尼崎の整体院です|「かいつう館の日々是整体」 腰痛など慢性の痛みは当院にお任せください^^

尼崎・武庫之荘の整体院です。腰痛・股関節・膝痛、首痛や頭痛など大得意。回数券を必要としない、通えない方のための整体です

「さあ、歪みが取れましたよ!」

2012-06-30 07:00:00 | 健康 整体
あちこちの治療院に行ったんだけど、、、という方の施術をしながらいろいろお話を聞かせてもらっていたときに。
施術前、施術後の写真を撮ってくれたところがあったんですって。
「これだけ歪んでいたら、そりゃ痛いです。これを正せば楽になりますからね」ということで。

そして、施術が終わったときには、なんと!
「ほら、まっすぐになったでしょ」と。

確かに、写真では明らかだったそうです。
すごい(と僕も思います)。

ただ、、、「痛みはあるんですけど?」というと
「それは今までのクセがあるので。これを続けていけばどんどん取れてきます」とのこと。
(念のためですが、会話の内容はニュアンスを変えない程度に変えてますからね)

おそらく、施術前には歪んでいて、施術後にはまっすぐになっていて。しかも痛みもきれいさっぱり、というケースもあると思います。
だけれども、キレイにまっすぐになったけど痛みは残ってるよ、というケースも確かにあるんだろうと思います。

施術前、施術後の写真を撮って客観的に見せるのは良い!僕はお金がないのでできないだけ(苦笑)。
で、痛みが取れていないのであれば「客観的にみて、この人の歪みと痛みとは因果関係にない」と判断するのが、科学的な思考なんじゃなかろうか、とも思ったりします。科学的じゃない僕がいっても説得力がないですが(爆)。

僕のスタンスは、「痛みや違和感があって、そこから逃げる(庇う)姿勢が、歪みなんじゃないか」というもの。
もし、「歪みがあるから、痛みが引き起こされる」のであれば、このお客様は、「歪みがなくなった一回の施術のあとには痛みも消えている」という考え方が論理的だと思うんですが・・・。
で、写真が証明しているように、「まっすぐになった」のに「痛いままじゃん」という現象は、「まっすぐになっても痛みは消えないんだな」ということであり、「歪みが取れても痛みは残るんだな」という発想が論理的なんだと思うんだけど、どうなんだろうか。。。

だいたいのお客さんって、歪んでお店に入ってきて、だけど歪んでるその自然体では痛くなくて、動き始めると痛いと言うんです。つまり、歪んでる状態では痛みは少ないことが多いんです。もし、歪みが痛みの原因だと決め付けていいのなら、まさに歪んでじっとしてるときが痛いはずなのに、、、、???

いろんな療法が世の中にあり、いろんな考え方があり、いろんな先生がおられます。そのなかには「あの先生は、とにかくスゴイんだ!」という人もいらっしゃいます。
もしかしたら、だけど。
すごい先生がいる!あの先生はすごい!とかそういうのではなくて、「因果関係」を見極めているだけの先生なんじゃないだろうか、って思ったりもします。それが僕ら凡人には見えないだけで、と。スゴイ人のことはわかりませんけどね。
ただ、僕ら整体師も、日常の施術ー結果のなかで因果関係を見極めるべく努力はするべきなんだろうなあ、とは思う次第です。


今日もありがとう。



コメント
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