明日は

2011-10-28 12:25:53 | バンド
子供の運動会。

午後から部下の結婚式。

ハードスケジュールの予感。

ケアレスミスサウンドワークスの初企画は、結婚式の状況と私の体調に応じていくか考えます。



ということで告知です。

10月29日(土)
宇都宮ハードロックハウス
Kealy Smith Sound Works presents.
[Kealy Smith night]

open / 17:30-
start / 18:00-
adv / \1,200-
door / \1,500-
drink / \500-

-----act-----
THE OVERWEIGHTS
The Panda Apart
ランブルフィッシュ
Kealy Smith Sound Works



です。

お世話になっているせいいちさん率いるケアレスミスサウンドワークスの初ライブ兼初企画です。

一度はお誘いいただいたのですが、震災で伸びていた俺の部下の結婚式が急遽その日に決定したり、しばきょが爪の手術したり、YUUちゃんが尿道結石の手術したり、マコが数年ぶりに日記を更新したりと、かなり重要なイベントが多く予定されているので、DSは出演できませんでした。


頑張って成功させてほしいです。ぜひ皆様もお友達をお誘いあわせの上、見に行ってくださいね。





August In The Water

2011-10-27 12:38:24 | Weblog
以前にも一度だけ書いたことがある。

自分の人生に大きなインパクトを与えた映画の一つに「水の中の八月」という映画がある。

この映画は同名のものが二つある。

一つは原作が小説にあるもの。こちらはドラマにもなったらしく、非常に世に知られた作品である。

もう一つは、その小説から名前をもらった映画。

実は映画になった、つまり先に映像になったのは、後者のほう。ややこしいのだが名前をもらっただけの、全く内容の異なる映画が先にオリジナルとして映像化されている。




自分がインパクトを受けたのは、後者のほう。



この映画はストーリー以上に映像美に魅せられる映画です。

そして、それに合わせた音楽。なんといってもこれが心に深く残る理由だったと思ってます。


これを初めて観たのは20歳の時。グランジに染まっていたパンクロック少年は、同時にインディ的な趣向の日本映画をたくさん見た。


その中の一つだったこの映画。後にこの映画の監督がとてつもないアナーキー思考の持ち主で、ジャパニーズパンクを敬愛している人だったことを知る。


その件についてはこちらで。石井聰亙Wiki




で、今回なんでこんな話をまたしているのかというと、その当時探しても探しても見つからず、廃盤になっていたサウンドトラックが、ヤフオクで見つかった。

値段も気にせずに落とした。(まあ、安かったけど)





