2015年9月8日(火)
マリア様のお墓から王山を最重要として5日~6日の二日間の土曜日曜で岡山を探索してと計画しましたが、
週間天気予報では5日土曜日だけが確実な天気で、翌日は崩れる気配でしたから、前日の金曜日に阿吽山房(あうんさんぼう)さんへと行きました。
重要ポイントはマリア様のお墓でしたが、近隣に泊まれる宿は探しても探しても見当たりませんでした。
北の津山あたりか南の岡山市内に近い場所しかありません。
それが・・、PCのデスクトップに何かのかげんでピョンと飛び出したのが阿吽山房さんでした。
その地図情報を見ると、まさにマリア様の御山が見える場所にその宿は存在していました。
そしてその名も 「阿吽山房」。
この御方様から始まって、ここに眠ら(終わり)れました。 ・・と響いてきました。
もうイエス様の母君のお墓で間違いないという確信的な響きで伝わってきました。
早速電話して予約をしました。 そしてそのあと、国土地理院地図に宿からマリア様の御山、王山、二上山(両山寺)への角度を偏角補正した角度を書き入れました。
私のコンパスグラスでその角度がピッタリと示した場所こそがその山として照準をできるようにと。
その数値から響いてくるものは・・、 福来い! 福恋! でした。
・・・ 神戸の事務所を夕方5:30頃出発して、途中食事を済ませ宿に到着したのは夜8:30頃でした。
到着して車から降り立ったその場所は、真っ暗闇の世界。自然と目に飛び込んできたのは、満天に輝く星々でした。
遠く遠い日に見覚えがある光景に、宿までのわずかな距離にもその世界が蘇りました。
綺麗だ! ただただ・・綺麗! 宿に上げていただき、ビールを飲みながら話をしていくうちに、「こんなことありますぅ!?」と、それはそれは不思議な世界に入り込んでようでした。
武部さんももうビックリ仰天の世界でした。
武部さんには一切、ここの宿のことは到着するまで一切言ってませんでしたので、 宿の御主人が前日、武部さんもよ~~く知っている人と一日中会っていたという話になって、「そんなことありますかぁ・・」と。 そして私としては宿の女将さんが、日航のキャビンアテンダント時代に、ローマ法王が来日される時はいつもお世話係をされていたことや、 洗礼名は「マリアです」と言われるのですから・・、もう何が何やら・・・。
それはもう初対面でワイワイガヤガヤの夜でした。 真っ暗な世界に、そこ、阿吽山房だけが和らいだ明かりを遠くまで、星のごとく放っていたことでしょう。
時間も12:00近くになって、やっと星々の布団にくるまって、「おやすみなさ~~」と。 ・・と、思いきや、即 朝~~~! と言った感覚で目を覚ますと、窓の外には雲海。
7:30にお願いしていた朝食の前に、裏山へと武部さんに連れられて、雨でも降ったかのように夜露に濡れた草の上を踏みしめて登って行ったところに、 武部さんが石塔を見つけました。
さすがに武部さんです。
その石は、「愛宕大神」「地神」という二つの石塔で、愛宕大神の石塔の台座の一片はスパッ!とした面になっていて上の愛宕大神と彫られた石の面が向かう方向を見事に教えていました。
その方向をコンパスグラスで覗くと、見事に 福来い!の角度です。
愛宕はイエス様をお祀りしていると思っていた私でしたが、「愛宕大神」は、マリア様のことではないかと思った次第です。
そうに違いないでしょうこの石碑がそれを教えていますから。
でも・・、そこの石塔からフクコイの角度の方角には植林された木々がその先を覆い隠していましたので、見える方向へと場所を移動して行きました。
「どんな山だろうマリア様の御山は・・」と、思いがだんだんと高鳴っていきました。 コンパスグラスの角度がだんだんと近づきます。
そして・・、 その山頂点がコンパスグラスの中で重なりました。
「武部さん、あの山です! 在りました!!」と。
特徴がある山でもなんでもない山の風景でしたが、私には人知れず嫋やかで、でも悠然として周りの風景に和んでいるように観えました。
左側がマリア様の御山です。
お宿に帰って朝食を
朝食は和食と洋食が選べるとのことでした。 食後にコーヒーを飲んで・・・。
その間に、お昼のお弁当をお願いしました。
そしてさぁ出発と車の方へ行くと、なんと! 駐車場入り口に置かれた二つの石を見通した先にマリア様の御山が丁度見えました。
ご主人様が 「山の麓まで案内しましょう」と言うことになり、道中、山がよく見える場所で車と止めてもらうと、
そこで武部さんは又、石を見つけました。 それは献花台であり方位石でもありました。
間違いなく、先人達は大事な山であることを伝承してこられたのでしょうが、今、どれだけのことが言い伝えられているのか・・、知る由もありません。
・・・
そしてそして・・、いよいよ遠くに見えていたマリア様の山へと向かいました。
阿吽山房の御主人の先導で向かった先に・・・、とんでもないドラマが待っていようとは・・・。