アラフィフのキャンプ好き日記

文章は紡ぐもの(ライターの呟き)



知り合いのデザイナーさんからオファーを受けて、
丸ごと一冊、新創刊の地域に特化したフリーマガジンの仕事をしているのですが、
かなりタイトな進行で(そもそも取材先が決まるのが遅かった)、
はいこのデザイン上がり!はい書いて!
はい次上がり!はいこれ書いて!的な、かなりハイペースな進み方で作っているのですが、
合間合間に、聞いてなかった別ページでちょこちょこ、
「これ○○(私のこと)さんに書いてほしいんですけど」というのが、
ちょこちょこ、ちょこちょこ、やってくる。

書く専門の仕事が私ですから、それは書きます。
書きますけど、思うんですよね。

そんなにポンポン、書けるもんでもないんですよと。

ただの無機質な、何も考えずに書く文章でいいならば、さほど時間はかかりません。

でも、例えばお店の記事ならば、いかにそこに行ってみたくなるような文章、(色や匂いまで感じられるような)、
と当時に、イメージだけでなくて具体的な情報も織り交ぜつつ、なおかつ、取材を受けてくれた方の思いがちゃんと伝わるような文章を私は書きたいし、心がけています。

ある意味、糸を紡ぐように、言葉を紡ぎながら書いている、そんな思いでやってます。

なので、あまりにも急ピッチでそれなりの量をさばいていくと、
自分の中の言葉を紡ぐ泉が「枯れて」来るのを感じるのです。

そんなに簡単に、ライターだからポンポン書けるものでもないんです。
限られた短期間に有る程度の量までは対応できますが、決して「無限」ではない。

やっぱり、言葉は紡ぐもの、私はそう思います。

コメント一覧

カイルア
あんなさん
ごぶさたしまして!

共感していただいてありがとうございます。
繭の例えも素晴らしいですね。

すごいとおっしゃっていただいているこの仕事、年4回の季刊誌ですが、もしかすると次はやらないかもしれません(汗)

グループラインで、発行人の方々と24時間つながっているので、時間も曜日も関係なく、頻繁に修正やらお願いごとのラインが入り、時間的な拘束がはんぱない&すぐに対応しなければならない感が強く、その点がかなりきつい。。。

便利な時代ですが、便利すぎてストレスというか・・・。。。

まだ終わってないんですが、次はほんと、悩みます。。。

あんな
わかります!
お久しぶりです!
「文章は紡ぐもの」。うんうん、わかります! 執筆が続くのはうれしいけれど、なんか蚕が体の中の糸を出し切って、絹の質が低下するような、、そんな気持ちになることがあります。
そんなときは、のんびりと桑の葉をついばむ時間も必要ですよね。
ぼーっとしたり、本を読んだり、映画を見たり。

それにしても、丸ごと一冊ってスゴイですね。がんばってください~!

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