医療・介護を支える継続企業の知恵袋          ㈱Kaeマネジメント 代表取締役 駒形和哉

経営者に必要な要素であるK(知識)A(能力)E(経験)を表します。Kaeマネジメントはお役に立つ知識の提供を目指します。

しょう賞与

2017-06-24 06:26:02 | 薬局
来月は賞与の季節じゃないか。

もらう人は嬉しいが出す人は厳しい。
調剤事業が好調な時なら何の心配もなかったが、昨年のように”減収減益”に陥った時は、経営者として先行きの不安が募る。
何と言っても調剤の売上も利益も増える見込みが薄い。

先ず、売上だが既存の処方元からの処方せんは徐々に減少傾向にないだろうか。
患者数が相対的に減少しているのと、医療機関が多過ぎて薄まっている。
特に、ある程度の機能を持った急性期の病院では紹介外来を欲しがるが、一般外来には優しくない。
昨年から始まった特定機能病院と500床以上の地域医療支援病院には、紹介状がないと初診で5,000円以上、再診でも2,500円以上の徴収が義務付けられている。
この制度が2018年には200床以上になる可能性がある。

見えづらいが「かかりつけ薬剤師指導料」もボディブローだ。
お薬手帳を見て、他の薬局から薬をもらっている患者に「このお薬は当薬局にも用意しております」のひと声が「あら、そうだったの」となり、もうひと押しが「処方せんは発効日から4日間有効なので急がなくてもいいんですよ」が決め手となる。
静かに処方せんが減少傾向にあるのが眼科、耳鼻科、皮膚科、整形外科などである。

利益への期待も難しい。
利益は技術料と薬価差益だ。
ここは今さら言う必要もない。

で、問題はいつまで賞与が出せるかにある。
2016年はほぼ全ての薬局が“減収減益”に陥った、業界にとっての”潮目“が変わった年だ。
薬局だけではない医薬品卸も同じだ。
この新しい“潮目“を乗り切るには思い切った梶切りが必要になる。
それを踏まえた人件費戦略も大事になる。
従来のようにもらって当たり前の賞与施策では沈没してしまう。

会社への貢献が評価につながる仕組みの導入を考える。
先ずは、人事考課制度などと難しいことを考えず、会社がやって欲しいことを明確に伝える努力が大切になる。
なぜやって欲しいのか。
なぜやらなきゃならないのか。
経営者として退職者が出ることを恐れていてはいけない。
そんなに世の中は甘くはない。
また、退職しする人に対しても優遇などありえない。

薬剤師として会社が求める業務、事務職として会社が求める業務を一覧にして示したい。
それを考えるのも経営者の仕事だ。
そして、勇気を持って人を動かすのが経営である。





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おキャンドル

2017-06-23 04:53:03 | 薬局
動き出した民間の「地域活動」!

“かかりつけ薬剤師“になる要件が多少緩和されそうだ。
ただ噂の段階である。
3年以上の薬局勤務実績、週32時間以上の勤務、当該店舗での勤務が6ヶ月以上となっている。
この他にも認定研修の修了もある。
そしてもう一つ意外な難関が「地域活動」である。
厚生労働省から疑義解釈も出ているが、極めて曖昧で地方厚生局によって若干判定基準が異なる。
中でも薬剤師会経由なら認める的な「地域活動」があり、急いで申しこむが“満員御礼”で次の“機会待ち”となる。
こんな事があってか薬剤師会を退会していた会社が、再度入会し直したってな話まで飛び出す始末だ。
でも世の中は、そんなに甘くない。
そう簡単に出戻りを認めてくれない。

そこで、ある程度の店舗数がある会社では、組織に頼らず自ら行政に出向き、自ら「地域活動」を作り出すところが出てきた。
さすがに動きが速い。
以前ブログにも紹介したが、ある島で開局している薬局には、薬剤師会からの「地域活動」など舞い込んでは来ない。
「かかりつけ薬剤師指導料」もさることながら「基準調剤加算」もほど遠い。
そこで、地元の役場に乗り込んで「薬局として何かできることはありませんか」と売り込んでみた。
それが見事にヒットする。
地域の老人会や学校などで、是非薬の話や健康について話をして欲しいとなった。
今や島の人気者だ。
そんな紆余曲折があったが、今では「基準調剤加算」も「かかりつけ薬剤師指導料」も算定できている。

