鍼灸如何に学ぶべきか~科学的鍼灸論の構築のために~

鍼灸の理論と術にかかわる初歩的・基本的な問題を中心に、科学的=論理的に唯物論を把持して説(解)いて行きたいと思います。

鍼灸学校初年度如何に学ぶべきか〜最初の一年間のなるべく早くになしておくべきこと〜

2017-04-19 22:18:49 | 鍼灸学校での学び・国試勉強・受験勉強
鍼灸学校での初年度のなるべく早くに学んでおくべき、と思えることを簡単に説いておきたい。

四月に入ってからブログの訪問者数が少しづつ増加して行き、この一週間ほどは、100台の半ばくらいの訪問者数が続いている。当初は更新回数の増加にともなってのものであると思っていたのだが、一向に減る気配が無いので他の理由もあるのではと考え、もしかしたら鍼灸学校に新入学の方の訪問もあるのかも知れない、と思えた。コメントをいただくことがほとんど無いので憶測でしかないのだが……。

この『鍼灸如何に学ぶべきか』も、三年間の鍼灸学校での学びを終えた時点でブログの全体を概観して、鍼灸如何に学ぶべきかを説くつもりではあるが、もしかしたら鍼灸学校新入学の方がおられるかもしれない、ということで「鍼灸学校初年度に学んでおくべきこと」を簡単にでも説いておきたいと思う。

理由は、3年生になってから大慌てとなっていってしまっている同級生が無いでは無いので、鍼灸学校新入学の方がそうならないようにの、「鍼灸学校初年度に学んでおくべきこと」を説く、である。

さて、「鍼灸学校初年度に学んでおくべきこと」は大きくは二つある。一つは、「東洋医学」(余裕があれば「経絡経穴」も)の全体像を描くということ。もう一つは、「西洋医学としての解剖・生理学」(余裕があれば本当の意味での「病理学」も)の全体像を描くということ、である。この両方ともに、まずはアバウトにで良いと思う。

一つめの「東洋医学」の学びのためには『図解入門 よくわかる黄帝内経絡の基本としくみ』(左合昌美著 秀和システム)が、二つめの「西洋医学としての解剖・生理学と病理学」の学びのためには、『育児の生理学』(瀬江千史著 現代社白鳳選書)と『ナースが視る人体』『ナースが視る病気』(ともに、薄井坦子著 講談社)がおすすめである。

以上の他にも、おすすめしたい書はいくつかあるが、例えば余裕があれば『看護の生理学(1〜3)』(薄井坦子 瀬江千史著 現代社白鳳選書)や『医学教育概論』(瀬江千史 本田克也他著 現代社白鳳選書)、『看護のための「いのちの歴史」の物語』(本田克也 加藤幸信 浅野昌充 神庭純子著 現代社白鳳選書)等々も……。

ともかくも、ゴールデンウィーク等を利用してなるべく早い時期に、「東洋医学」と「西洋医学(としての解剖・生理学と病理学)」の全体像をアバウトにでも描くことをなして、その全体像に日々の授業の中身を位置づけて学んでいくことが、3年間の学びを意義あるものとしてくれる道である、と思える。

そのような全体像を持つこと無しに、日々の授業に追われる日々を持って3年生になってしまうと、もう国試過去問に頼っての学び、過去問クイズと語呂合わせでの学びしか不可能、それしか残された道が無いという悲しい侘しい現実を持つことになってしまう可能性が大であるだろう、との思いからの老婆心ながらの本日のブログ記事である。鍼灸学校新入学の皆さんの(もしおられるとすればだが……)健闘を祈ります。
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
« 寝不足と手技療法術〜自身の... | トップ | 北朝鮮の核・ミサイルについ... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。