ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

リリース間隔が短過ぎる、3rdアルバム配信開始で「インフルエンサー」iTunesランクが大幅下落 [28May17]

2017-05-28 03:00:00 | 芸能

乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

(テレビ・ラジオ・イベント)

05月24日(水) [CDリリース] 3rdアルバム「生まれてから初めて見た夢」発売

05月28日(日) [CD特典] 17枚目第5回個別握手会 in 京都・京都パルスプラザ
05月28日(日) [TV_地デ] 17:00〜17:25 日本テレビ系『チカラウタ』に、生駒里奈が出演
05月28日(日) 23:30〜24:00 TBSチャンネル1『乃木坂46えいご(のぎえいご)♯18』に、川後陽菜、北野日奈子、能條愛未、和田まあやがレギュラー出演し、ゲストは井上小百合と斉藤優里。再放送は、7月1日(土)10:30〜11:00

05月29日(月) [TV_地デ] 25:56〜26:21 テレビ朝日『妄萌がーる。〜恋したい女子がみてるって噂〜』の4週連続放送初回に、秋元真夏が出演

05月30日(火) [イベント] 舞台『あさひなぐ』ライブビューイングと映画キャスト発表イベント

(演劇)

乃木坂メンバー8人が出演する舞台『あさひなぐ』
====================
05/20(土)〜05/31(水) 東京公演 in EXシアター六本木
06/02(金)〜06/05(月) 大阪公演 in 森ノ宮ピロティホール
06/09(金)〜06/11(日) 名古屋公演 in 愛知県芸術劇場大ホール
[出演メンバー] 生駒里奈、井上小百合、衛藤美彩、北野日奈子、齋藤飛鳥、新内眞衣、堀未央奈、若月佑美
[公式サイト] 舞台化・映画化『あさひなぐ』同時企画

生田絵梨花がコゼット役でトリプルキャスト出演するミュージカル『レ・ミゼラブル』
====================
05/21(日)〜05/24(水) プレビュー公演 in 帝国劇場
05/25(木)〜07/17(月) 東京公演 in 帝国劇場
08/01(火)〜08/26(土) 福岡公演 in 博多座
09/02(土)〜09/15(金) 大阪公演 in フェスティバルホール
09/25(月)〜10/16(月) 名古屋公演 in 中日劇場
[出演メンバー] 生田絵梨花
[公式サイト] ミュージカル『レ・ミゼラブル』


「ブックマーク」内にある次のリンクは、乃木坂のスケジュールを、過去分も含めて、まとめたものです。「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。

定期日程(@Nov16)
重要日程(Jan~Mar17)
重要日程(Oct~Dec16)
重要日程(Aug~Sep16)
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)



『MUSIC STATION』番組公式サイトの6月2日(金)「出演者ラインアップ」に、乃木坂46「スカイダイビング」と書かれていて、驚愕しました(笑)。

その日は、舞台『あさひなぐ』大阪公演初日で、開演は夜の7時です。

3時間近くに及ぶ芝居なので、終わるのは10時くらいになる筈で、Mステの放送時間と、モロに被っている。

舞台出演者8人は、全員が17th選抜メンバーで、しかも、齋藤飛鳥、堀未央奈、衛藤美彩はフロント、生駒里奈と若月佑美は2列目と、福神が5人入っています。

森ノ宮ピロティホールにて、芝居の真っ最中である8人を、六本木のスタジオから生放送されるMステに出演させるには、舞台を一時中断して、大阪と東京を中継で結ぶしかなく、無茶と無理の掛け算になってしまう(笑)。

録画VTRでパフォーマンスを流す方法はあるけど、海外の大物アーティストですら、スタジオでの生放送ライブなのだから、さすがに考えられません。

やはり、舞台組の8人は不参加にならざるを得ないと思います。


「スカイダイビング」に関しては、17th選抜が担当すると書かれているだけで、ステージにおけるフォーメーションは、まだ一般公開されていない。

そのため、センターやフロントが「インフルエンサー」と同じである必要はなく、ステージを作る際の自由度は大きい。

しかし、今後のライブや音楽番組において、舞台組8人が加わった、本来の17th選抜でパフォーマンスするつもりであれば、チーム総数を21人から大きく変えるのは、「イメージ」の一貫性から避けたいところです。