先日、触れる程度に紹介したが、ある全国組織のグループの有志が、6月1日から7日までの1週間に「薬局へ行こう!ウィーク」を開催した。
192の薬局が参加し、薬局発の健康に関する情報を発信し、体験してもらっている。
素晴らしい試みである。
何かを忘れかけていた薬剤師が自らの存在をアピールする企画だ。

この企画を中心となって呼びかけたのは、ちょっと“おきゃんなママ”である。
彼女の夢は、薬局発の「100万人のキャンドルナイト」だそうだ。
おじさんにはイメージがつかめないが、何となくいい感じが伝わってきそうだ。

研修やセミナーで「夢を持つ」話をする。
将来の夢はありますか。
その夢はどれだけ具体的にイメージ出来ますか。
その夢を書き出すことは可能ですか。

夢を持った人は今をワクワク、ドキドキときめくことが出来そうな気がしている。
「100万人のキャンドルナイト」
観てみたいなぁ。

でも、これって”かかりつけ薬剤師“の「地域活動」にはなりそうな気がしない。
変だ!

これから5時6分発の地下鉄で羽田空港に向かう。
今朝は3時半起きである。
朝の空気が温い。





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好調は不調を招く

2017-06-22 06:01:07 | 薬局
静かなる脅威が迫り来る。

ドラッグストアの調剤事業が好調だ。
スギホールディングスの調剤売上は754億4,800万円(前期比8.4%増)である。
処方せん枚数も698万2,700枚(前期比13.0%増)と、これといったM&Aもなしに伸びている。
処方せん単価はさすがにC型肝炎治療薬の影響もあり4.1%減少したが10,810円と1万円を超えている。
さらに驚くのは粗利益率が35.6%だそうだ。
単純に売上の754億4,800万円に対する粗利益額は約268億5,950万円になる。

ツルハホールディングも凄い。
こちらの調剤売上は547億9,600万円(前期比1.9%増)と、伸びはちょっと振るわずであるが、調剤専門がほとんど”減収減益”から考えるとプラスになっただけでも凄い。
さらの驚くのは粗利益率が2.5ポイントアップの37.5%だそうだ。
処方せん枚数は565万1,000枚(前期比7.6%増)と増えている。
処方せん単価は543円減少で9,697円となっている。
これもほぼ1万円と考えられる。
売上の547億9,600万円に対する粗利益額は205億4,850万円となる。

ついでに以前報告したがウエルシアホールディングが凄すぎる。
調剤売上が974億8,400万円(前期比27.5%増)、処方せん枚数が990万1,000枚、粗利益率が37.3%である。
これだけ儲かるので調剤併設率は66.9%もある。

ドラッグストアはある面で転換期に入った。
それはインバウンド(海外からの旅行者)の”爆買い”に陰りが見え始めたからだ。
本来の業態を強化する必要がある。
そこで日経新聞の記事から引用すると3つの方向性を探るようだ。

先ずは、何と言っても高収益の「調剤事業の強化」にある。
6月21日の日経に中規模ドラッグストアが調剤併設を5割にする戦略が紹介されていた。
また、北陸から全国を目指すドラッグストアは、ウエルシアに次ぐ調剤併設店率となっている。
さらに、国が掲げる「健康サポート薬局」に最も近い薬局のスタイルとしてドラッグストアがあることも否定できない。
ただ、要件等から「健康サポート薬局」になるハードルは高い。
そこで、日本チェーンドラッグストア協会では「街の健康ハブステーション」構想を前面に打ち出している。

2つ目の戦略としてOTCや化粧品、美容雑貨などを丁寧に説明しながら販売する「カウンセリング型」である。
調剤大手チェーンが展開している「カウンセリング型」ドラッグストアがあるが、セグメントで見るとかなり厳しい。
まだまだ工夫が必要なようだ。

そして3つ目がエブリデー・ロープライスの「ディスカウント型」である。
ここは2社が突出した業績を伸ばしている。
ただ、いつまで続くのかについて、私は疑問視を付けている。
さらに、ここが今から調剤に参入してもノウハウの面でかなり厳しいような気がする。
どんな発展が待っているのか興味津々である。

ところで、ドラッグストアのトップはウエルシアで売上が6,231億6,300万円である。
2位はマツキヨかと思ったがツルハが抜いた。
ツルハが5,770億8,800万円で、マツキヨは3位の5,360億5,200万円となった。
ドラッグ業界は“生き馬の目を抜く”勢いだ。

