鍼灸如何に学ぶべきか~科学的鍼灸論の構築のために~

鍼灸の理論と術にかかわる初歩的・基本的な問題を中心に科学的=論理的に唯物論を把持して説(解)いて行きたい、と思います。

季節の変化にともなっての猿の体重の変化に学ぶ〜人間の体重の年間変動は如何にあるべきか〜

2016-11-05 22:03:19 | 覚え書
季節によって、人間の体重が如何に変化するか?また変化させるべきか?の考察。

卒業研究、「耳鍼による体重変化=耳鍼の効果の研究 」において、耳鍼を施した群=実験群、に対しての対照群=耳鍼を施さない群を設定することの必要性の理由は、端的には人間の体重というものは変化する。自然的要因、社会的要因、精神的要因によって変化することがある。ということに尽きる。

それゆえ、ある群に対して耳鍼を施して、体重が変化したとしてもその変化が如何に大きいとしても、その群に対しての対照群=耳鍼を施さない群を設定するのでなければそれが耳鍼の効果である。とは言えない。逆から言えば、耳鍼を施して体重変化が無かったとしても、耳鍼の効果があるとすることが出来る。筈である。

ここは今回の本題ではないのでこれ以上は改めて説くこととして、飽食の時代と言われるほどの食の過剰と運動の不足が通常である現代日本においては、人間の体重の変化の要因は、自然的要因よりも社会的、精神的要因が大きいと思われるのであるが、それはたかだかこの何十年間の話であって、 それ以前の日本人の体重の変化にとって自然的要因は大きなものであった。と思われる。

この自然的要因による人間の体重の変化は、人間以前である猿の季節による体重の変化を見ることで分かる。と思われる。

それとともに、人類の歴史はたかだか100万年であるのに対して、人類が猿類であった期間は5000万年(だったと思う。)であり、現在の人類の身体は四足哺乳類から猿類へと進化してほぼ完成されているのだから、そこのありかたを知って、その繰り返しを止揚して取り入れる必要がある。と思われる。

では、猿の季節による体重の変化は如何なるものか?といえば、自然の猿の季節による体重の変化は、食物の豊富な春と秋に増え夏と冬に減る。(その原因は、夏と冬に体重が減少するのは、冬は主に食べものの不足と寒さによって、夏は子育て、食べものの不足、加えて暑さによる消耗。)

その様な自然的な、季節による体重の変化を猿類の時代に無限と言えるほどに持っての、人類に進化してからも、おそらくはつい数十年くらい前までは持ち続けての、現在の我々日本人であるのだから、現代が如何に飽食と運動不足の時代である。としても、猿的な季節の変化に見あった形の体重の変化を持ってやることが、その生命の歴史の繰り返しが、本当の生活の整えである。のではと思う。

後は、先ずは自身を実験体として、と思う。




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