結局、参加可能な選抜13人に、代役8人を入れた21人が、現実的な選択肢じゃないでしょうか。

とすれば、その8人に誰が選ばれるかは重要なポイントで、アンダーから5人、3期から3人なんてケースも考えられます。

紅白歌合戦におけるステージのように、全員参加というのは難しいだろうから、来週の金曜は、メンバーにとって、心がざわつく日になるかもしれない。


「スカイダイビング」を、どういうメンバー構成でパフォーマンスするかに加え、もう一つ注目しているのは、番組において、生田絵梨花がどう扱われるかです。

6月2日(金)の『レ・ミゼラブル』は、いくちゃんの出番が午後1時からの昼公演のみと、Mステには十分間に合うスケジュールなので、間違いなく出演すると思います。

さらに、今週の「Mトピ」は、ミュージカル『レ・ミゼラブル』に、乃木坂46の生田絵梨花がコゼット役で出演していることを、幾つかのシーンを流しながら、ランキング4位の話題として紹介していました。

欅坂46がMステに初登場したとき、その前週回で、中学生センターとして、平手友梨奈を映像付きで紹介しており、こういった事前の「地ならし」は、よく行われることです。


乃木坂が出演する前週回に、『レミゼ』といくちゃんを、これほど大々的に取り上げている以上、番組が、乃木坂の出番において、生田絵梨花を中心に据える可能性がある。

こういった部分は、テレビ局側が、今の乃木坂をどう見ているのか、どこを評価しているのかを読み取る、貴重なヒントを与えてくれます。

一方、『レミゼ』側が生田絵梨花に期待しているのは、演技力、集客力に加えて、まさに、バラエティや音楽番組を通した宣伝力の筈で、次回のMステは、一つのハイライトになるかもしれません。


舞台『あさひなぐ』の8人が参加できない日に、17th選抜による「スカイダイビング」をMステ披露するとは、微塵も考えていませんでした。

地方公演がすべて終わった後、6月16日(金)のMステで「スカイダイビング」だろうと、密かに睨んでいたので(笑)、18th選抜の発表を6月18日(日)と予想していました。

ところが、中核メンバーを大勢欠いたまま、音楽番組でのステージパフォーマンスを、早期に強行するスケジュールを見ていると、運営が、3rdアルバムから18枚目への移行を急いでいるようにも感じます。


18枚目シングルの発売日程に関して、一つ気になるニュースが出ています。

Mr. Children が、7月26日(水)に、ニューシングル「himawari」をリリースするそうです。

7月26日(水)は、乃木坂18枚目発売日の「本命」候補ですが、ミスチルほど実績があり、固定ファンを多く持っているアーティストであれば、オリコンの順位にそれほどこだわらないかもしれない。

しかし、気になるのは、表題曲「himawari」が、7月28日(金)から全国ロードショーが始まる、映画『君の膵臓をたべたい』の主題歌であり、映画の製作と配信を東宝が手掛けていることです。


『あさひなぐ』の舞台化映画化は、乃木坂が東宝とコラボするプロジェクトであり、生田絵梨花が出演している『レ・ミゼラブル』、来年出演予定の『モーツァルト!』も、東宝による帝国劇場ミュージカル。

「himawari」のリリースが、東宝系映画『君の膵臓をたべたい』の宣伝の一環だとすれば、メディアが取り上げやすい「オリコン1位」は、違った風味を帯びてくる(笑)。

業界の事情に詳しくないので、関係者がこういった状況をどう考えるのか、見当が付かないけど、乃木坂18枚目を、「himawari」と重なるのを避けて発売する可能性は排除できません。


その場合、早めて7月19日(水)にするのか、遅くして8月2日(水)かは、難しいところです。

ただ、映画『あさひなぐ』の全国ロードショーは9月22日(金)スタートで、その主題歌が19枚目表題曲であるなら、「今、話したい誰かがいる」と同じように、8月終わりくらいには、歌を公開して、映画のキャンペーンを始めたい。

