日本共産党大会に他党代表が……

   明後日からの日本共産党大会で注目されるのは、党大会史上はじめて他党の代表が来賓として参加することでしょう。下は昨年の「しんぶん赤旗」で報じられた小池書記局長の発表記事ですが、民進、自由、社民、沖縄の風の４野党・会派のそれぞれの代表の名前が記されています。

 

  大会への野党及び会派の来賓としての参加は昨年の参議院選での共闘の実績を受けて、来る衆議院選挙でのより広く深く強い共闘へと向かうメッセージでもあります。

大会決議案では「安倍政権を打倒し、野党連合政権を」との項(4)をたて、

【 日本共産党第27回大会の名において心から呼びかける。野党と市民の共闘をさらに大きく発展させ、安倍政権を打倒し、自民党政治を終わらせ、野党連合政権をつくろう。立憲主義、民主主義、平和主義を貫く新しい政府、すべての国民の「個人の尊厳」を擁護する新しい日本への道を開こう。】

と述べています。

  この道を現実にするためには紆余曲折があるのは当然ですが、何より主権者・国民の意向の赴くところにあります。日本共産党の支持者の方々はもちろん、民進、自由、社民、会派沖縄の風の支持者および無党派の方々がこの機に日本共産党大会に関心を寄せられるよう期待します。

   さらに安倍政権に支持を寄せられている多くの人々が、選択肢である野党連合政権を視野におく機会になればと願っています。