因みに、処方せんだけが脅威ではなく、薬剤師の引っ張り合いにも脅威が潜んでいる。

長くなりすぎたので結論を言う。
中小薬局はもっと周りの状況に注意を払えである。






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我が道をゆく

2017-06-21 06:11:37 | 薬局
薬局って何なんだ。

4月11日に開かれた経済・財政一体改革推進委員会の社会保障ワーキンググループから出た「1人薬剤師薬局」の「脆弱な『かかりつけ(一元管理)』機能」として「一定程度の集約が必要」とした資料が提出された。
これが物議を招いている。
さらに、5月17日に開かれた日本保険薬局協会の定時総会で、保険局長が講演で「1人薬剤師の薬局では薬の仕入れ価格で不利、ICT投資が難しい、在宅に行くにも店を閉めなきゃならない」と発言があり、国は1人薬剤師薬局をどうしたいのかと議論が湧きあがってきた。

現状では58,000軒もある薬局で、薬剤師が1人または2人の店舗が8割を占めると言われている。
この8割のほとんどが日本薬剤師会の会員じゃないだろうか。
上記の1人薬剤師薬局の脆弱なかかりつけと言われたことへの反論は、どこがしなきゃならないのか。
反論などなく是認なのか。

16日には日本保険薬局協会の政治団体が2018年度の調剤報酬改定に関する要望書を出した。
内容としては、①調剤基本料の1本化、②かかりつけ薬剤師の勤務時間・在籍要件などの見直し、③後発医薬品変更不可処方の削減、④多剤投与の改善及び残薬解消の適正な評価、⑤吸入薬・注射薬などの服薬指導加算創設、⑥一包化調剤料の適正な評価、⑦在宅業務・他職種連携の適正な評価、⑧電子お薬手帳の普及など薬局健康サポート機能の充実などがある。
何となく納得するものもあるが自分勝手なご都合も感じられる。
でも、主張するところに評価できる。
日本保険薬局協会の薬局は全薬局の3割には満たしていないはずだ。
8割を超える会員の団体こそがマジョリティーである。
何を要望するのか楽しみにしたい。
ただ、時間がなさ過ぎる。
間に合うのか心配でもある。

日本チェーンドラッグストア協会が、調剤をより取り組みやすくするために「ドラッグストア薬剤師会準備委員会」を設置したそうだ。
仮称ではあるが「第二薬剤師会」だそうだ。
この背景には現薬剤師会が何かと阻害するからではないかと思う。
健康サポート薬局研修などへの参加も受け入れてくれない地域もあると聞いた。
これは日本保険薬局協会の薬局にもあるらしい。
そんな事から両組織とも自前の研修機構を立ち上げてしまった。

どうやらただ単に仲が悪い関係から対立関係に移行しそうな雰囲気を感じる。
それでなくても組織として弱い薬剤師会が、こんな状態で政治力を発揮できるのだろうか。







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秘めた部分

2017-06-20 06:22:47 | 薬局
意外に知られていない。

2025年には”地域包括ケア“が出来上がっていることになっている。
この仕組みに薬局・薬剤師の関与も大きい。
ところが意外に知られていないような気がする。
これでいいのだろうか。
誰が知らしめる役割を担っているのか。
それぞれの薬剤師が自ら求める情報なのか。
それには少し無理がある。
「調剤室の中には経営の情報などない」が私の考えだ。

”地域包括ケア“を調べてみた。
すると「重度の要介護状態となっても、住み慣れた地域で自分らしい生活を人生の最後まで継続できるよう、各市町村の地方行政単位で地域別に異なる高齢者のニーズと医療・介護の実情を正確に把握し、豊かな老後生活に向けて、住民や医療・介護施設などと連携・協議し、地域の多様な主体を活用して高齢者を支援する」とある。
何ともまとまりのない長い文章だ。
これでも「日本大百科全書(ニッポニカ)の解説」からの引用である。

高齢者が「通院が困難な」状態になっても、住み慣れた地域で、医療・介護・行政で支える仕組みである。
そのプランを練るのが「地域ケア会議」である。

”地域包括ケア”に欠かせないのが他(多)職種連携である。
そして実施される”場“が「在宅」となる。
もちろん「在宅」は個人宅などの居宅と高齢者施設も含まれる。
薬剤師の「在宅」の97%が介護保険による「居宅療養管理指導」である。
そこで薬剤師が知っておかなきゃならない知識として「介護保険の仕組み」がある。