すると、8月2日(水)に18枚目をリリースし、それから1ヶ月もしないうちに、19枚目表題をお披露目して、次のシングルに進むわけで、さすがにタイト過ぎる。


従って、7月26日(水)を避けるのであれば、7月19日(水)の方が、その後の展開に、少し余裕を持たせることが出来ます。

17th選抜によるリード曲「スカイダイビング」を、舞台『あさひなぐ』の千秋楽を待たず、地方公演の真っ最中にMステ披露する流れを見ていると、3rdアルバムと18枚目シングルに「まき」のサインが出ているのかなと(笑)、考えたくなります。

一応、3rdアルバムと18枚目シングルのスケジュール表を載せておきます。

(表1) 3rdアルバム「生まれてから初めて見た夢」と18枚目シングルの個別握手会応募の予想される日程関係

凡例
応募の日付期間 : 3rdアルバムの応募次数18thシングルの予想される1次応募
『乃木坂工事中』の放送日 : a 18th選抜の予想される発表

# 大文字と小文字のアルファベットは、18th1次応募日と選抜発表日のそれぞれの予想案を区別する記号

05/11(木)12(金) : 03次 ←17th13次
05/18(木)19(金) : 04次 ←17th14次
05/24(水) : 3rdアルバム発売
05/25(木)26(金) : 05次 ←17th15次最終受付
05/28(日) : 乃木坂工事中「新軍団員勧誘プレゼン大会!」 (全仏テニス男子1回戦18:00〜)

06/01(木)02(金) : 06次 ←A 18th01次
06/02(金)『MUSIC STATION』で「スカイダイビング」を披露
06/04(日) : a 18th選抜発表 (全仏テニス男子4回戦18:00〜)

06/08(木)09(金) : 07次 ←B 18th01次
06/11(日) : b 18th選抜発表 (全仏テニス男子決勝22:00〜)

06/15(木)16(金) : 08次 ←C 18th01次
06/18(日) : c 18th選抜発表

06/22(木)23(金) : 09次 ←D 18th01次
06/25(日) : d 18th選抜発表

06/29(木)30(金) : 10次
07/01(土)02(日) : 真夏の全国ツアー2017 神宮2Days東京公演

(18枚目個別握手会の応募開始シミュレーション)

A 18th01次[06/01(木)02(金)] →(7次分算入)→18th発売[07/19(水)]
B 18th01次[06/08(木)09(金)] →(6次分算入)→18th発売[07/19(水)]

A 18th01次[06/01(木)02(金)] →(8次分算入)→18th発売[07/26(水)]
B 18th01次[06/08(木)09(金)] →(7次分算入)→18th発売[07/26(水)]
C 18th01次[06/15(木)16(金)] →(6次分算入)→18th発売[07/26(水)]

A 18th01次[06/01(木)02(金)] →(9次分算入)→18th発売[08/02(水)]
B 18th01次[06/08(木)09(金)] →(8次分算入)→18th発売[08/02(水)]
C 18th01次[06/15(木)16(金)] →(7次分算入)→18th発売[08/02(水)]
D 18th01次[06/22(木)23(金)] →(6次分算入)→18th発売[08/02(水)]


オリコン初動へ流し込む個別握手会セールスとして、いくら何でも6次応募分は確保したいので、上表の「応募開始シミュレーション」に挙げた日程が、現実的な範囲だと思います。

Mステで「スカイダイビング」を披露している最中に、18枚目個別握手会の1次応募というのは、忙しなさ過ぎるので、さすがに、6月8日、9日までは待つんじゃないかと思っています。

一方、選抜発表日の見通しは、全仏オープンテニスも絡んで、五里霧中、さっぱり見えてきませんが、今の感じだと、6月4日(日)深夜の『乃木坂工事中』に来ても、あまり驚きません。

