釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

5月26日 飲み会と真鯛

2017年05月27日 | 日記
今日は、同級生との飲み会に、どうしても真鯛を釣らなくちゃ。

早朝の船着き場で、出船準備をしながら気合いと不安の気持ちが入り交じっていた。



港を出て、行き先は大島沖。

西風が強くなる予報だったので、有る程度の風除けが有る場所。

大島の東側に船首を向けて、船を走らせる。

潮の色は青味のある、良い感じで払い出す上り潮。

潮の速さも、0.6ノット前後と丁度良い。

朝早い時間と言うこともあって、魚探にはベイトが多く反応している。

最初のアタリは、直ぐに来た。



カツンと言った感じで当たってきたのは、アカハタ。

「まずまずのアカハタか。取り敢えずは、少しだけど刺身は取れるかな」

チョビットだけ、気持ちがホッとした。

時折西風が強めに吹いてくるが、まだ白波が出るほどではない。

次にヒットしたのは、オジサン(ウミゴイ)だった。

このオジサン、結構な力持ちで、ヒット直後はドラッグからラインが引き出された。

見た目とは違って、美味しいと評判を得ている。

「よっしゃ、これも刺身が取れるぞ」

しっかり血抜きをして、氷の入ったクーラーに。

「後は、真鯛が来ればオッケイかな」

ここで、少し水深のあるポイントへ移動する。

西風に押されて、北東方向へと船は流される。

潮の色に、透明感が出てきている。

船縁を見ていると、何か魚が群れで泳ぎ回っている。



「何だろう」

よく見ると、鰤の子のヤズが20匹ばかりの群れで、船底を出たり入ったりしている。

「早く大きくなって、遊んでよ」

そのヤズを見ながら、鯛ラバを引いていたらガツンと、重々しいアタリが来た。

緩めにしているドラッグから、ラインが出ていく。

直感的に、真鯛を確信する。

何度も、小刻みにラインが出ていく。

ゆっくりと巻き上げると、やがて魚影が見えてきた。

「真鯛だ。今日の刺身本命が来た」と、嬉しくなった。



大きさは2キロ程度と、丁度美味しい食べ頃サイズ。

同級生に、直ぐに連絡する。

「今日の刺身は、買わんで良いど。真鯛が釣れたよ」

「今夜の主役の真鯛が食べられる。みんなで乾杯しようや」

この直後に西風が強くなり始め、段々と白波も目立ち始めた。

夜の飲み会の準備もあるので、少し早い気もしたが帰港する。

刺身にした、真鯛、オジサン、腸を出したアカハタを持って、飲み会に行く。

同級生同士4人で始まった飲み会は、午後11時に一端お開き。

「明日は朝早いので、今日は帰るよ。次は、仲間を呼んで又やろう」

「同窓会の話もしようや」

楽しい話が、途切れることなく続いた。

次回が楽しみだ。

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