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矢倉を指すなら矢倉を捨てろなのか

2017-11-10 03:37:20 | 将棋

王将戦挑戦リーグより、先手:斎藤七段 後手:佐藤名人

矢倉スタートから、佐藤名人が7四歩と突き早くも変化を見せた局面で、このまま本矢倉に組むのかと観ていましたら・・・・・・・。

斎藤七段は、6六銀+7七角のフォーメーションで対抗は新研究なのだろうか。

やがて上の図に。

斎藤七段は、端桂からの活用で一筋に攻撃をロックオン!

佐藤名人は、早繰銀から飛車・角・銀・桂の攻撃態勢から7五歩と攻撃開始!

7筋~8筋と歩を突き捨てて、6五銀と佐藤名人は総攻撃を開始して来ました。

一見どう指しても先手陣は、総崩れになってしまいそうな局面になりました。

 

斎藤七段は、飛車を見切って角と交換から猛攻撃を開始して、攻め合いの局面がスタートしました。

ソフト推奨の後手先方から、人間が対抗策を編み出した感じの将棋でした。


木村九段の矢倉の本は、後手右四間と後手急戦棒銀の受け方から始まっていました。

右四間対策は、先手専守防衛みたいな駒組みになり、棒銀対策はゴキゲン中飛車みたいな形になります。

これを知らないと、矢倉を組んでも潰されてしまうので、矢倉の勉強の最初は、矢倉を捨てる事から始まる感じですね。



 


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