本が発売され、映画化もされ、今月9で放送されている
『東京タワー』
時代の波に少々乗り遅れながらも、昨夜読破。
もちろん、傍らにはティッシュの箱とゴミ箱。
本を読んで、こんなに泣いたのは初めて・・・
いつもいつもいるのが、当たり前と思っている母親。
いつか別れが来るのはわかっていても、リアルじゃない。
『これからも健康には充分気をつけて
決しておごることなく
人の痛みのわかる人間になっておくれ』
オカンが最後にボクに贈った言葉。
親が子供に思う気持ちって、こんなシンプルなことなんだよね。
これを読んで自分自身が重なる・・・
今までも好き勝手して、今度も相談もせず勝手に決めて海部に来た。
決めた時も母は
『したい事があり、出来るということは凄いこと。決めたなら目標に向かって頑張りなさい。』と。
親という絶対に自分より早くいなくなってしまう存在、自分の唯一の味方。
自分自身のあり方についても考えさせれる1冊でした。