住職日記

皆満寺 住職 永尾圭吾です。
いろんな情報を気ままにアップしていきます。

それがし閉眼せば・・・

2009-08-05 23:48:23 | 日記
それがし閉眼せば、賀茂川に入れて魚にあとうべし・・・

真宗門徒には馴染みのある言葉でしょうか?

親鸞聖人の遺言として?伝わっている言葉です。

今の本願寺があるのは、この遺言を守らなかった(守れなかった?)お陰(せい)で親鸞聖人の廟所として今日まで伝わってきたのですが・・・

なんか、イギリスでホントに与えてしまった遺族がいたそうです。

今なにげにネット観ていて見つけました。

けど、ずいぶん違うなあと思いました。

なにやら、釣り好きな方だったので、死んだらえさに混ぜていつも行っていた釣り場に流してくれと頼んだそうで、遺族の方は遺言を守って火葬後の灰をえさに混ぜて川に流したんだそうです。

でその後、故人の友人たちが故人を偲ぶ釣り大会をしたんですって。

ちょっとびっくり。

記事のタイトルは「死んで魚のエサになった男のロマン」・・・




ロマンなの???

いろんな葬送が古来からあるようですが・・・

その方は、そうすれば大好きな魚たちと大好きな川を泳いでいられるし、病気で運動神経を冒され釣りが出来なくなった・・・・のかな?だから、あの川で釣りをする自分に戻れる気がするし、釣り仲間に、自慢の釣り仲間だったって思い出して欲しいから、そおしてくれと・・・

で、遺族も故人の意思を尊重してそうしたと・・・。

その人は死後も、自分の思うように死んでいたいと・・・そうおもっていたのでしょうか?

聖人が魚たちに与えてくれと仰ったのとはずいぶん違うんです。

聖人は、当時、賀茂川に捨てられていく庶民?たちと同じように、

石、礫のごとき我ら・・・として生死するいのちを生ききられようとしておられたんじゃないかと・・・

それとも、この方も死と向かい合って、死を受け入れて歩もうとされた姿なのでしょうか?

う~~ん・・・。

青木 新門さんの「納棺夫日記」には、癌の転移を受け入れて「歩けるところまで歩いていこう」とされた方が紹介されてましたが。
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