ずぅ~っと宮崎の方言だと思っていたことばがある。
「スゥ~ス、スッ」
これがそれだ。
すき間風が入って、すうすうする、という意味だ。
独特のイントネーションがある。
3つの「ス」のうち2番目だけが短く、軽く、小さい。
なかなか伝えにくい。
子どものころからずっと使っていた。
ところが、宮崎県の人々はどうも使わないようなのだ。
「スゥ~ス、スッ」と言おうものなら、少し笑われる。
「ん?」という顔をされることもある。
そして、宮崎の人は「スゥ~ス、スッ」がうまく言えない。
これが宮崎の方言でないことをワタクシは50歳くらいの時にはじめて知った。
鹿児島弁だったのだ。
ワタクシたちは父の代で宮崎に移り住んだ。
同居していた祖父や叔母たちも、大人は全員が鹿児島出身者だったのだ。
だから、ふつうに家の中では鹿児島弁が話されていた。
ワタクシたち兄弟は、外では宮崎弁を使い、家では鹿児島弁を聞いて育ったのだ。
すきま風が入って寒い時に
「スゥ~ス、スッ」と言ってしまうのはそういう理由なのだ。
ん~
家ではイングリッシュ、外ではジャーマニーを・・・そんな感じかもしれない。
アハハ、ちがうかっ❢
ちなみに、「セゴドン、セゴドン」と家で言っていた名前が実は「西郷どん」だったということもある。
そのころ家で鹿児島弁をしゃべっていた大人たちはもう全員、この世にいない。
「スゥ~ス、スッ」
これがそれだ。
すき間風が入って、すうすうする、という意味だ。
独特のイントネーションがある。
3つの「ス」のうち2番目だけが短く、軽く、小さい。
なかなか伝えにくい。
子どものころからずっと使っていた。
ところが、宮崎県の人々はどうも使わないようなのだ。
「スゥ~ス、スッ」と言おうものなら、少し笑われる。
「ん?」という顔をされることもある。
そして、宮崎の人は「スゥ~ス、スッ」がうまく言えない。
これが宮崎の方言でないことをワタクシは50歳くらいの時にはじめて知った。
鹿児島弁だったのだ。
ワタクシたちは父の代で宮崎に移り住んだ。
同居していた祖父や叔母たちも、大人は全員が鹿児島出身者だったのだ。
だから、ふつうに家の中では鹿児島弁が話されていた。
ワタクシたち兄弟は、外では宮崎弁を使い、家では鹿児島弁を聞いて育ったのだ。
すきま風が入って寒い時に
「スゥ~ス、スッ」と言ってしまうのはそういう理由なのだ。
ん~
家ではイングリッシュ、外ではジャーマニーを・・・そんな感じかもしれない。
アハハ、ちがうかっ❢
ちなみに、「セゴドン、セゴドン」と家で言っていた名前が実は「西郷どん」だったということもある。
そのころ家で鹿児島弁をしゃべっていた大人たちはもう全員、この世にいない。