「光あるうち」
今回、就労を目指すデイケアメンバーが中心となり、就労に関する
情報を掲載した『咲く!サクッ!!新聞』を発行をすることになりま
した。僕達デイケアぶなの森のメンバーは皆同じ悩みを抱えていま
す、一つは病気の事、そして、また、就労の事です。大学を出た僕
でさえ、難しい就労ですが、ここのメンバーは様々な原因で、より
条件が困難な人々が多くいます。同じ仲間として、何とかそういう
悩みを解決できると良いのですがなかなか、問題の解決は難しいで
す、そういう事は、スタッフさんの仕事と僕達は考えがちですが、
結局メンバーの一人ひとりの心の持ち方が大切だと僕は考えます、
ですから、僕達は「チームぶなの森」と考えて、一緒に強い心を持
って、社会に望んで行こうではないかと提案します。僕達は決して
一人ぼっちではない、仲間です。それなのでお互い協力をしあい、
努力をして、困難を乗り越えて行こうではありませんか。僕達は、
障害者ですが、生活に健常者も障害者もありません、どちらにと
っても、重くそして大切なものです。その一日一日を守るには、や
はり社会の中で働く必要が、どちらにもあります。同じ人間として
社会の中で働くにおいて、私達は歩み寄らなくてはならないのでは
ありませんか。少しずつで良い、僕達、障害者の病状や現実を知る
事は、健常者の心の糧になりそして、豊かさにもなると思います。
「咲く!サクッ!!新聞」がこの隔たれた世界のその架け橋の一つ
になればと心からそう思います。それでは。 二村嘉一
上記の文章は、僕の通うデイケア施設で発行した、新聞の
僕の書いた文章のコラムです。実名が入っていますが、勇気のい
る行為かなとも思うかもしれませんが、このブログで慣れている
ので、大丈夫だと思っています。今回の記事は、入所したての
頃に書いたので、まだまだ、今の環境がどういう所か、分かって
いませんでしたが、今度の第二号は何を書くのか自分でも
まだ分かりません、でもまあ、このデイケア「ぶなの森」に通って
学んだ、いろいろな事を書けたら良いなとそう思っています。
いろいろな場所に置かせてもらっているので、見かけたら
手に取って読んでみて下さい、他の方も書かれていて
僕達の心のあり方が伝われば良いよなとそうも思っています。
この新聞は、メンバーとスタッフの努力と友情と愛情の
結晶なので、これからも、長い間続けて発行できたならと
考えていますが、責任重大なので、健康管理には気を
つけたいですね。それでは。
皆の見る花の形は同じでも一人ひとりの心の中で
God bless you !