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本物のパートナーシップ?

2005年04月13日 | マニフェスト
 大阪市の公費乱脈の原因を突き止める調査委員長に、「世直しオンブズマン」の辻公雄弁護士が起用されました。 ▲世直しオンブズマン▲

 3月に「大阪市都市経営諮問会議」の座長であった本間正明大阪大大学院教授を一方的に批判して辞めさせた大平助役が、記者会見で「私が推薦した。調査のやり方も含めて全部任せる」と発表したことに対しては、あまりにもバランス感覚の悪さに疑問を持つところでもありますが、まぁ名誉挽回といきたいということなのでしょうね。 ▲改革途上の決別▲
 
 このことを伝える新聞記事を読んで、行政と市民のパートナーシップというのはこうした緊張関係も含めた概念だということがもっと定着すればなぁと思いました。
 これまでは、「市民と行政が対等の立場」で「それぞれの特性を活かしながら」という原則を掲げながらも、実際には暗黙のうちに不可侵条約的なものが結ばれているような感じのものが大半であったように思います。
 
 当会ですすめているローカルマニュフェストの検証作業(17日に勉強会開催)についても、行政運営や政策のありようを内部からも外部(市民)からも再構築していくものの一つとして位置づけられることを望みます。
 
 明日からは、著書「ローカル・マニフェストによる地方のガバナンス改革 ~自治体が変わる、地域も変わる~」(著者:UFJ総合研究所)を参考にしながら、ローカル・マニフェストの意義と役割について考えていきたいと思います。
 

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