kaeruのつぶやき

日々のつぶやきにお付き合い下さい

「3・11」から蘇った着物

2017-02-15 22:38:46 | 葉山そして人

  15日、小母さんの月命日です、小父さん宅に伺いました。

  先日電話で小父さんの妹さんお二人が来ているとの連絡を貰っていましたので、お二人へのご挨拶も兼ねての訪問です。

この写真の左が妹さんのひとりで黒の服を着せてもらっているのはkaeru夫人です。今日のタイトルはこの服のことです。

       

   黒も茶も元は着物でした。

   元とはもう6年前といえます「3・11」迄です。

   妹さんは宮城県の石巻の方で、あの時自宅が一階の半分ぐらいまで海水に浸かってしまいました。今日伺った話では海からかなり離れていたので全く浸水は頭になかったそうです。

  しかし下水を通じて上がり始めた海水は家の中で膝をこえて、屋外ではそれ以上だったとそうです。一階の物はほとんど海水漬けになってしまいました。その着物を再生して洋服仕立てにしてみたのがこれです。

kaeru夫人、茶も着てみたくなったようで、

        

なるほど色によって太めと細めがかなり影響するの見本でしょうか。

  

  妹さんがこの格好で鎌倉の小町通りの洋品店に入って自分で着物からつくったものだと話をしたら、店に出して貰えないかといわれたそうです。

コメント (4)
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