２月１日 今日も時化…

朝の雨は、冷たかった。

自宅近辺では風も結構吹いていて、周辺の木々は枝を揺らしていた。

午前中は自宅にこもって、ジグの針を結んだり、鯛ラバのラインを新しいものに巻き替えたりして時間を過ごす。

針結びも、１０本ほど結ぶと、段々と飽きてくる。

「外は、まだ雨が降ってるかな」

窓から覗くと、雨が止んでいる。

昼食を摂って、海の様子を見に行く。

いつもの湾岸道路に行くまでに、パチンコ店の旗がバタバタと激しくはためいているのが気になる。





湾岸道路の、高くなっている所から海を見る。

波長の短いウネリが、寄せている。

沖の方も、結構なウネリがありそうだ。

駐車スペースになっているところに行くと、船仲間が海を見ていた。

「ウネリがありますね」

「沖も結構なウネリが立っていますね」

そんな話で、３０分ほど時間を過ごす。



岩陰になっているところだが、ここで白波があるときは、沖からのウネリが寄せている時が多い。



松島から見た沖合も、結構なウネリがありそうだ。

「きっと、裸バエの所はウネリが太っているやろね」

「週末は厳しいかもしれませんね」

又しても、内場に行かなくちゃ釣りが出来ないかも…。

明日の天気予報では、風は北西３メートルと言っていたが…。

海上では、その倍位の風が吹いてくるのかな。

１月３１日 一月も終わり

「波が出てきたよ」

午前中に急用が出来て、時計を見ながらバタバタと走り回る。

慌てても、忘れ物したら仕方がないのでメモを取りながら用事を済ます。

昼近くになって、漸く用事が片づいた。

天気は曇り空。

少し風は吹いているが、兎に角、船着き場に行こう。

「昼から少しでも、竿が出せるなら出てみよう」

と、車を走らす。

湾岸道路を通っていくと「あれ、風が北東になっている。波もありそうな感じに見える」

船着き場に着くと、大磯先輩の船が帰ってきていた。

「どうしたんですか。波が出たんですか」

「風が北東に変わって、三角波が立ちだした」

「潮と風が逆なんですか」

「潮は上り潮が速いし、風は北東やしで風と波が喧嘩した感じになった」

「それは、三角波が立ちますね」

「ところで、釣れました」

「メジナが釣れたよ。今まで何しょったて」

「急用が出来て、バタバタしてました」

「今かいは、無理やど」

船着き場で話をしていると、知り合いの船が港を出ようとしていた。

「波が出てきたよ」

「今日は、出ないんですか」

「波が出てきて、帰ってきた。気をつけてね」

今の海の状況を教える。

全て、大磯先輩から聞いた情報。

明日は、朝から雨模様。

久しぶりに針結びでもするかな。