海が時化て船が出せない時、捗る物は「畑仕事」
家庭菜園として、作っている畑が2カ所にある。
広さは、どちらも25坪程の畑だが、妻と一緒に手入れしている。
私が土作りに精を出して、妻が種から苗作り。
土作りも、堆肥から自分で作っている。
彼此8年位になるだろうか。
粘土質の土地をどうすれば、柔らかい土地に出来るか、農家の知人に教えを請うたりしてきた。
籾殻を発酵させたり、草刈りした雑草を発酵させたりと、色々と調べて試してみた。
少しずつだが、畑として土作りも順調に来ている。
今年も、エンドウ豆を植えたり、タマネギを300本ほど種から苗作りしたりと、頑張っている。
椎茸作りも、原木に種駒を打ち込むところから作っている。
これも6年目に入り、素人なりに順調に来ている。
順調でないのは、海の天気。
時化が続いて、思うように船が出せないのは、腹立つこともある。
自然に勝てないことは、百も承知しているが…。
夕方近くになって、船仲間から連絡が来た。
「今、帰ってきました」
「何処に行ってたの。船出していたの?」
「鯛が釣れました。船着き場にいます」
「今から行きます」
見事な大鯛が釣れていた。
「8キロ近くあると思っています」
「凄いですね」
「結構引きましたよ」と、満面の笑みだ。
「波があったでしょう」
「2~3メートル位は有りましたね。船の上下動が凄かったですね」
「ビックリですね」
「帰ってくるのに、1時間以上掛かりました」
流石は元船乗りと、妙に感心してしまう。
「風も結構吹いてましたよ。凄かったですね」と、ケロリとした表情で話が進む。
「最初のアタリは鰤と思ったけど、途中から首振りが始まって真鯛と思いましたよ」
「周りに船は居なかったでしょう」
「誰もいなかったです。チャンスと思いました」
此には、ただ笑うしかない。
波と風を知り尽くしているから出来ることで、他の人には真似できないと思う。
でも、この時化が収まってからの出船が、楽しみになってきた。
家庭菜園として、作っている畑が2カ所にある。
広さは、どちらも25坪程の畑だが、妻と一緒に手入れしている。
私が土作りに精を出して、妻が種から苗作り。
土作りも、堆肥から自分で作っている。
彼此8年位になるだろうか。
粘土質の土地をどうすれば、柔らかい土地に出来るか、農家の知人に教えを請うたりしてきた。
籾殻を発酵させたり、草刈りした雑草を発酵させたりと、色々と調べて試してみた。
少しずつだが、畑として土作りも順調に来ている。
今年も、エンドウ豆を植えたり、タマネギを300本ほど種から苗作りしたりと、頑張っている。
椎茸作りも、原木に種駒を打ち込むところから作っている。
これも6年目に入り、素人なりに順調に来ている。
順調でないのは、海の天気。
時化が続いて、思うように船が出せないのは、腹立つこともある。
自然に勝てないことは、百も承知しているが…。
夕方近くになって、船仲間から連絡が来た。
「今、帰ってきました」
「何処に行ってたの。船出していたの?」
「鯛が釣れました。船着き場にいます」
「今から行きます」
見事な大鯛が釣れていた。
「8キロ近くあると思っています」
「凄いですね」
「結構引きましたよ」と、満面の笑みだ。
「波があったでしょう」
「2~3メートル位は有りましたね。船の上下動が凄かったですね」
「ビックリですね」
「帰ってくるのに、1時間以上掛かりました」
流石は元船乗りと、妙に感心してしまう。
「風も結構吹いてましたよ。凄かったですね」と、ケロリとした表情で話が進む。
「最初のアタリは鰤と思ったけど、途中から首振りが始まって真鯛と思いましたよ」
「周りに船は居なかったでしょう」
「誰もいなかったです。チャンスと思いました」
此には、ただ笑うしかない。
波と風を知り尽くしているから出来ることで、他の人には真似できないと思う。
でも、この時化が収まってからの出船が、楽しみになってきた。