその候補を宣伝したりすることは、私は気が進みません。

その女性の方の話に戻りますが、今回の都議選に立候補するにあたり、当初所属していた政党を離脱しました。過去江戸川区議に選ばれた際、前の政党として支援してくれた方々を裏切るのではないかと、最後まで悩んでおられました。

2日の投票日の夜、速報でその方が当選確実になりました。それも同区では上位当選となりました。他人事とは思えず、3日の早朝メールにて御祝を申し上げました。その日の午前中に早速御礼の返信が届き、驚きました。

政治家は誰しもが選挙の前は必死です。しかし当選した後の行動や時間の使い方は、人柄が出るように思います。その方には、政党よりそのような人柄を感じます。
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