長尾景虎の戯言

読んだり聞いたりして面白かった物語やお噺等についてや感じたこと等を、その折々の気分で口調を変えて語っています。

宮部みゆき著【荒神(こうじん)】

2017-05-15 17:54:55 | 本と雑誌

時代小説というよりは、ファンタジー時代噺といったところか。
東北小藩の山村が一夜にして壊滅する。
怪物はなぜ現れたのか?北の民はどう立ち向かうのか?
時は元禄、東北の山間の仁谷村が一夜にして壊滅状態となる。
隣合うニ藩の関ヶ原の合戦以来の因縁、奇異な風土病を巡る騒動…。
不穏さをはらむこの土地に“怪物”は現れた。
仁谷擁する香山藩では病みついた小姓・直弥や少年・簑吉らが、香山と反目する永津野藩では専横な藩主側近の弾正や、心優しきその妹・朱音らが山での凶事に巻き込まれていく。
礫も弓も鉄砲も、それに火さえつうじぬ、恐るべき怪物の正体とは?
交錯する北の人々は、それぞれの力を結集し、“災い”に立ち向かう!
山は飢え、怒っている…。
大魔神のような一大スペクタクル作品といえる。
ただ違うのは、大魔神は善の使者だが、この怪物は悪の塊である…。
結末は切なく哀しく美しい。
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4 コメント

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Unknown (神崎和幸)
2017-05-16 13:40:05
こんにちは。

自分も「荒神」読みましたよ。
朱音の優しさが素晴らしかったです。
そのうえ蓑吉が強くなっていく姿を印象深いと思いましたよ!

確かに一大スペクタクル作品ですよね。
コメント投稿ありがとうございます。 (長尾景虎)
2017-05-17 08:12:26
神崎和幸さん、コメント投稿ありがとうございます。
朱音のことを思うと、今でも胸が痛みます。
また新たに本を読めば、公開いたしますので、どうぞよろしくおねがいいたします。
Unknown (神崎和幸)
2017-05-17 21:49:19
はい、またお邪魔させていただきたいと思います!
神崎和幸さんへ (長尾景虎)
2017-05-18 08:58:25
大歓迎いたします♪

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