この介護保険に関する知識が極めて薄い。
これでは見せかけの「連携」は出来ても本当の意味で仲間には入れない。
もっと介護保険に対する認識を深めたい。

さて、2018年は診療報酬も介護報酬も改定になるお祭り騒ぎが待ち受けている。
今を知らずして何が変わったのかが分かるはずもない。
2025年には出来上がっている”地域包括ケア”までの道のりは、診療報酬では2018年、20年、22年までじゃないだろうか。
介護報酬改定では2018年の次は2021年となる。
どちらも時間がない。
「調剤室の中に経営の情報などない」が重くのしかかる。
経営が成り立ってこその薬剤師のやりがいじゃないかと思う。

ちょっと興味を持って欲しい。





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キーハンター

2017-06-19 05:58:56 | 薬局
活躍の場だ!

警視庁が15日発表した、2016年に認知症が原因で行方が分からなくなったとして、届出があった行方不明者が1万5,432人もいたそうだ。
これは前年度比26.4%増になる。
男性が55.8%で女性を上回っている。
深刻なのは昨年末段階で191人が未だに行方知れずの状態である。
2016年に所在が確認されたのは1万5,314人で、警察の捜査活動や通報で発見されたのが63.1%と最も多く、不明者の自力帰宅や家族による発見が32.3%だそうだ。
3.1%にあたる471人は死亡した状態で発見されている。

さて、2015年1月27日に出された「新オレンジプラン」を薬剤師はどれだけ知っているだろうか。
その中に認知症の早期発見における役割が期待されるとして「歯科医師等による口腔機能の管理や薬剤師による服薬指導等を通じて」とある。
医師だけではなく歯科医師も薬剤師にも期待がかかっている。
これを受けて大手調剤チェーンは、ほぼ全ての職員に「認知症サポーター」の取得を行っている。

2012年の段階で認知症が462万人いて、軽度認知障害(MCI)が400万人との発表があった。
恐ろしいのは2025年になると認知症が700万人に増える。
さらに認知症に影響する糖尿病の有病率が上昇すると750万にとの予測もある。
ただし、この予測は2015年の始めであり、その後の予測は既に720万人になっている。
という事は750万人も超える勢いである。
さらに軽度認知障害(MCI)は4年で約25%が認知症に移行するらしい。
ご存知のように認知症に特効薬などない。
早期発見が唯一の重症化予防となる。

東京都大田区の地域包括支援センターでは、高齢者にキーホルダーを配布している。
表か裏か分からないが、片方には「大田区高齢者見守りキーホルダー」の文字と共に5ケタの数字(00-00000-00)が個別にあてがわれる。
その下には「身元が分からない時は、このウラに連絡を」とある。(こちらが表だ)
そして裏側には「大田区地域包括支援センター」とあり連絡先の電話番号が記されている。
この試みは他の地域でも行われているそうだ。

この話を聞いて私の提案は“かかりつけ薬剤師”の同意をいただいた患者への配布である。
これを先月のセミナーで伝えた。
早速、一部の会社が動き出した。
良いことは早めがいい。

これだけで何かヒントになったかな。
詳しく話すとセミナーに来てくれなくなるので、ここまで。

さて、昨日はブログにも書いたが8時間研修だった。
さすがに昨日は疲れた。
でも心地がいい疲労感だ。
参加した皆さんに感謝したい。

“感謝してありがとう だからツイてるツイてる”ってね。






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出番ですよ

2017-06-18 06:11:46 | 薬局
やりごたえあり、手ごたえあり。

ブログで少し前に触れたが午前10時から午後6時までの研修を請け負っている。
食事の時間を差し引いても7時間はたっぷりある。
何をそんなに長く話すのかと聞かれそうだが、正直なところ7時間勝手に話す方が気が楽かもしれない。

初めに休憩を入れて約2時間半の講義から始まる。
長く感じるかもしれないが、午前中のせいか寝ている人はいない。
2016年は業界全体が”減収減益“に陥った”潮目が変わった“年である。
この先に待ち構えるのはバッシングが続く調剤報酬と、毎年変わる薬価改定から薬価差益の圧縮である。
さらに、ドラッグストアによる「調剤ポイント」の脅威や全体的な外来数の減少などもある。
そして、2025年には出来上がっているはずの”地域包括ケア“に対応できるスキルも欠かせない。
この現状を身近な事例を踏まえて解説する。
この時に注意して欲しいと言われているのが”下ネタ”である。
何気なく口が滑る。

