医療・介護を支える継続企業の知恵袋          ㈱Kaeマネジメント 代表取締役 駒形和哉

経営者に必要な要素であるK(知識)A(能力)E(経験)を表します。Kaeマネジメントはお役に立つ知識の提供を目指します。

2020はつれつれ

2017-07-13 06:14:54 | 薬局
さぁたいへん。

2012年に462万人もいるとされた認知症だが、その後も増え続けている。
2015年初めに2025年の将来予測として700万人と報道された。
その後の発表では、いつの間にか730万人となっている。
さらに、2012年の段階で軽度認知障害(MCI)が400万人もいて、4年経過後の認知症への移行がほぼ25%だそうだ。
そして、日本は世界に冠たる認知症先進国となっている。
それだけ長寿国だってことだ。

それを危惧して2015年に「認知症施策推進総合戦略」、いわゆる“新オレンジプラン”を打ち出している。
内容は7つの柱から出来上がっているが、あえてこの場では触れない。
調べて欲しい。

その一環として「認知症サポーター育成」がある。
もう既に大手調剤チェーンは、その取得を職員全員に広げている。
このブログでもセミナーでも伝えているが、新オレンジプランには薬剤師の服薬指導時に認知症の発見の支援がある。
その他にも”認知症カフェ“の推進もある。
取組が遅い。

新オレンジプランが発表になって2年半余りになるが、国は新たに「認知症サポーター育成」の目標を掲げた。
現在、約880万人いる「認知症サポーター」を2020年までに1,200万人まで増やす計画である。
実は、2017年度末までの目標が800万人だったが達成できたからである。
おめでとう!
医療関係者の薬局としても知らんふりは出来ない。
是非とも「認知症サポーター」に登録されたい。

さて、何気なく気が付いたが、どうやら2020年が怪しい。
今回の目標も2020年までだ。
後発医薬品の使用割合は2020年9月までに80%の達成を掲げている。
電子薬歴や電子版お薬手帳の普及も2020年が目安らしい。
そう考えると2018年の診療報酬と介護報酬の同時改定を踏まえて、診療報酬は2020年をある程度の決定打を考えているのではないかと思われる。
さらに、その様子を見て介護報酬で補完する。
そうなると、ここ3~5年が勝負時じゃないかと思わざるを得ない。

私の賞味期限もここ2~3年がいいところだ。





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3 コメント

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となると2018年は (駒形ファン)
2017-07-13 15:08:07
認知症サポーターですか、公的資金の枯渇を感じさせる互助の推進ですね。良い取り組みですから、積極的に関わりたいですね。

駒形ファンを含め、まだほとんどの国民は人口減社会の恐ろしさを実感していませんが、もう間も無くイヤでも感じる他なさそうです。東京だけは事情が異なりそうですが。
人口減少率が5%を超える地域で産業が脆弱な地方は相当厳しい見通しになります。全国一律同じ医療サービスを提供できる体制に、確かな翳りがみられるルールが設定されました。来年度以降加速するのでしょうね。ひとまず来年の予算編成が気になるところです。それも都道府県の予算編成が。

駒形ファンはついつい穿ったものの見方をしてしまいがちなのですが、2020年の話題にも穿ってしまいました。
かねてより、東京オリンピックは単なるスポーツの祭典や経済振興が開催の目的ではないだろうと感じていました。オリンピックでお祭り騒ぎをやっている間に、気がついたら医療費が◯兆円適正化できた。そんな近未来の報道が目に浮かびます。骨太の方針を見ますと工程表に、2020年プライマリーバランスの黒字化とあります。どう考えても社会保障費の適正化を避けては通れないはずです。で、2018年はこれまでの中間評価の年とあります。となると、、、2017年までの流れが2018年ダブル改定に反映されないはずがありません。
そして2018年改定は2020年のイントロ的役割があるのかもしれないと感じています。

駒形社長の賞味期限はそんなに早く切れるわけないはずです。この業界で数少ない「鼻が効く」方だから。少なくとも駒形ファンはそう考えます。

潮目が変わり、変わらなければ斜陽産業に突入する業界に対し、心地よい言葉のみを向けることは人を騙し、陥れるようなもの。厳しい言葉を現実に照らし合わせていきたいものです。

2018年にどこまで事態が進むのか。
暑すぎるこの夏から秋にはわかりましょう。
もうまもなく。

明日も楽しみです。
Unknown (Unknown)
2017-07-13 16:33:07
アウトカム評価が進む中
薬剤師はどのようにQOL向上に関われるか
或いは
保険財政の為に何が出来るか
考え続けます。
何をなすべきか (駒形和哉)
2017-07-14 05:35:41
もっと真剣に考える時期ですね。
国や国民から"さすが"と言われるために。

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