絵話塾だより

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2017年7月5日(水)絵本わくわくコース・高科正信先生の授業内容

2017-07-06 16:34:01 | 絵本わくわく塾
絵本わくわくコースには、児童文学作家の高科正信先生が講師でいらっしゃいます。
高科先生の授業では、毎回テーマがあって、そのテーマにあった絵本の紹介や、文章の書き方を教わります。

授業の始めには、最近の出来事もお話しされます。
尼崎市総合文化センターだ開催中の、柳原良平さんの展覧会を観られたそうです。
「トリスウイスキー」のキャラクター「アンクルトリス」が有名ですね。
展示は7月9日(日)までだそうです!



本日のテーマは「あそぶ絵本」です。

本題に入る前に、子どもの本(絵本)についての説明がありました。
子どもの本には二通りあって
 ・The book written for the children  子どものために書かれた本 
 ・The book written about the children  子どもについて書かれた本
絵本は前者で 子どものために書かれた本 になります。

大人の文学は問いを発する文学に対して、子どもの文学はその問いに答える文学です。
その答えはさまざまです。

長新太さんが「絵本おまんじゅう論」と言っていました。
絵本の絵と文の関係は、おまんじゅうのあんこと皮と同じような関係。
どちらかが多すぎないほどよい分量である。ということだそうです。

長新太さんの絵本は、短いことばや繰り返しのことばを使われていて、たのしい絵本が多いです。
・『ちへいせんのみえるところ』 1998年 (ビリケン出版)
・『おじさんあそびましょ』   2006年 (絵本館)
・『ごろごろにゃーん』     1984年 (福音館書店)




・『おふろやさん』 西村繁男  1983年 (福音館書店) 
 文章は扉のみ、後のページは絵のみで物語を見せています。
・『そんなことってある?』絵/西村繁男 作/奥田継夫 1981年(サンリード)
 絵の中の細かい描写で、時間の経過を表しています。
 行って帰ってくるお話しです。



「つみあげうた」・・・最初の文章にどんどん文章が継ぎ足していくことば遊び
・『これはおひさま』   絵/大橋歩 作/谷川俊太郎  1982年 (福音館書店)
・『これはのみのぴこ』  絵/和田誠 作/谷川俊太郎  2009年 (サンリード)
・『これはすいへいせん 』絵/tupera tupera  作/谷川俊太郎 2016年(金の星)
・『おだんごぱん』ロシア民話 絵/井上洋介 訳/瀬田貞二 1983年(福音館書店)



その他に、高科先生がおすすめする絵本を紹介していただきました。
・『あたごの浦』 絵/大道あや 再話/脇和子  1993年 (福音館書店)
 大道あやさんは60歳を過ぎてから絵を描き始めたそうです。母親は絵描きの丸木スマさんです。
・『せんをひく よろこび』 片山健  2014年 (福音館書店)
・『みずのこどもたち』   阿部海太 2017年 (校成出版社)




今日は初回ですので、原稿用紙の書き方を説明していただきました。

・題名は二行目の三マスあける
・作者名は四行目の下
・書き出しは六行目の一マスあける


ぼくは ◯◯です。
わたしは ◯◯です。
というような主語と述語の簡単な文章を書いてみましょう。

わたしはたいようです。
ぼくはイスです。など。

もうそのフレーズから、なにかお話が作れそうですよね。

次回の課題です。
・わたしは◯◯です。ぼくは◯◯です。という文章から始まる、簡単なお話を考えてきてください。
・1100字〜1200字でまとめる。
・ひらがなが読めるようになった子どもが対象(すべてひらがなで書く)
・ノンブル(ページ数)を入れる。
※8月31日までに、高科先生の自宅に郵送してください。

次回 9月6日(水)は「つくる絵本」がテーマです。



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