漢方を利用した食養生・・・長崎から

東洋医学を応用した食養生、薬膳料理、漢方など、皆様の健康と快適な暮らしを応援する為の情報提供と健康相談を行ないます。

開生薬局の紹介

開生薬局は、「あなたの元気がすてきです!」をキャッチフレーズに、健康作りを中国漢方の立場から提案している相談薬局です。中医師と共に数年にわたって中医学の研鑚に努めてきた、薬剤師の手嶋 敏子が、お客様の訴えに対して、原因をわかりやすく説明した上で、中成薬による解決法を指導いたします。また、季節や体質に合った薬膳・薬用酒・薬湯の指導など身近な薬用植物等の利用法を紹介しています。ホームページはブックマークからどうぞ。

第15回 巴戟天(はげきてん)

2012-02-18 11:14:02 | 男性を強くする生薬のいろいろ
今回のテーマは「第15回 巴戟天(はげきてん)」です。

名前の由来は調べてみましたがよくわかりませんが、何となく元気が出そうな名前ですね。

そのエキスは各種栄養ドリンクに入っています。

それでは

第15回 巴戟天(はげきてん)

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  巴戟天(はげきてん)は「安心の強壮剤」
  あらゆる足腰の痛みと衰えに

  
  巴戟天(はげきてん)はアカネ科のヤエヤマアオキに属し、
 他の木をよじ登っていくツル性の植物で根の部分を用います。
 名前のいわれはよく分かりませんが、中国の広東、広西、
 福建などで自生し、栽培もされています。



  働きは淫羊カク(いんようかく)に似て、腎陽虚(じんようきょ)
 のインポテンツ、勃起不全、早漏、尿失禁、頻尿、不妊、月経
 不順などによく使われています。しかし、淫羊カク(いんようかく)
 のように体の水分をとって乾燥させてしまう様な強い働きはあり
 ません。また、急激な寒さや湿気のある時に痛みが強くなる腰痛、
 関節痛などにも利用されています。


  清(しん)の時代の薬物書である「本草求真」に巴戟天(はげき
 てん)は「腎(じん)を補う要薬であり、よく五労(ごろう)(志労、
 思労、心労、憂労、痩労の五つ)七傷(しちしょう)(怒り、喜び、
 悲=憂い、恐れ、驚き、思い過ぎの七つで体の調子を崩すこと)
 を治し、陰(いん)を強め精(せい)を益するために、身体がよく潤う。
 しかし、気味(きみ)は辛温(しんおん)であるので、よく風(ふう)を
 去り、湿(しつ)を除く。従って、あらゆる腰膝疼痛、脚気、水腫れな
 どの症にも服用して一層有益である」と書かれています。

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生薬は1つよりもいくつか組み合わせ
 「配合の妙」で効き目を高めている

 一般に、中医学に使われている生薬(しょうやく)の働きは一つの成分だけでは単純
に解き明かすことはできません。なぜなら、日本の民間薬と違い、中医学の処方はいく
つかの生薬(しょうやく)を組み合わせ、それぞれの量を調節することによって、いくつか
の成分が複合し、また体の中でその成分が変化して、単に1つ1つの成分がプラスされ
るだけでなく、助け合い、相乗的に色々な働きを発揮しているからです。そのメカニズム
は現代の科学技術でもまだ十分に説明することは不可能です。まさに。「配合の妙」、
「自然の神秘」ではないでしょうか。

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巴戟天(はげきてん)は至宝三鞭丸(しほうさんべんがん)、参茸補血丸(さんじょう
ほけつがん)、双料参茸丸(そうりょうさんじょうがん)などの補腎薬(ほじんやく)に
配合されています。

参考:

・ヤエヤマアオキ:Wikipediaより

ヤエヤマアオキ(学名:Morinda citrifolia)は、アカネ科ヤエヤマアオキ属の常緑小高木。
学名のMorindaは、ラテン語の「morus」(クワ)と、「indus」(インド)との2語からなるが、
果実の形状に由来する。citrifoliaは「citrus」(シトロン)と「folius」(葉)とからなり、柑橘
に似た葉を有する意味である。ハワイの現地語であるノニ(noni)が近年の健康ブーム
もあり、良く知られる名称の1つになっている。和名に「アオキ」とあるがアオキはミズキ目
ミズキ科で遠縁である。

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・至宝三鞭丸


    至宝三鞭丸.jpg

・参茸補血丸

  参茸補血丸.jpg


・双料参茸丸
  双料参茸丸.jpg


リポビタンゴールドエース:ここにもしっかり入っています。



<次回以降予定>

第16回 杜仲(とちゅう)

第17回 補骨脂(ほこつし)

第18回 肉ジュヨウ(にくじゅよう)


順次更新していきます。

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