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毎日新聞が「不破哲三とマルクス」に注目・・・岩見隆夫「近聞達見」

2009-06-13 17:13:29 | 不破哲三

Photo_4 ■6月13日の毎日新聞の朝刊コラム「近聞達見」で政治評論家の岩見隆夫氏が「不破哲三とマルクス」を論じている。

▼タフな筆力に驚く。共産党の書記局長、委員長、議長を通算36年間もつとめた不破哲三(党付属社会科学研究所長)がまた1冊本を出した。「マルクスは生きている」(平凡社新書)である。不破のように、政務、党務のかたわら著書を大量に書き続けた政治家はほかにいない。 さて、新書である。マルクスは21世紀の現代にどう生きているのか。

■おそらく、21世紀は、これからの歴史の進展で、資本主義を維持し続けようとする流れと、社会主義をめざす流れと、どちらが人類的、地球的な課題により的確にこたえうるかをめぐって競争しあう世紀という性格をさらに強める。人類社会の長い歴史のなかで、マルクス流にいえば、「前史」から「本史」への転換の過程で一つの役割を担った世紀として記録されるのではないか。私たちはいまそういう時代に生きている。(「マルクスは生きている」より)

▼100年に1度と言われる経済危機が打開のルールもなく、出口が見えないまま続いている国際社会と日本の現状を見ると、不破の指摘も迫力を帯びてくる。・・不破、79歳、さらなるご健筆を。・・・・