梶の「趣楽独言」

陶芸・家庭菜園・ダンス・碁・蕎麦打ちなど趣味三昧に生きる老人の独り言

21世紀はボランティアの世紀(無富論)

2007年02月15日 | 独言
大学2年の試験の時に、電気技術者としての夢を書きなさいと云う課題が有りました。今から考えますと小学生の時に読んだ手塚治虫の鉄腕アトムの影響が大きかったと思いますが、次のような事を書きました。
 将来、人間の脳細胞ほどのトランジスターを開発し、ロボットを作り、今、人が行っている仕事を全てロボットが行う。そして、人々は古代ギリシャ、ローマ帝国の貴族のような生活する。
 実際、LSIが開発され、工場現場では、色々なロボットが人間の仕事の代わりをしています。農業分野でも、これから、色々な機械が開発されるように
なるでしょう。色々な分野でロボットは人に代わり労働作業を行うようになります。
 しかし、学生時代には労働から解放された人々の行うことは、古代ギリシャ、ローマの貴族の生活をと思いましたが、多分それはボランティアとしての色々な活動になるのではと今は思います。この活動は人々が地球上に生活する上で益々多岐にわたるでしょう。
 18世紀から19世紀に西ヨーロッパに起こった産業革命によって発生した産業資本が20世紀益々大きくなり、社会の中心となり、人々は企業に属して、生活の糧を得、自分の生き甲斐などを実現してきました。しかし、20世紀の後半からPCやネットワークの普及により、リナックスの開発の様なある目的に対して、世界中の大勢の人達がそこに参加し目的を達成する事が可能になりました。これは、企業社会とは別の活動です。もし、ロボットが色々な生産活動をし、人々が労働の対価として収入を得ることが出来なくなった時、人々は如何にして生活をするのでしょうか。また、企業はロボットで物を作っても、売る相手がいません。多分、その様な世界では、今の企業を中心とした社会構造が変化し、貨幣経済を根本的に変えなければならないです。そこでは、企業でなくある目的、使命に興味を持った人達が自発的にボランティアとしてその目的の為に遊びながら自分の時間の許す範囲で従事することになると思います。そこでの全ての生産物は貨幣がなくなるので、無料です。
 人類が農耕生活を始めた後に発生した富の争奪による、支配階級、被支配階級の時代は終わり、世界の全人類が平等に共存する世界になるでしょう。この宇宙を司る偉大な意思(神?)は、今後の宇宙の発展の為に、その時に必要な色々な役割を、人々の誰かに与えると思います。
 アダムスミスの国富論は無くなり、無富論の世界です。
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2 コメント

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TBありがとうございます (mm)
2007-02-27 06:45:34
日本の場合、戦後の復興がなによりも第一だったから、ひたすら自分たちが豊かになる事に精一杯で、ある程度豊かになるまで周囲を見渡す余裕はなかったのと思います。
既に十分豊かになった今の時代になって、さらに富を追い求める者と、それには意義を感じられず、他の道を求める者に分かれ、後者が新しい道を開拓していっている、そんな時代なのだと思います。
アメリカなどでは両方のバランスを取るために成功したら寄付をするという文化があるわけですが、そのような文化が無い日本では、今後そういったものを作って行かなければならないのだと思います。
遠い島 (kaji)
2007-02-27 10:39:38
mmさん
はじめまして。コメント有難う御座います。私もmmさんと同じ考えです。お金だけで勝ち組、負け組みと考えるのは如何なものかと思います。人はある使命を持って、生を受けているのですから、その事を純粋に見つめる事が必要と思います。mmさんのブログを私のリンクに入れます。出きればコメントでブログのトップページ教えて下さい。田中宇のブログは私も見てます。kajiでは私のブログのトップページのURLが入っています。同じ事を追求しているブログを発信しているようですので、今後も宜しく。私達の孫の為に発信し続けたいと思います。

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