映画自体も、ストーリーは決して誰もが認めるものではないと感じるけど、エンディングはかなり質の高いノスタルジーを醸し出した作品。

機会があれば是非鑑賞いただきたい。







しかし、現在の世の中ってのは、ほしいものがある程度の確率で手に入ってしまうのがすごい。

レーベルや中古CD屋さんを探しに探して、絶対見つからなかったあのCDが、検索ひとつでポンだ。


挙句YOUTUBEで探してもこんな感じで出てきちゃう。

うれしいやら悲しいやら・・・・・・

水の中の八月 August In The Water OST 小野川浩幸

Vision

2011-10-22 12:38:31 | Weblog
ヴィジョンというと、なんとなくその先の見通しっていうプロセスをイメージしていた。

だから人に「ヴィジョンはあるのかい?」と訊かれれば「これをこうして、こうすれば達成できる!!」みたいなそういう回答をしていたんですわね。


けど、最近はヴィジョンときくと、少し違った印象を受けるようになってきた。


まさに先にある風景。物事を達成している(もしくは完了している)状態を映像で思い浮かべるのだ。


だから全然プロセスのないことに対し、「ヴィジョンはあるのかい?」と訊かれると「あるけどプロセスはまだない」と答えることになる。

達成後のイメージはある。けどやり方は分からない。そういうこと。

でも歴史ではヴィジョンが明確な人が必ず成功者になっている。

プロセスはそのあと。






一番いい例がケネディ大統領だ。





「必ず人類を月に立たせてみせる」

と演説で言ったんだって。

でもね、実はそんな話NASAにはまったくプロセスもなければ、コンセプトもなくて。もっと言ってしまえば、こんなこと大統領から言われたこともなかったらしい。


それを公然と発表してしまう。

すっごい無責任。

すっごい無責任ですが、事実NASAは、たった8年後に月面に人間を立たせたのです。




プロセスはない。しかし鮮明なヴィジョンはある。ここが情熱の第一歩。



似たような話で言うとね

たとえばスカイツリー。あれは建設方法よりも先にデザインがあった。デザインありきで、さーどうやってこれ作る?って手順だったみたい。

進行形で言えば、メガソーラー。孫正義はどうやって作るかよりも、先にこれがあったら確実に人々の暮らしが豊かになっている、というヴィジョンがある。だからやる。苦難は現在多いですが。




でも成功を目指している人は過程を恐れたりしないわけです。

大きなヴィジョンは、どの時代でも「こいつバカなのか?」とか「現実を見ない愚か者」という懸念を与える。大風呂敷なら大風呂敷名だけこういう批判にさらされる傾向があります。特に日本はこういう発言に非常に厳しい風潮があります。

わかんないこともないですけどね、日常的な何かを変えたり、先の見えないものにお金を投資したり、時間を利用するって怖いですからね。浪費になったりしたら・・・・・って。


でも、こういう夢を見る人間がいるからこそ、人々の生活は豊かになってきたのです。

そして、その大風呂敷が後の世で正しかったと判断されれば、人々はその人間をヴィジョナリーというのでしょう。


まさにスティーブ・ジョブスが言うとおり。

Stay Hungry・Stay・Foolishです。そのヴィジョンにどれだけ貪欲になれるかが人生の意味を色濃くしてくれる。そう思うのです。


同じ前向きでも「何があるかわからない。でもがんばります」っていう人生ではなくて、「こういう未来にする!!だから今を変化させる!!」っていう人生にしたいですね。








書くことなかったわけじゃないからね。

ほしい。

2011-10-12 12:19:58 | バンド
ほしい。


















ほしい。





















ほしい。








Fender Supersonic Twin demo - Part 1 of 2






SuperSonicの100Wシリーズ。

SuperSonicの20Wが出たときは「20Wなんて意味もない」と、まったくもって興味も示さなかった私ですが、


100W・・・・・・・・


本当にほしい。保有しているSuperSonic60Wコンボを売りに出して。

ほしい。





ほしい。


はっきり言って、これは間違いなく一生もんになる。

このレベルのもので、今更バンドマスターとかトーンマスターとか買うと、中古でもとんでもない値段になるかもしれない。生産中止してるし。

でも、これなら新品でもヘッド、エンク込で20万くらい・・・・・・・

コンボなら15万くらい・・・・・・・・



ローンなら手が届く・・・・・・




でも、買うとしたら・・・・eBayしかない。何せ日本では売ってないんだから。



つまり、円高の今だからこそこの値段。買い時。






これはほしい。





ほしい。

今日の朝走っているときに

2011-10-10 12:39:59 | バンド
目の前にカラスがうん子を落とした。

ぎりぎり当たらなかったけど、目の前を白いうん子が落ちていく瞬間って案外スローモッション。

下に落ちる前にうん子だと認識できた。

あのカラスは狙ってうん子を落としてきているんではないのではと思ってしまう。

いずれにせようん子が当たらなくてよかった。












話は191度変わって、昨日紹介したPHARAOHSのCDを勢いで買いました。

いくつかPVを見てたんですがね、すごくキャッチーなマスロック。

マスロックってなんとなく聴く人を選ぶでしょ。元来聴きづらいもんだと思うし。

でも、このバンドはいろんな人が聴けるんじゃなかろうかと。

事実、Friennd of mineの佐藤さんが、「売れ行きが好調で、一部のメジャーバンドよりも売れている」って言ってました。

ほかのPVも紹介しときますね。

Pharaohs - See Sea


Pharaohs - Drift Away (Official Video)


