医療・介護を支える継続企業の知恵袋          ㈱Kaeマネジメント 代表取締役 駒形和哉

経営者に必要な要素であるK(知識)A(能力)E(経験)を表します。Kaeマネジメントはお役に立つ知識の提供を目指します。

何もかもせんむ

2017-05-06 04:47:38 | 薬局
息子の悩み。

後継者には2つのパターンがある。
1つは、おやじさん(社長)の突然の死による、突然の社長就任である。
これからはよく起きえる事態である。
何と言っても創業社長の年齢は60歳前後だ。
60歳の平均余命は22年(男)、65歳では18年、70歳になると15年となる。
ただ、健康寿命は男性が71歳なので注意を要する。
さらに付け加えておくと60歳の生存率は約9割となっている。
60歳の同級生10人が忘年会をやって、“来年も”と約束しても9人しか来ない。
って、自分の事でもある。

さて、問題は創業時に社長と共に会社を築いてきた貢献者が残っている。
この存在がありがたい様でもやりづらい。
若社長は何か新しい事に挑戦しようとするが、それに貢献者は大きな抑止力となる事が多い。
何と言っても超保守派である。
創業社長と共に築き上げてきた会社を守ることが使命と心得ている。
しかし、時代は大きく変化している。
それを自覚して”老兵は死なずとも、ただ消え去るのみ“だとかっこいい。
そろそろ“老兵”だと自覚しつつある自分がいる。

また、創業社長の時は調剤薬局の花盛りだった。
そのためか”どんぶり勘定“が多い。
職員の給与にも大盤振る舞いになっていた。
ある会社の50歳を超えた事務職の年収が高いのに驚いた。
薬剤師よりも高い。
しかも意外に使えない。
一般事務職と同じ仕事しか、させていないし出来もしない。

若社長には当たり前であるが会社経営の経験などない。
給与は毎年昇給するものだと勘違いをしている。
社会の常識など知らない。
儲かっていた時に出していた賞与は夏冬合わせると珍しい月数となっている。
そんなもんだと思っていることが怖い。
そして、今さら下げられない。
下げたいと言う勇気もない。
人知れず自分の役員報酬を削るしか思いつかない。
さらに深刻なのが就業規則に書かれている「退職金制度あり」である。
具体的な仕組みはないが「退職金制度あり」が将来の不安を募らせる。

もう1つ厄介なのが、いつまでも「俺が、俺が」の現役社長だ。
自分は死なないと勘違いをしている。
「お前には、まだ早い」と何も任せない。
社長を退いても会長が待っている。
名前だけ社長で後継者には権限などない。
小さな会社では薬剤師不足から調剤の現場に入れられている。
何かやろうとすると「お金がかかる」と軽くあしらわれる。
やる気なし。
現状逃避から地元を離れるとキャバクラのはしご。
暴れたくなるのも分かる気がする。

これでいいのだろうか。

私は適当な人間だから出来るだけ自分でやらない仕組みを作るようにしている。
何か聞かれたら判断はする。
もちろん責任は取る。
指示だけして、偉そうに「どうなっている」と私なりのPDCAである。

だからもっと責任をおっかぶせようと5月1日から「専務」にした。
何でも自分でやれ。
もっと稼ぐ仕組みに悩め。
1年後は9割の仲間に入っているかどうかは分からない。





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