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いつまた、君と 何日君再来

2017-06-28 | 2017日本語映画評


「いつまた、君と 何日君再来」  深川栄洋監督  ☓☓

 俳優の向井理が自身の祖母の手記を脚本家の山本むつみに頼んで映画化しました。
 戦中から戦後にかけての激動期を生きた家族の物語です。
 朋子(尾野真千子)は「これから南京で一旗揚げる」という吾郎(向井理)と結婚し中国へ渡ります。しかし、敗戦を迎え上海から朋子の実家を頼って引き上げてきます。歓迎されるはずの実家には畑もなく開墾することから始めなければなりませんでした。絵を描くことが得意な吾郎は事務仕事ならともかく肉体労働は馴染めず、二人の子どもを連れて実家を離れます。しかしながら、貧乏な生活はどこへ行っても続くのでした。
 一言で言ってしまえば「甲斐性なしの夫を持った妻の苦労話」です。甲斐性がないだけでなく不運と過去のトラウマを抱え精神的にも肉体的にも弱さのある夫に明るく連れ添った妻、と言う構図はこの時代には多くの家庭の姿でもあったのではないでしょうか。
 タイトルは当時ヒットした歌のタイトルです。なお、今作でも女優の高畑充希がエンディングテーマとして歌っていますが、聞かせてくれてます。
 タバコは、朋子の父親イッセー尾形が喫煙(☓)。吾郎がかかる医師も診察室で喫煙しながら病状を説明していました(☓)。確かの当時はそういう時代だったのでしょうが、タバコを登場させることに何か意味はあったのでしょうか。

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