セラピストさま向け整体講座最終日によせて

その日は整顔などのセラピストさん向けに組ませていただいたカリキュラムの最終日でした。
整顔、小顔矯正、そういったものをするときに、身体の影響は・・・
腰や首が痛い人になんとかしてあげられないか・・・
身体の歪んでいる人のそれを放置してお顔の歪みを整えていっても・・・
という問題意識をもっておられた方でした。



最終日でしたので、リクエストにお応えします、ということで「上半身の歪み」について勉強することに＾＾

歪みがある、と言っても「お客さんに自覚はないが、過去に指摘されたことがあるのでそう思い込んでいる」という場合や「お客さんに自覚はないが、痛い場所があるのでその原因は歪みに違いない」と思い込まれている場合もあります。

なので、「なぜ歪んでると自分で思うのか」からの問いかけから入っていきます。

案外、いざ問われたら歪みを自覚できない、という人もけっこうおられます(苦笑)。

まずは問いかけ、問いかけ、問いかけ、、、です。
すると、「こういうときに、こういうクセがあるから歪んでると思います」というお話が引き出せたりします。

それがわかったから「直す」とかじゃなくて、「なぜそういうクセがあったほうがこの人はラクなんだろう？」と考えてからとりかかるのが動作分析整体法です。


今回はベッドでの施術が終わったものとして「座って」症状なり歪みなりを取っていく方法。
そのときのお腹の触り方などもお勉強。
あ、、、うちのお客さんにはなじみの風景でしょうか(笑)。


そのあと、まだ時間をモデルさんからいただけたので、モデルさんのリクエストで顎関節症へのアプローチもさせていただきました。アゴの開けづらさ、ガクッとする感じなど。
といっても、写真はいつものシーンとまったく一緒ですよね(苦笑)。

はい、アゴの痛みへもお腹をやっていきます(笑)。
僕もお顔へのアプローチでなんとかなる、とは思うんですが、今回は整体の勉強もかねて、ですからわざとお顔は後回し。
足→お腹→腕→首、へと施術。
お顔を触るまえに顎関節の違和感がどこまで軽減するか、感じていただきました。

そうそう、モデルさんも整顔などをされています(＾＾)。
終わったあとのわずかな時間に「ここは自分はこうしてます」という話しもあって面白かったですよ♪
モデルさんの顎関節症もラクになったようでホッとしました(笑)。


今回、僕も整体師ではない方に整体をお伝えすることで、逆に教えてもらえることが多々ありました。

実際に「お腹を施術したときに、お顔にも良い結果がでることがある」とフィードバックしていただいたり。「お腹をほぐしてたら足のむくみが減ってたんです」と教えていただいたこともありました。
確かに、お顔とお腹と足は「身体」というひとつのものですものね。

現に足をして、お腹をして、首をして、、、アゴに到達するまえにかなり顎関節症がラクになることがある、ということは、「お顔と、首が、首と胴が、胴と足が。大きくいえばアゴと足が、つながってる」ともいえますものね。

あらためてそういうことを僕も気づかせていただきました。


陽子先生のますますのご活躍をお祈りしております♪
長いような短いような期間でしたがいつも遠くからありがとうございました。
過去にモデルになってくださったすべての方にも感謝申し上げます(＾＾)

今日もありがとう。

２４、２５日は東京でのセミナーの関係で連休をいただきます。
ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。