フォトログ〜kageでひとりごと

季節感やシーンを思い浮かべていただけるような写真を徒然なるままに綴りたく思います。

天上の桜〜春あけぼのの世に-

2012年05月20日 23時00分00秒 | その他

天上の桜〜春あけぼのの世に-


2012.4.18 兵庫県 竹田城址
Nikon F5、AF-S 24-70mm f2.8G ED / Velvia50 (ポジよりNikon COOLSCAN IV EDにてスキャン)


こんばんは。いつもご覧頂きありがとうございます(^_^)

と言う訳で前回の続きです。


日が昇ると目の前には一面の雲海-

朝もやはともかく、春にここまでの雲海が出るのはとても珍しい。
二年ぶりの念願かなった、ひと時でした。


撮影ポジションをどこに取るかずいぶん悩んだのですが平日とは言え、日の出が近づくとともに
観光客や遅刻カメラマンが登ってくる事を計算していたので、それらをうまく隠せる構図を選びました。

ベタな構図ですが、1度は撮っておきたい光景。

こんなにドキドキしながらシャッターを切るのは風景写真では久しぶりです。
珍しくこの日はフィルムを2本用意していたのですが、このシーンで1本使い切りました。



風も無く、桜の向こうには紫に染まった春の海。霞む遠景の山々-


「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少しあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。」

枕草子の、まさにその世界がこの現世に広がっていました。



(つづく)
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港町の春-

2012年04月14日 12時00分00秒 | その他

お疲れ?    



こんにちは。いつもご覧頂きありがとうございます(^_^)



3月はお仕事の撮影をする事が多かったのでプライベートの撮影は皆無で更新も出来ませんでした。

久しぶりにゆったりフィルムで撮りたいなぁ、と思い
リハビリの為、とある港町の、春を祝う祭りに出かけてみました。



持っていくのはフィルムカメラ2台と単焦点2本のみ。
AFのF5にはマイクロニッコール60mm。
MFのF3にはAi 105mm f2.5s。

ネガも3本だけ持って行きました。

F5には富士のリアラエースを装填していたのですが、現像から上がってきたネガをスキャンしてみると
綺麗な肌色が出ていました。

ニコンのデジタルカメラは肌色が黄色っぽく出るので、グラビア撮影やポートレートではキャノンが主流なのは事実です。
日本人はそもそも黄色人種なのですが、人の記憶色では「肌色=ほんのりピンク」とイメージしているのでしょう。

ニコンのデジタルで肌色をややピンクがかった健康的な肌色を出すには苦労します。
僕もWBのカラーバランスをB側に振ったり、ポートレートエンハンサーフィルターを使ったりしながら撮っていますがまだまだ不満です。

今回、リアラエースをはじめて使ったのですが、本当に肌色が健康的で綺麗で子どもや女性を撮る時には
積極的に使いたいと思えるネガフィルムでした。

ただリアラエースって、もう富士フィルムも生産終了していて店頭在庫だけなんですよねぇ・・・
もっと早く使っていればよかった。

店で見かけたら買い占めるようになりました。














はじめて訪れたのですが、女性の祭りとあって可愛い着物を来た女の子たちが
無邪気に遊んでいる光景を見ていると和みます。

子どもたちに話しかけながら撮っているととても楽しいです。

とは言っても相手は常に動いているので現像から上がってきたネガを見ると
MFの方はまぁ、ピントの外した写真の多い事(笑)

保険でもうちょっと絞っておけばよかった。

こちらはコダックのエクター100を使いました。
少し青っぽく発色するネガですが人物撮影もいけます。

現行品ですが、コダックがあんな状態なのでいつ生産終了になってもおかしくないのが現状です。




毎年、4月の第一日曜に開催されるこの春の祭り。
今年はまだ桜もつぼみの状態でしたが、また来たいと思います。


これを書いている時点では、まだ桜の写真を撮りにいけていません・・・(・Θ・;)


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(写真追加)

















午前中でネガ2本を使ってしまったので、予備で持っていたフジカラー100を使いました。
使用期限を二年も過ぎたものだったので、流石に色が赤かぶり気味でおかしい(汗)
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BELIEVE

2012年03月25日 00時00分00秒 | その他






こんにちは。いつもご覧頂きありがとうございます。
プライベートの撮影をする時間が無く、更新ができない今日この頃です。(^_^;)


というのも、3月は卒業シーズン。

たくさんの学校をかかえている写真館はどこも手が足りないので、助っ人で幼稚園や小学校の卒業式の撮影に走り回っていました。

アルバムの最後を締めくくるページづくりの写真です。

幼稚園の卒業式は、まだほのぼのとしているのですが、小学校の卒業式となると会場もシーンと、
厳粛なムードがただよっており、撮る側も身が引き締まる思いです。






今回、撮影を頼まれたのは、とある田舎の小学校の卒業式。
卒業生が11人しかいない学校でした。


撮影前に教室を訪ね、生徒たちに挨拶をするととても気持ちのよい挨拶と笑顔が帰ってき、
「全員が仲間」という意識がすぐに伝わってきました。

同時に先生の、生徒を想う気持ちもすぐに肌で感じとれました。



卒業生入場、卒業証書授与、校長式辞、在校生送辞、卒業生答辞などなど、式は進行していき、依頼されて
いるカットをつぎつぎと撮っていきます。





式も終盤となった時、卒業生ひとりひとりが小学校での思い出や将来の夢。
先生や友達や親への感謝の気持ちを述べていく時間がありました。

11人しかいない卒業生。
どの生徒もはっきりと、自分の言葉で、大きな声で、胸を張って、涙を流しながら-

望遠で撮っているこちら側は、生徒の瞳から涙がボロボロこぼれ落ちているのが見えているから
たまったものではありません。



「もらい泣きしてしまうではないか・・・」


撮ったあとで、写真そのものを見てホロッとくる事は何度がありましたが、写真を撮りながら泣いてしまうのは始めてでした。

そして卒業生11人で歌う、卒業の歌-


「BELIEVE」


小学校の卒業ソングとして定番らしいのですが、僕は知りませんでした。僕の時は「思い出がいっぱい」だったと思います。


わずか11人ですが、生徒たちの澄んだ、力強い歌声が広い体育館に響きます。


もうダメです。。僕も年なんでしょうか。。。
生徒たちや先生や親が泣くのはわかりますが、こちらも涙が止まりません。。。

何度もファインダーを拭きながら、生徒ひとりひとりが一生懸命歌っている姿を何とか写真におさめました。


それから教室に戻り、先生から生徒に贈る最後の言葉。生徒ひとりひとりから先生への花束のプレゼント。
式が終わったあとおもいおもいに校庭で遊ぶ様子。

などなどを撮り、仕事は終わりました。



撮影後に職員室を訪ねると、「めっちゃ泣いてましたよね。(苦笑)」と先生たちにひやかされてしまいました。


「すいません。つい。。(笑)」


みんないい生徒たちで、こちらが教えられた気持ちでした。

「ありがとう。」

これからもまっすぐに、素直に育っていって欲しいと思います。


ご卒業おめでとうございます。v(^_^)v
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