医療・介護を支える継続企業の知恵袋          ㈱Kaeマネジメント 代表取締役 駒形和哉

経営者に必要な要素であるK(知識)A(能力)E(経験)を表します。Kaeマネジメントはお役に立つ知識の提供を目指します。

紙がない

2017-05-26 06:27:41 | 薬局
紙の節約なのか…。

経済財政諮問会議の資料が気になると思うが、塩崎大臣の資料4が「患者本位の医薬分業の実現に向けた薬局・薬剤師業務の推進」が大きく関係しそうだ。
この資料には所狭しとびっしり詰められている。

調剤報酬の抜本的見直しについては「患者にとって付加価値のある業務の評価へシフト」とある。
これを言われちゃおしまいだ。
今までが付加価値がなかったってことになりそうだ。
この付加価値で取り上げられているのが「かかりつけ機能の推進と重複投薬の防止」である。
まさに2016年に”上げた報酬“にヒットする。
「かかりつけ薬剤師指導料」がここに来る。
ただ、ちょっと気になるのは「よりメリハリの利いた薬局の評価」なる資料がある。
そこに“かかりつけ薬剤師“による処方せん受付件数が1%程度と記されている。
実はここに大きな問題がある。
何度もブログでもセミナーでも言い続けているが”上げた報酬“は国がやって欲しいことだってことだ。
それがいつの段階かは分からないがたった1%程度にとどまっている。
そこで大手調剤チェーンへの協力依頼が始まる。
大手調剤チェーンはいつかどこかでこの借りを返してくれると信じて協力体制に入る。
動いてくれない団体には、その内に大きなしっぺ返しが待っている。

また在宅の実績も困った資料だ。
平成28年6月における「居宅療養管理指導費」の算定が0回の薬局が60%だそうだ。
11回以上が約5%に満たない。
さらに重複投薬等の防止回数は1,478回のうち8.7回で0.59%と表示されている。
この資料は日本薬剤師会の調査だそうだ。
身内の恥をさらしてしまった。
こうなる前に「もっとやれ!」が必要だったんじゃないだろうか。

塩崎大臣は狭いパワーポイントの1シートに盛りだくさんだ。
資料のプリントの節約だろうか。
国もかなり財源に困っているようだ。

面白いのは2016年の中医協議論で立ち消えになった「リフィル処方せん」が復活している。
何やら裏で取引があったと思われる。
長期投薬が増えている。
それによる問題として「薬不足 残薬発生」が約4割もある。
さらに重複投薬や相互作用のある薬が処方されている例も見られる。
この事から薬剤師による副作用の早期発見や受診勧奨、残薬の解消などが必要だとしている。
今回は薬剤師の活躍が認められるんじゃないかな。
”かかりつけ薬剤師”の活躍の場も増える。

どうなるか分からないが、いわゆる「門前」「門内」についても「院内」とさほど「果たすべき機能」が変わらないとして評価を進めるとしている。
ここはどうやら集中率90%が怪しい。

しかし、狭いスペースにこれだけ盛りだくさんだと、通常は老眼で見えないと思う。
見せたくないのかもしれない。







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2 コメント

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Unknown (ぱんや)
2017-05-26 06:41:24
甘い水は、もうない。ようですね、そう言えば最近は蛍を見かけなくなりました。

ある方が、資料を見て言ってました。
どじょうも (駒形和哉)
2017-05-27 05:55:23
2匹はいません。

逆に、チャンスです。

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