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息子の次の科学論文のテーマ「免津構造」

2016-10-15 12:08:15 | 日記
息子とはよく討論します。そのため、我が家の風物でもあります。トマ・ぺキティー氏の論文をフランス原文で読破しています。彼曰く「彼のフランス語は、とても読みやすい」とのことでした。息子はAIを専攻し、将来はIT企業を起こすということが目標です。そのために、今、大学受験をしています。繰り返しますが文系の高3です。
その息子が「免津構造」を考えています。残念ながら実験装置はなく、それを証明できませんが、物理計算は出来るそうです。「津波」といえば巨大なエネルギーで、都市を壊滅し、数万の人々の命を奪い、数兆円の損害を出すといわれています。もし、それを減しられるなら、どんなにすばらしいことでしょうか。息子の話だと、人間わざではないということですが、見方を変えるともしかして、というはなしです。それは「津波自身の力を利用する」ということです。津波は、海底の崩落の力が、海面を押し上げ出来る現象です。波状に何回かの津波になって海岸を襲います。ですので、真っ向「打ち消す」なら、膨大な壁が必要となるのです。しかし、東日本大震災で、「スーパー堤防」が負けたことは、周知のことです。その東日本大震災に準ずるのが南海トラフ大地震といわれています。息子の言っていることをまとめてみます。
彼がポイントに上げているのは「加速度」と「渦」です。一定のベクトルを持つ津波に対し、ベクトルをそらすことが出来れば、その先にある都市だけでも助けることが出来る、という発想のようです。夢物語かもしれませんが、実際に可能な方法を見つけてあります。それが「気泡」です。海底から大きな気泡を発生すると、加速度で、巨大な力を蓄え、海面で盛り上がります。そこから津波状の波紋を人工的に発生させるというのです。これを彼は「アンチ津波」と呼んでいます。山火事の消化では、発生地点に対し、反対側から火をかけ、ぶつけて消すという方法が知られています。これをやろうというのです。大陸棚で浅いとはいえ、気泡の浮力は膨大になるはずです。やってくる津波に対し、こちらから津波を作ってぶつけるというのです。当然、最初から被害の出ない地点で起こします。そうでなくても数分で10メーター超級の津波が襲うのです。不謹慎とは思いません。その瞬間なので、時間差はありません。津波の力が伝わるのは、たかだか、水深数メートルです。かりに波の20メーターの高さが、5メーターに減じれば、多くの命が救われるでしょう。また、その際に、波動がぶつかり「攪拌」するはずです。もうそうなれば、渦が発生し、ベクトルはめちゃくちゃになります。それで十分です。めちゃくちゃにすれば、反響しあって、力が消耗します。
湾の入り口だけでも守ればいいのです。数回にわたるので、すぐに収まりませんが、津波に対するわなも、しばらく持つはずなので、2、3回分あればいいでしょう。
では、そんな空気を、どう海底に沈めるかです。これは、方法がいくつかあって、まず、地下道を湾入り口に何層か掘ります。世田谷区には巨大な貯水池があると聞いています。このイメージです。横は噴出し口を兼ねるとよいでしょう。数千億円の「スーパー堤防」や数兆円の損害を考えれば、可能でしょう。大きな津波は数回来ますので、何層かに分けます。あるポイントに一つ作ればいいのです。その瞬間、天井を爆破します。放出された空気は、今の気泡になって上昇し、そこに大量の水が落ちます。そこに津波が来るのです。「津波を落とす」という発想です。二重の仕掛けです。風呂場で洗面器に空気を入れ沈めた経験はおありでしょう。あれだけでも相当の力があります。攪拌し渦になってしまえば、打ち消しあうと思います。「相殺」のきっかけをつくるのです。ベクトルを回転力に代えれば、いくら強くなっても変わりません。全部円運動に変わります。
地震にびくともしない「耐震」から、ゆれを吸収する「免震」とかわりました。これを「免津」と呼んでいます。あと、方法として、からの潜水艦にして、沈めるという手です。加速度のついた気泡は巨大な力を海面にもたらします。人間の力を超えるでしょう。また、海岸の崩落を人工的におこすという方法などです。あくまで災害対策として考えているようで、私が聞く限りでは理があり、コントロール可能と見ています。室戸岬沖など、海岸から高さがあります。横からの衝撃で日本を守れるはずです。縦はつよいが、波紋じょうなので、津波は意外と横からは弱いと思います。まずは、論文にするため、物理計算をするようにいっています。
追記:あれから、具体的な方法を考えたそうです。鉄道トンネルの工法で「マルマライ」というトルコ地下鉄で使っている最新工法がそれです。トンネルをあらかじめ作って沈めます。つまり、安価で現実的な空気砲をつくるのです。作って沈めて破裂させる、それだけです。これを作っているのはなんと、日本の大成建設だそうです。
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