この長いトンネルを抜けると昼食である。
昼からは眠たくなるのでグループディスカッションになる。
テーマに基づき話し合ってもらうのだが、ただ話し合っても面白くない。
そこでグループ内にリーダーを決めて、先ず10分間はグループ内での話し合いをしてもらう。
10分経過後、グループメンバーは他のグループに分散して、他流試合をしてもらう。
変わらないのはリーダーだけである。
ここでさらに10分間経過後、元に戻って他流試合の戦績を踏まえて再度話し合いとなる。
いわゆる「ワールドカフェ方式」である。
各グループではテーマに基づき、まとめた内容を発表してもらい、それに対するコメントを私がする。

次に、個人ワークとして、今回の研修から感じたことを書き出してもらう。
薬局を取り巻く環境の変化を感じたままに箇条書き。
これから磨きたい自分スキル、自店舗で実践する内容などを考えてもらう。
その内容をグループ内で発表し、他のメンバーから”いいね”のコメントをもらう。
この”いいね“は、発表内容に対して”~いいね”からコメントを言うルールである。
今回の自分スキルと自店舗での実践目標は3ヶ月後に振り返ってもらう。
それに対して上司からコメントももらう。

最後は、参加者の何人かが、今回の研修の感想を述べてもらう。
そして、私から参加者に「変化を乗り越える応援メッセージを熱く語る」で締める。

正味8時間の拘束された時間も終わってみればあっという間である。
参加者も疲れただろうが、一番疲れているのは私である。
でも、何かを感じてくれて明日からの行動が変わるなら、私の疲れなど微々たるものだ。

自己満足かもしれないが、やって良かった!

で、今日がその本番である。






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取扱注意!

2017-06-17 06:23:24 | 薬局
対応に困る。

今どきとは言いたくないが困ったもんだ。
ある会社の奨学金をもらっていた学生がめでたく卒業し、めでたく国家試験に合格した。
そして、めでたく薬剤師としてお世話になった会社に就職した。
社会人として2ヶ月が過ぎて突然会社を休んでしまった。
数日して会社に弁護士から内容証明付きの封書が届く。
中身は、その新人に関するパワハラを訴える内容だったそうだ。
何を持ってパワハラかは知り得ないが、それを持って奨学金の返済を拒否しているらしい。
それって身勝手すぎないだろうか。
ちょっと悪意を感じる。

たった2ヶ月でパワハラはないだろう。
しかもパワハラも指導も微妙だ。
こんな事実を見過ごすと第2、第3と続きそうだ。
しっかり対応して欲しい。

ある会社が学生実習を受けていた。
半分ほど実習が終わったころ、大学に実習先を変えて欲しいと学生から泣きが入ったそうだ。
こちらも指導者からいじめにあったと訴えている。
その指導者いわく挨拶もなく、注意しても返事がない。
帰りの時間を気にするするせいか時計ばかり覗いている。
あげくの果ては業務中のスマホとなる。
誰だって怒りたくもなる。
それでも学生は守られる。
大学から呼び出しがあったそうだ。
そして、会社から出された厳重注意は、その指導者にだ。
どう考えても学生実習など受けたくなくなる。

さて、同じ様な出来事は稀ではない。
意外に、他でも起きている。
学生実習の評価の全てに「C」を付けると大学からもクレームが来る。
これでいいのだろうか。

確かに、確信的パワハラがあるなら許されない。
しかし、熱のこもった指導もパワハラと捉えられたら何を教えていいのか悩む。
薬は人の命に関わる。
そんな指導に甘えや妥協が必要だろうか。

そんな話を小耳に挟んで、嫌な世の中になったと一人ぼやく。

そんなことがあっても学生より社員を守りたい。
行き過ぎは注意するが、それも社員教育の一環である。
雇ったからには何があっても我が子のようなものだ。

やっと昨日行われたHSEセミナーのまとめが出来上がった。
今回もなかなかいいまとめが出来た。
ただ、講義内容からかなり離れているかもしれない。
でも、いいのだ。
自己満足だから。