それでも、まあ、6月11日(日)以降じゃないかと予想しているんですが(笑)。


3rdアルバムは、5月23日(火)深夜、おそらくは24日(水)午前零時に、iTunes Store などでの配信ダウンロードが始まりました。

まだ、3日間のデータしかありませんが、収録されている新曲について、トップソングにおける成績を紹介しておきます。

(表2) iTunes Store トップソングにおける、乃木坂2nd、3rdアルバムに収録された新曲の配信全期間に渡る順位帯分布

凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] (200位以内にランクインした日数 / 配信日数; 確認できた最高順位) 曲名

# 上記 A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯にランクインした日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
# ランクイン日数のより長い方を上に、同じであれば、最高順位がより高い方を上に載せている
#「*」はリード曲

「生まれてから初めて見た夢」Complete Edition 収録曲
0-0-2-1-0 / 0-0-0 [0] (3/3日; 21位) 硬い殻のように抱きしめたい
0-0-1-2-0 / 0-0-0 [0] (3/3日; 25位) スカイダイビング*
0-0-0-1-1 / 1-0-0 [0] (3/3日; 40位) Rewindあの日
0-0-0-0-1 / 2-0-0 [0] (3/3日; 41位) 忘却と美学
0-0-0-0-1 / 2-0-0 [0] (3/3日; 43位) 流星ディスコティック
0-0-0-0-1 / 2-0-0 [0] (3/3日; 50位) 設定温度
0-0-0-0-0 / 3-0-0 [0] (3/3日; 54位) 醜い私
0-0-0-0-0 / 2-1-0 [0] (3/3日; 58位) ワタボコリ
0-0-0-0-0 / 2-1-0 [0] (3/3日; 59位) 満月が消えた
0-0-0-0-0 / 2-1-0 [0] (3/3日; 60位) 思い出ファースト
0-0-0-0-0 / 2-1-0 [0] (3/3日; 62位) ごめんね、スムージー
0-0-0-0-0 / 2-0-1 [0] (3/3日; 69位) 君が扇いでくれた

(参考)
MONDO GROSSO「何度でも新しく生まれる」収録
0-0-0-0-1 / 2-1-2 [2] (6/8日; 42位) 惑星タントラ

「それぞれの椅子」Special Edition 収録曲
0-0-1-3-3 / 21-22-17 [300] (67/367日; 26位) きっかけ*
0-0-1-0-1 / 2-3-0 [360] (7/367日; 30位) 低体温のキス
0-0-0-1-1 / 2-3-0 [360] (7/367日; 31位) 光合成希望
0-0-0-1-1 / 1-3-1 [360] (7/367日; 36位) Threefold choice
0-0-0-0-1 / 2-2-1 [361] (6/367日; 43位) かき氷の片想い
0-0-0-0-1 / 1-2-2 [361] (6/367日; 48位) 失恋したら、顔を洗え!
0-0-0-0-1 / 2-1-1 [362] (5/367日; 49位) 空気感
0-0-0-0-0 / 2-2-1 [362] (5/367日; 55位) 口約束
0-0-0-0-0 / 2-2-1 [362] (5/367日; 57位) 環状六号線
0-0-0-0-0 / 1-2-0 [364] (3/367日; 69位) 太陽に口説かれて
0-0-0-0-0 / 1-1-0 [365] (2/367日; 93位) 欲望のリインカーネーション


3rdアルバム「生まれてから初めて見た夢」は、新曲を12曲収録しており、配信3日目までに、6曲が50位以内に入っています。

昨年の同じ時期にリリースされた2ndアルバム「それぞれの椅子」は、新曲が11曲で、7曲が50位以内にランクインしたので、上位への食い込みはほぼ互角じゃないでしょうか。

各曲が200位以内へのランクイン日数を、どこまで伸ばせるか、前作より粘り強いかは、今後の展開を見ないと、まだ判断出来ません。


2ndアルバムはリード曲「きっかけ」が、67日という長期のランクインを果たしていて、「スカイダイビング」が、これを越えられるかどうかが、3rdの人気を見極める、一つの手掛かりになる。

「きっかけ」は、音楽番組での披露はほとんどなかったものの、Mr. Children の桜井和寿さんが評価してくれて、自身、ライブで歌って下さったことがあります。

また、『乃木坂46時間TV』で、メンバーによる黒板アートを盛り込んだ印象的なMVが流され、後に、フルバージョンをYouTubeで公開するなど、予期せぬ出来事を含めて、幾つか、効果的な楽曲プロモーションが行われました。