よくないですか?すごく幅広く受け入れられるのもわかる気がするというか。

かくいう自分もこういうバンドもあまり買わなかったんですがね(大抵しばたくんに焼いてもらう)、珍しく自分でほしくなっちゃって。

楽曲自体はもちろん、ハーモニーもいいし、チープ一歩手前の音作りとか、乾いたテレの音も好きですね。

おすすめです。購入はこちら↓

Pharaohs




ちなみにDocumentarySpeaksも同じくFriend Of Mine Recordsより発売ちうです。

購入はこちら。Not Documentary,Just Speaking EP 
残り3~4枚らしいので、よろしくです。

飲みすぎての本日仕事

2011-10-09 18:59:44 | バンド
深夜2時過ぎまで飲んで、本日仕事。

本当に今日はつらかった。眠いし、頭痛いし。

まあ、どうにかこうにか乗り越えましたが。






金曜日、バンドのスタジオだったのですが、自分のアイデア曲やってんだけど、先週の練習時の出来がいまいちだったんですわね。でもボツるのやだなーと思ってたんですけどね。

で、迎えたこの前の練習。録音した音源聴いたら、味付けによってここまでグルーブが変わるんだなと。感心させられましたな。ドラムの手数が上がってたり、スピードを変えたり。

少し安心しています。よくよく考えてみたら、俺のアイデアが具象化すた曲って・・・・・・・もしや「モノクロの言語」以来では・・・・・単純に1年半ぶりなのかも。

ぜんぜん作れなかったからねー。才能なくてね。

でも、なんとなくいいイメージできてるので、是非次回の練習で完成させたいですな。




PHARAOHS - Photosynthesis (Official Video)


ちょいと周りで騒がれているので聴いてみたのでつが・・・・・

うお、

歌入りポップでここまでマスロックっぽいのいいね。

 Friend Of Mine Recorsより発売中ですよー。

買うならTonemaster

2011-10-04 18:43:37 | バンド
買うならトーンマスター。

いや、念願のTWINもいい。

んー、TWEEDのTWINもいいし・・・

Fenderばっかりじゃなくて、この際Mashallに鞍替えしようかな。

VOXも悪くない。

Orengeでもいいか・・・・

全部手が届きそうだし・・・・・

迷うぜー。










本命 fender ToneMaster(MINI)










次点 fender twin amp(MINI)










Marshall MS-4 (MINI)












VOX AC1 (MINI)











orange micro crash (MINI)







はい、ミニアンプシリーズです。電池駆動も可能ですが、ac9vのアダプターでもOKです。








自宅のアンプがぶっ壊れたんですが、いいもの買おうかなーって思ってたんですけど、

よくよく考えてみると、別に自宅で真空管とかいらないなーって。

いくらいい音でても、家族に怒られるし

うるせーって。

ということでこのレベルに。落とします。












朝走っているときにi‐podで音楽聴いているんだけど、

この曲がかかると、突然走るのをやめて、遠くを見ながら歩きたくなるのです。

Owen-Bad News

レオンの木

2011-10-03 12:54:33 | Weblog
宇都宮市は子供の誕生に合わせて記念樹をくれる。

家を新築したこともあり、レオンが生まれたとき、せっかくだからと殺風景な庭に植えるために白モクレンの苗をもらってきた。

この木に思い入れが強いわけではない。はっきり言って「もらえる物だからもらってきた」だけ。たまに水をあげてたくらいだし。

でもレオンが1~2歳の時には、この木が「自分の木」だという認識になってたし、やっぱりこれが将来家族にとって重要な物になるのかなーという思いはあった。

去年ぐらいからすくすくと育ち、背丈は本物のレオンよりもいくらか高い木になった。短い間だったけど、白くきれいな花を咲かしたこともあった。

だからと言って、レオンがすごく喜んだわけじゃないし、親だってそれを写真に収めるほどの感動はなかった。




だってこの木はレオンじゃあない。





恥ずかしい話だが、新築してからも庭は荒れ放題。一度は芝でも貼ろうかとトライしたが、「元来面倒くさがりな性分」の自分は、一度の失敗の後はその後の雑草の成長を見守ることしかしなかった。

毎年庭の草刈りは自分が担当している。草刈り機を持ち込んで毎回小一時間。庭は中学生の頭をバリカンで刈るようにきれいになっていく。

「元来面倒くさがりの性分」が起因し、草はなかなかの成長具合。レオンの木の頭がかろうじて確認できるほど伸びる。草刈りの時は、傷をつけまいと雑草に隠れそうなレオンの木をうまく避けるように草を刈り、木の近くは素手で草を引き抜いた。