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いずれのお迎え

2017-06-16 06:05:10 | 薬局
しょっぱいものが好き。

厚生労働省が2015年の「都道府県別年齢調整死亡率の概況」を発表している。
この調査は1960年から5年ごとに実施している。
高齢者が多いと死亡率が高くなるために、年齢調整を行って人口10万人当たり死亡者数の「年齢調整死亡率」で表している。
がんや心疾患、脳血管疾患の「三大死因」の死亡率が過去最低を更新した。
医療の進歩は凄まじい。
という事は、ますます超高齢化社会にまっしぐらである。
その調査の結果、男女とも青森県の死亡率が最も高く、長野県が最も低かった。
これは前回も同じ結果である。

青森県の死亡率が高い要因として、塩分の摂りすぎ、運動不足による肥満、喫煙率が高いことにあった。
寒い地域ではどうしても味が濃くなりがちだ。
また、雪が降り出すと外に出るのが億劫になる。
家での時間つぶしに喫煙も増える。
って感じじゃないだろうか。

死因別の死亡率は男女ともに、がんがトップで、男性が165.3人で女性が87.7人となっている。
これを見る限る男性は女性よりほぼ2倍の確率で亡くなるようだ。
心疾患では男性が65.4人で女性は34.2人と、こちらも男性が2倍である。
脳血管疾患も男性が37.8人に対し女性は21.0人と、どれをとっても男性が早く亡くなることを示している。
全体の死亡率でも男性は486.0人で女性は255.0人である。

その死亡原因のがんなどについて費用対効果を調査するようだ。
薬を服用して完全な健康状態で1年間生存を可能とする医薬品かどうかを薬価に反映させる。
医療費の抑制もここまで来たかと思わせる。
がんの患者本人やその家族にとって1年間と言わず、少しでも長生きして欲しいものだ。
そんな医薬品を評価するより、すでにある医薬品で効いているのかいないのかはっきりしない医薬品を、薬価から削除した方がいいような気もする。
何と言っても消炎酵素なる医薬品は、40数年間も効果が見えないままに使い続けた実績もある。
私も医薬品卸で営業の経験があるが、発売当初は画期的な説明を受けながら、かなり無くなった医薬品がある。
今でも可もなく不可もない薬がたくさんあるように思う。

最近気になる本があった。
薬剤師が書いた「薬に頼らず血圧を下げる方法」である。
思わず買ってしまった。

やっぱり”飲ませる服薬指導から治る服薬指導“を潜在意識の中で求めているようだ。
薬剤師に求められるスキルじゃないだろうか。

今日から東京でのHSEセミナーが始まる。
何かに気づき、何かに刺激され、何かを起こすきっかけになることを願っている。






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実習中

2017-06-15 06:01:08 | 薬局
ただ今、実習生中です。

支払いの関係で銀行に行った。
当社のメインバンクである。
入り口を入ると若手男性社員が「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」と大きな声で対応していた。
新入社員研修の一環のようだ。
ちょっと困っていそうなお客様には「いかがいたしました」と近づいて話を聞いている。
こうやって新人は社会人の一歩を踏み出すんだと眺めていた。
そして、銀行マンの息子も同じ様にやったんだと思うとちょっとセンチになってしまった。

そんな姿を見ていて、薬剤師の新人にも「声出し」があっても良いと感じた。
何をさせるのかというと処方せんの受け取りである。
4月の新人研修を終えて、まがいなりにも薬剤師として調剤のピッキングぐらいは始まっていると思う。
処方せんを見ながらカルタ取りみたいなものだ。
多少の薬も覚えてきた今頃がいい。
新人薬剤師が処方せんを受け取りレセコンに入力までする。
レセコンへの入力により調剤報酬の仕組みが見えてくる。
受付時の対応から患者への接し方を肌で感じてもらう。
もちろん声を出す事で、これからの服薬指導での度胸も付く。
何と言っても挨拶がきちんと出来るようになる。

かつて私が医薬品卸のセールスをやっていた時に、新人の医師に1週間ほど受付事務をやらせていた病院があった。
これをやる事によって診療報酬の仕組みを理解し、より多くの算定が可能になるのだそうだ。
何と言っても医師は基本的に頭がいい。
診療報酬の仕組みを理解するのも早い。
そして、報酬算定を工夫するようになるそうだ。

同じ事が薬剤師にも言える。
入力だけではなく算定要件なども理解出来る。
調剤の技術的な部分はやっている内に慣れてくる。
しかし、算定要件などは基礎をしっかりやる機会はありそうでない。
ここでマスターすると来年の改定も何のそのだ。

新人を本当に育てたいと思うなら多少の負荷も必要だ。
甘やかすと本人のためにならない。
人の為と書いて「偽り」だから。




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