「スカイダイビング」は、Mステ披露という、願ってもないスタートを切れるので、その成果をどう生かしていくかが、ポイントだと思います。

もし、選抜メンバーが超多忙で、今後、音楽番組への出演が思うに任せないのであれば、やはりMVを作って公開した方が良いんじゃないでしょうか。


ちなみに、上表に「参考」として載せた「惑星タントラ」は、6月7日(水)に発売される、MONDO GROSSO のアルバム「何度でも新しく生まれる」に収録された、齋藤飛鳥のソロ曲で、他の曲に先駆けて、iTunes Store で先行配信されています。

「硬い殻のように抱きしめたい」が、やはりあしゅのソロ曲で、近い時期に配信が始まったので、比較のため示しておきました。

「何度でも新しく生まれる」は、大沢伸一氏による14年ぶりのアルバムで、収録全曲の配信はまだ始まっていないので、発売日以降に、「惑星タントラ」が、再び、ランクインする可能性があります。

同じ齋藤飛鳥のソロ曲が、アイドルとアーティストという二つの異なる文脈の中で、それぞれ、どのようなセールスを見せるかは、興味深いテーマだと思います。


「生まれてから初めて見た夢」の収録曲は、前作アルバム並みのスタートを切っていますが、17枚目表題曲「インフルエンサー」と、欅坂4枚目表題曲「不協和音」に、異変が起こっています。

(表3) iTunes Store トップソングにおける「不協和音」と「インフルエンサー」の日付で揃えた順位帯及び順位の推移比較

凡例
2017年最初の月曜から日曜を「1番週」とて対象週を表したもの 対象週の期間
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] : 配信日を含む月曜〜日曜まとまりの1週を「01W」として対象週を表したもの
===== 対象週の日単位変化 =====
対象日の順位 : 日付

# 上記 A〜H と Z は、対象週において、それぞれ以下の順位帯にランクインした日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
# 色付きのデータは、青色が不協和音赤色がインフルエンサー
#「インフルエンサー」の日単位変化では、順位に加えて、順位帯表を載せている

19番週 05/08(月)14(日)
0-0-0-0-1 / 6-0-0 [0] : 06W 不協和音
0-0-0-0-0 / 4-3-0 [0] : 09W インフルエンサー
========== 19番週の日単位変化 ==========
048位078位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] : 05/08(月)「バイトル」新CM
067位094位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] : 05/09(火)
089位111位 0-0-0-0-0 / 0-1-0 [0] : 05/10(水)
072位101位 0-0-0-0-0 / 0-1-0 [0] : 05/11(木)
077位102位 0-0-0-0-0 / 0-1-0 [0] : 05/12(金)
073位083位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] : 05/13(土)
079位069位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] : 05/14(日)← 乃木坂上位へ

20番週 05/15(月)21(日)
0-0-0-0-0 / 7-0-0 [0] : 07W 不協和音
0-0-0-0-0 / 7-0-0 [0] : 10W インフルエンサー
========== 20番週の日単位変化 ==========
073位065位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] : 05/15(月)
094位080位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] : 05/16(火)
099位085位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] : 05/17(水)
092位078位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] : 05/18(木)
091位079位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] : 05/19(金)
075位058位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] : 05/20(土)
064位051位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] : 05/21(日)

21番週 05/22(月)28(日)
0-0-0-0-0 / 2-3-0 [0] : 08W 不協和音
0-0-0-0-1 / 1-3-0 [0] : 11W インフルエンサー
========== 21番週の日単位変化 ==========
067位050位 0-0-0-0-1 / 0-0-0 [0] : 05/22(月)
111位090位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] : 05/23(火)← 3rdAb配信開始
125位109位 0-0-0-0-0 / 0-1-0 [0] : 05/24(水)
108位107位 0-0-0-0-0 / 0-1-0 [0] : 05/25(木)
100位111位 0-0-0-0-0 / 0-1-0 [0] : 05/26(金)← 欅坂上位へ


