こだわりおやじの独り言

陰陽と五行とを理解すれば、自然界での出来事の総てが理解できる
哲学的な東洋医学はすばらしい

東医宝鑑を観る8

2017年03月15日 | 日記


東医宝鑑 内景篇(内科)
 胃

胃の形

胃は大蔵と言い、俗称肚(はら)とも言う。水穀三斗五升を受け入れる。
普通一日に二回便をすると二升半、一日五升を排泄し、七日だと三斗五升
の水穀が出るので、七日食べないと死んでしまう。

胃の位置
咽門から胃に至るまでの長さが一尺六寸だが、胃が心蔽骨と臍の
中間上下各四寸に位置している。
中脘も一穴が胃の膜で心蔽骨と臍の中間上下各四寸にあって、
背には胃兪が脊の第十二顦下両傍にある。

胃病の治療法
人体はただ水穀で生を維持させるものだが、大体、脾・胃は土に属して
水穀を納入してその根本とbなっている。
胃病の治療法は飲食を調節し、寒温を適切にして澄心息慮して徐々に
真気の回復を期さねばならなぬ。
胃が重いと平胃散をつかい、胃が弱いと胃功散・補中益気湯。
食欲がないときは養胃進食湯を使う。

平胃散   脾骨の不和と食欲不振の症は、心腹の張痛と嘔吐、悪心と噫気、
      呑酸と面黄、肌痩と怠惰、嗜臥、そして霍乱、五噎、八痞、膈気、
      反胃などの症状に効く。
   処方 蒼朮二銭、陳皮一銭四分、厚朴一銭、甘草六分、を剉作して薑三、棗二を
      入れて水で煎じて服用する。または粉末にして薑棗湯で二銭づつ点服する。

胃功散   脾胃が虚弱で食欲がなく、お腹が痛くなるときに効く。
   処方 人蔘・白朮・白茯苓・陳皮・甘草各一銭を一貼に剉作して、薑三、棗二を
      入れて水で煎じて服用する。

養胃進食湯 脾胃が弱く、食欲もなく顔色が黄色く痩せて来るなどの症状に使う。
   処方 蒼朮二銭、人蔘・白朮各一銭、陳皮・厚朴・白茯苓・甘草灸各七分、
      神麴炒・麦芽炒各五分、一貼に剉作して、薑三、棗二を入れて
      水で煎じて服用する。また蜜で梧子大に丸め毎二銭を米飲で調下する。

<単方二十七種>
石膏    胃熱をなくす、一両を水で煎じて服用する。
葛根    開胃・下食して酒毒を解かす。水で煎じて服用する。
人蔘    胃気を補強する。煎服・末服ともに良い。
白豆蔲   胃の冷えを治す。末にして水で煎じて服用するか、末服でも良い。
蒼朮    胃を強め、胃中のしめりを除去する。煎・丸・末服ともに良い。
白朮    補胃、服法は上記に同じ。
大豆    胃中の熱痺を除く、大豆黄巻が良い。煮・末服共に良い。
丁香    胃を温める。煮・末服共に良い。
縮砂    胃を温め水穀を良く小化させる。煎・末服共に良い。
乾薑    開胃する。煎じて服用する。
生薑    開胃に効く、煎じて服用する。
大麦    平胃、開胃する。飯または粥につくって常食すれば良い。
粳米    胃気を補う。白粥にしたのが良い。
稞米    胃を養う。粥が良い。
青梁米   胃痺を治す。
牛肚    胃の保健に良い。
羊肉    胃の補強に良い。
黄狗(イヌ)肉   胃の補強、腸胃を厚くする。煮て食べる。
黄雌鶏   胃の補強に良い。
鰤(ブリ)魚  胃気を補強する。蒸しても焼いても良い。
石首魚   常食すると良い。
辛     開胃、常食すると良い。
橘皮    開胃、茶をつくって飲む。
大棗    胃気を和らげる、常食すると良い。
乾柿    腸胃を丈夫にする。常食すると良い。
韮     胃中の熱を治す。常食する。


次回は小腸です
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