長尾景虎の戯言

読んだり聞いたりして面白かった物語やお噺等についてや感じたこと等を、その折々の気分で口調を変えて語っています。

島田荘司著【御手洗潔と進々堂珈琲】

2017-08-26 00:19:56 | 本と雑誌

「京都の喫茶店『進々堂』で若き御手洗潔が語る物語」
進々堂、京都大学の裏に佇む老舗珈琲店に、世界一周の旅を終えた若き御手洗潔は、日々顔を出していた。
彼の噺を聞くため、予備校生のサトルは足繁く店に通う…。
西域と京都を結ぶ幻の桜。(追憶のカジュカル)
戦禍の空に消えた殺意。(戻り橋と彼岸花)
チンザノ・コークハイに秘められた記憶。(進々堂ブレンド1974)
軽度の脳性麻痺で学習障害があるギャリーは、その障害を乗り越え、重量挙げのチャンピオンを目指すが、彼の前に様々な壁が立ち塞がる。(ジェーフィールドの奇跡)
名探偵となる前夜、京大生時代の御手洗が語る悲哀と郷愁に満ちた四篇の物語。
『進々堂世界一周 追憶のカジュガル』改題。
この『追憶の…』を既に読んでいたが、文庫化されるにあたり改題されていたので、よく確認せず手に取ってしまった。
だから同じ小説を二度読むはめになってしまった。


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