今週の職場学習ー「慣用語」
◇上げ潮に乗る:物事が好機に巡り合って、順調に進展する。
例:商売は上げ潮に乗って一気に倍増した。
◇当たりがいい:応対がうまく、相手にいい印象を与える。=人当たりがいい
例:あの人は、あたりがいいがいざとなると意外に冷淡だ。
◇いい薬になる:失敗や辛い経験などが、その人が成長する上で役に立つ。
例:若い彼にこの失敗はいい薬になるだろう。
◇いい目が出る:運が向いてくる。思い通りの事態になる。
例:苦労の甲斐があって、やっといい目が出てきた。
◇息が続く:一つの事を長く続けてやれる。勢いが弱まらずにある状態が続く。
例:一日がかりの教室へ十年も通い続けたとは、よく息が続いたね。
◇威儀を正す:礼儀正しい姿勢を取る。作法にかなった動作をする。
例:威儀を正して式の臨む。
◇異彩を放つ:特に際立って見える。多く、優れた様子をさして言う。
例:彼の有能ぶりは業界でも異彩を放っている。
◇板に付く:仕事に慣れて、ぴったり合った感じになる。また、制服などが良く似合っている様。
例:跡目を継いで七年、師匠ぶりもやっと板に付いてきた。
◇一日の長(いちじつのちょう):知識や技能が少し優れているところ。
例:彼のパソコン操作には、一日の長がある。
◇一も二もなく:とやかく言うまでもなく、決まりきっている。
例:君の提案なら一も二もなく賛成だよ。