書くことがないから、犬の話(祖母宅にて)。
机を前に膝をついて、なにやら手紙を書いていると、
(図のようにです、はい)
ストーブのぽかぽか陽気につられて、
祖母の相棒、ヨーキー(♂・1歳・ヨークシャテリア)が
私の足元に擦り寄ってきた。
いつもは私の膝のあたりに座るのだけど、
こんな体制だから、座れっこない。
彼は自身の定位置を探して、
私のふくらはぎの上を踏みつけながら、右往左往している。
『お~い、君!ストーブの前で寝ればいいじゃない』
と、言ってみるが、
人間の言葉を理解するほどの頭はなく、
今度は前足で私に【ガリガリ】と爪とぎのしぐさをしてきた。
『ねだるな!甘えん坊め!』
可愛い目線を送られても、
素知らぬ振りと心に決め、
もくもくとペンを進める私。
だが、彼もなかなか諦めず、
ガリガリを止めたかと思えば、
ふとももを容赦なく踏んでは擦り寄ってくる。
ガリガリ。
ふみふみ。
ガリガリ。
ふみふみ。
いまいちな組み合わせの擬態語が並んだ所で、
ようやく彼は、大人しくなった。
やっと落ち着いたみたい。
静かであたたかい時間だ…。
でも、
でも、
なんか、
ちょっと。
重たくないか?
そ~っと振り返ると、
ヨーキーは、
私のふくらはぎの上に乗り、
睡眠に入った。
おしまい。
注:この状況がいかに奇妙かは、身体でシュミレートするとわかりやすいですよ。
【N'sあおい、の事は、全然関係なかったね。スマソ】
机を前に膝をついて、なにやら手紙を書いていると、
(図のようにです、はい)
ストーブのぽかぽか陽気につられて、
祖母の相棒、ヨーキー(♂・1歳・ヨークシャテリア)が
私の足元に擦り寄ってきた。
いつもは私の膝のあたりに座るのだけど、
こんな体制だから、座れっこない。
彼は自身の定位置を探して、
私のふくらはぎの上を踏みつけながら、右往左往している。
『お~い、君!ストーブの前で寝ればいいじゃない』
と、言ってみるが、
人間の言葉を理解するほどの頭はなく、
今度は前足で私に【ガリガリ】と爪とぎのしぐさをしてきた。
『ねだるな!甘えん坊め!』
可愛い目線を送られても、
素知らぬ振りと心に決め、
もくもくとペンを進める私。
だが、彼もなかなか諦めず、
ガリガリを止めたかと思えば、
ふとももを容赦なく踏んでは擦り寄ってくる。
ガリガリ。
ふみふみ。
ガリガリ。
ふみふみ。
いまいちな組み合わせの擬態語が並んだ所で、
ようやく彼は、大人しくなった。
やっと落ち着いたみたい。
静かであたたかい時間だ…。
でも、
でも、
なんか、
ちょっと。
重たくないか?
そ~っと振り返ると、
ヨーキーは、
私のふくらはぎの上に乗り、
睡眠に入った。
おしまい。
注:この状況がいかに奇妙かは、身体でシュミレートするとわかりやすいですよ。
【N'sあおい、の事は、全然関係なかったね。スマソ】