退院してから一日経って・・・
やっと実感が沸いてきました。
今日は、ちょっと無理して出掛けてしまい、階段で転んでしまいました
左足がガクっとなったのでとっさに尻餅ついてました。
焦っちゃいけないのに・・・
無理しちゃいけないのに・・・
自分を戒め中です
入院中は暇だったので簡単な日記をつけていました。(かなり汚い字で今見るとびっくりですが)
それをまとめてブログに記録として残そうかなと思います。
ちょっとリアルな話になりますので、苦手な方はご注意を・・・
30日(木)手術当日
前日の21時から飲食禁止だったから、起きたらすごく喉が渇いた。
朝9時から術前点滴。
11時過ぎくらいに主治医の先生の診察。
そこで脚の写真やビデオを撮られることに。(私の場合、弾発股としては珍しいので多分研究とかに使われるのかな)
私はパンツいっちょでも別に良かったんだけど、先生に「それはちょっと・・・」と言われて
レオタードを着ることになりました。(前日に水着がレオタード持ってきてと言われたんです)
久しぶりにレオタード着るのが手術の日とはね・・・
何回も弾発を繰り返したのでそこでもうぐったり。
手術衣に着替えて、13時10分くらいにストレッチャーで手術室に運ばれる。
TVで見るのと同じ光景だった。
もう後戻りはできないなと思った。
手術室に入ったら、クラシック音楽が流れていて、
なんとそれはバッハの『G線上のアリア』だった
最後に踊った曲がこんな時に流れるとは・・・
演出みたい。
涙出るからやめて~って感じでした
手術台に移され、横になって背骨を突き出すように丸くなって腰椎麻酔を注射。
背骨にビクンと激痛が走る。
1回痛いだけなのかと思ったら、薬を入れるので何度も痛かった。
もうそこで半泣き状態。
だんだん麻酔が効いてきて、足の指が動かせなくなった。
でも、足を触られたりする感覚はあって、切られたら痛いんじゃないかと心配になった。
麻酔が完全に効くまで30分くらい。
やっと手術が始まった。(横向きの体勢で手術をしました。)
意識はあるので、電気メスの音、カチャカチャという音、先生の話し声が聞こえてくる。
怖くなって音楽を聴くことにした
自分で用意したCD。
それを聴いてたらまた涙が溢れてきて。
横向いてるから涙が横に流れた。
しばらくしたら、ハンマー(?)で骨を叩かれている音がしたので、
「え?何で骨叩いてるの?」とびっくりした。
麻酔をしているとはいえ、骨を叩かれている感じもわかるんですよね。
16時くらいに手術は終わった。
最後、もう麻酔が切れかけていたのか、自分が縫われている感触もあって。
針がチクッとする感覚がわかるんですよ
私の目の前にレントゲンをとめる壁みたいなもの(光っているやつ)があって、そこには自分のレントゲンがとめてあったのですが、手術の最後の方でそのレントゲンが外されたら、
光の加減で、自分の縫われている姿が映っていて
「うわ~縫われてる~」と思わず目が離せなくなりました。(変に冷静なやつ)
そう、手術の間中、気を失うこともなく意識はあったのです。
手術が終わり、部屋に戻って、心電図の機械とか色々つけられました。
看護婦さんが何人も出入りしてましたね。
手術の間、待機していた母が部屋に入ってきました。
その後、主治医の先生が入ってきて、手術の経過を母に話していました。
骨も削った・・・と聞いて、びっくりしました。(そんなこと手術前は言ってなかったから)
大転子の先が尖っていたので削ったそうです。
だから骨を叩いていたのか
その頃、もう麻酔が切れてきてて、切られたところにすごい痛みが。
私が「痛い痛い」と唸っているのに、母は先生の話を聞いて気分が悪くなってしまったらしく、立っていられなくて私の横で椅子に座っていました。
母は、前も同じようなことがあって(笑)
私が小学生の時、足にガングリオンができて病院に行って注射で透明のゼリー状の腫瘍を抜いたんですよ。
その後、待合室に座っていたらいきなり倒れちゃって。
「お母さん!お母さん!」と私は大慌て
死んじゃったのかと思ったら、気を失ってただけでした
お医者さんに笑われましたねーあの時は。
母は自分のことならどんなことがあろうと平気なのに、娘や他人のこととなるとどうも弱いみたいです。
話が飛びましたが、
今思うと笑える話だなぁと・・・つい書いてしまいました。
私は、痛みをずっと我慢してたのですが、我慢してたら痛すぎてわんわん泣いちゃって・・・
看護婦さんに言って、座薬を入れてもらいました。
その後しばらく落ち着いてたんですけど、仰向けのまま体勢が変えられなかったので腰とかお尻のあたりが痛くて痛くて。
22時過ぎにまた痛み止めの注射を打ってもらいました。
それがまた痛かった。
筋肉注射だから肩に打つんですよ。
ビリビリっと痺れる感じで。
まだそのあたりを触ると痛いです。
・・・そんな感じで
手術~手術後はほんと凄まじかったです。
なんか『痛い』しか書いてませんが
まだまだ続きます
(え?)