上表は、ここ3週間分のトップソング推移です。

配信08Wまで、順位下降の流れが止まらなかった「インフルエンサー」は、2017年19番週、配信09Wに当たる週の後半、上昇の気配が見えてきます。

「インフルエンサー」が流れる中、乃木坂メンバーが出演する「バイトル」新CMの放送が、5月8日(月)から始まり、その効果が出てきた可能性がある。

そして、5月14日(日)、初めて「不協和音」より高い順位に入り、その後、20番週、配信10Wにおいて、乃木坂の優勢をキープします。


トップソング順位の反転上昇こそが、長期ランクインの必須条件で、21番週、配信11W初日である5月22日(月)に、久しぶりに50位圏内復帰を果たした「インフルエンサー」は、いよいよヒットの兆候が出てきた感があった。

ところが、5月23日(火)深夜、3rdアルバム収録曲の配信が始まると、一気に、90位まで順位が下がり、その後も100位を割り込むまでに下がっています。

新曲の配信が始まる火曜日は、もともと既存曲の順位が落ちる傾向があるけど、乃木坂のアルバム投入で、本来なら、グループへの関心が高まり、過去表題曲の順位が上昇しておかしくない状況で、大きく下がってしまった。


興味深いのは、「インフルエンサー」が順位を落とした5月23日(火)、「不協和音」も、前日の67位から111位まで、急降下している。

これは、乃木坂と欅坂の同時期にリリースしたダンス系ナンバーが、配信セールスにおいて連動している可能性を示すもので、片方の人気が上下すると、もう一方も、その影響を受けて上下しているように見える。

確かに、「インフルエンサー」のMVを再生すると、「不協和音」MVが関連動画として提示され、二つの楽曲をセットとして捉える人が出てきても不思議ではない。

その「セット感」が、配信ダウンロードにも反映され、2曲を一緒に購入するケースが、結構、多いのかもしれません。


5月23日(火)を境に、「インフルエンサー」は大きく順位を落とし、3rdアルバムの投入が、よやく起こり始めた上昇気流を、吹き飛ばしてしまった感がある。

17枚目を3月22日(水)にリリースして、音楽番組でのパフォーマンス披露が、飛び飛びの間隔で5回ほどと、従来と比べて脆弱な中、その表題曲を収録した3rdアルバムを、5月24日(水)に発売するのは、さすがに間隔が短過ぎます。

しかも、「インフルエンサー」を使った「バイトル」CMが流れ始めたのは、5月8日(月)で、これから楽曲への注目が盛り上がろうかという時期に、ニューアルバムを出し、リード曲「スカイダイビング」をMステで披露して、新曲キャンペーンを仕掛けようとしている。

本来なら、まさに今こそ、「インフルエンサー」のテレビ披露を畳み掛けるタイミングだと思います。

2ndアルバムもそうでしたが、春シングルと夏シングルの狭い間隙に、無理無理、ねじ込むようにアルバムを入れるのは、楽曲への丁寧なプロモーションを不可能にし、結局、表題曲もリード曲も、どちらも中途半端な人気で終わらせる危険がある。


今の乃木坂であれば、特典を付ければ、CDの売り上げは稼げるので、多数の楽曲を収録した複数枚構成のアルバムを、年3枚のシングルに追加して、リリースしているのだと思いますが、まさに、円盤をたくさん売るために、新曲キャンペーンが不十分となり、楽曲が売れにくくなっている状況が発生していて、乃木坂をヒットから遠ざけてしまっている。

また、今年は、全国ツアー、シングル握手会、アルバム特典イベントと同時に、舞台に出演しなければならないメンバーがいて、過剰な負担から、体調を損ねる人が続出するんじゃないかと、非常に心配しています。

アルバムを出すのであれば、シングルを1回休むくらいの期間を確保して、きちんとMVを作り、リード曲のキャンペーンをじっくり行うべきじゃないでしょうか。

年3枚のシングルを維持しながら、年1枚のアルバムというのは、メンバーへの過剰負担、楽曲キャンペーンの中途半端さを考えると、デメリットが多過ぎるハイペースで、最近では、そこに舞台や映画が絡んでくるので、トップメンバーは、もう滅茶苦茶な、正気の沙汰ではないスケジュールになりつつある。