だってこの木はレオンじゃあない。



でもこの木はこの新築した家と、レオンの成長の歴史をしっかりと観ていく存在になるであろうことは理解していた。




レオンは今年3歳になった。
レオンの木は3年の歳月をかけて弱弱しい幹を、中木の枝ほどに成長させた。

今年の夏はいろいろあって、草刈りを頼むことにした。いつも世話になっている業者さんに頼んで、格安で草を刈ってもらうことにした。

その日の午前中にMugi☆つまから連絡があった。





「レオンの木を切られちゃった・・・・・」





レオンの木は無残にも足元からきれいな切り口で切られていた。

草刈りの前にはあの木は切らないでほしいとしっかり伝えた。しかし草を刈っている最中に、「すっかり忘れてしまった」、というのが業者さんの言い分だった。

業者さんは恐縮しきりで、本当に申し訳ないと頭を何度も下げてきた。高齢だったし、値段も格安でやってくれていた。さらにもともと自分でやればいいのを、「元来面倒くさがりの性分」がこういうことを招いたのかもしれないと思った。

業者さんは、何度も世話になった人だ。だから怒りもしなかったし、お金もしっかり払った。もともといい人だったし

「弁償する」とか「同様なものを用意する」とか言ってたけど、俺たちは別に白モクレンがほしいわけじゃない。

レオン本人は少しさびしそうに「なくなっちゃった・・・・」とつぶやいただけだっただったらしい。でもちゃんとした意味も理解していなかっただろうし、泣き叫ぶほどの悲しみではなかったようだ。

俺たちもやるせない思いはあったけど、同時にこういう記念樹みたいなものは、もう貰わないほうがいいのかなと思った。






別にこの木はレオンじゃあない。







昨日、「元来面倒くさがりの性分」の自分が、重い腰をあげて今年2度目の草刈りに挑んだ。また頼もうかとも思ったけど、なんとなく今度は自分でやらなきゃって思った。

草は過去MAXの高さまで生えていた。高いものは腰高を優に上回る高さだった。だから過去にない苦戦を強いられることになる。甘く見ていたが、今年の草は強敵だった。

野球部の中学生の頭をバリカンで刈るというよりは、停学になったヤンキーが強制的に長い髪を切られるような・・・・・そんな感じ。だからずいぶんと抵抗された雰囲気。草だけど。


ある個所に近づくにつれ、多少の後悔の念を覚えていた。

俺がやりゃーよかったのになー。悪いことしたなーって。綺麗になりつつある庭とは逆に、自分の心は少し靄がかかっていた。

俺は植物に対して思い入れなんかない。あれが記念樹だったからなんとなく、なんとな~く大切にしなきゃ、と思ってただけで。まあ、切られるとは思ってなかったけど。

今度は気にしないで草刈り出来るなーと。まあ、そんな前向きに切り替えようかと思っていたが、




残念ながらそれはかなわなかった。




「元来面倒くさがりの性分」が起因して成長した雑草の背丈に届かない程のレオンの木が、秋半ばに差し掛かり、頭が傾きかけた雑草を横目に、まっすぐに天を目指して立っていた。





昔見たほどの太さも高さもない。しかし、それは紛れもなく「レオンの木」だった。よく見れば、きれいな切り口で切られた幹とは違う部分から新たな幹が生えてきていた。

大きな声で喜び叫んだわけではなく、あわてて家族を呼んだわけでもない。なんとなーく心で「久しぶり」って言葉を発しただけだった。

丁寧に周りを刈って、雑草との区別を明確にし、その存在を示した。




Mugi☆つまが最初に気づいて、レオンに伝えたが、当の本人は「後で見る」とつれない答えだった。






この木はレオンじゃあない。






でもこの木が再度この家族の歴史を目に刻んで行ってくれることを願っている。思い入れは記念樹だから、という枠を大きく超えたわけだ。


来年この木が白い花を咲かしたら、今度こそレオンと一緒に写真を撮ってやろうと思う。

そして、その存在が隠れることのないように、草は刈らなくちゃと、そう「元来面倒くさがりな性分」の自分の心に誓ったわけです。