折角上がりつつあった「インフルエンサー」のトップソング順位が下降するのを見ていると、こういう手法では、どんなに良い曲を出しても、ヒットには結びつかないという、虚しさを感じます。

「不協和音」の方は、さすがに、3rdアルバム出現の影響が、「インフルエンサー」より小さいようで、5月26日(金)、トップソングの順位で、約2週間ぶりに、欅坂が乃木坂を再逆転しています。

せめて「スカイダイビング」を、分厚くプロモーションして欲しいのだけど、冒頭に書いたように、Mステの初披露は、選抜8人が不参加になりそうで、MVはなく、さらに、19枚目を睨んだ、18枚目の日程スタートが目前に迫っていて、ファンが聴き込んで味わう間もなく、終わってしまいそうです。


3rdアルバムに関しては、シングルとの間隔が狭過ぎることだけでなく、配信パッケージの種類にも、疑問を感じます。

(表4)「生まれてから初めて見た夢」の iTunes Store における配信パッケージ

凡例
収録曲数 (シングル表題曲の数+シングルカップリング曲の数+新曲の数) パケージダウンロードの値段(1曲に換算した値段) : パッケージ名

#「シングル表題曲の数」は、すべてのタイプで、「裸足でSummer」「サヨナラの意味」「インフルエンサー」の3曲
#「新曲の数」で、例えば「新L1C11」は、リード曲「スカイダイビング」とその他の11曲が収録されていることを示す

33曲 (表題3+CW18+新L1C11) ¥3000 (91円/曲) : Complete Edition
15曲 (表題3+CW8+新L1C3) ¥2100 (140円/曲) : 初回生産限定盤
14曲 (表題3+CW8+新L1C2) ¥2100 (150円/曲) : 初回仕様限定盤 (通常)
14曲 (表題3+CW7+新L1C3) ¥2100 (150円/曲) : 初回仕様限定盤 (TypeA)
14曲 (表題3+CW7+新L1C3) ¥2100 (150円/曲) : 初回仕様限定盤 (TypeB)


「Complete Edition」にプラスして、CDとまったく同じ4タイプをアップロードしていて、計5タイプが存在しています。

「インフルエンサー」は、すべてのタイプに収録されているので、シングルの「Special Edition」以外に、なんと5個の配信源が新たに登場したことになる。

とくに、「Complete Edition」の一括ダウンロードは、1曲250円のバラ売りで新曲12曲をすべて購入するのと同じ価格設定なので、表題3曲とカップリング18曲が、おまけとして、タダで手に入る感覚です(笑)。

非常にお得なんだけど、「インフルエンサー」が50位圏内に復帰して、さらに上位を狙おうかという時に、こういうパッケージを投入するのは、戦略として理解出来ないものがある。


3rdアルバム収録の「インフルエンサー」は、「Complete Edition」の配信源を含め、トップソング200位以内に1曲も入っていないので、どこまで「Special Edition」の順位に影響しているのか分かりません。

しかし、トップソングの順位は、上位であれば、それ自体が大きな宣伝効果を発揮するもので、配信源は出来るだけ絞った方が良い。

それが分かっているから、乃木坂と欅坂は、AKB48Gと異なり、シングル収録曲を「Special Edition」にまとめ、1st、2ndアルバムも、そういう形のパッケージにしてきたのだと思います。


3rdアルバムの配信用パッケージは、シングル表題曲だけでなく、新曲に関しても、リード曲「スカイダイビング」は5つ、他の曲は2つと、同一曲の配信源を無闇に増やしている。

ここまで複雑になると、買い易さも損なわれるので、一体、誰に何のメリットがあるのか、首を傾げたくなります。

シングルとアルバムのリリース時期が近過ぎることが最大の問題だけど、今回は、これまでスマートだった筈の配信形式にも疑問を感じさせるものがあって、今、乃木坂に何が起こっているのか、考えるのが怖いです(笑)。


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