医療・介護を支える継続企業の知恵袋          ㈱Kaeマネジメント 代表取締役 駒形和哉

経営者に必要な要素であるK(知識)A(能力)E(経験)を表します。Kaeマネジメントはお役に立つ知識の提供を目指します。

骨粗鬆の放心

2017-06-02 05:04:30 | 薬局
政治の覚悟を見せろ。

5月29日の日経新聞に元厚生労働大臣が「高齢化が進む日本が8%や10%の消費税でやれるはずがない」と発言している。
確かに、やれるはずがない。
今の社会保障制度を維持するために消費税は、20%は必要だと話している。
それが出来ないなら診療報酬の抜本的見直しの必要性を訴えている。
元大臣、あなたのせいですよ。

古い話になるが民主党政権時代に消費税を5%から10%に引き上げると掲げて選挙に負けた。
この時の議論は10%どころではない。
20数%必要だったような気がする。
セミナーで良く使った話だが、既に忘却の彼方になっている。
要は、消費税率を大幅にアップするか、診療報酬を大幅に引き下げるしか手はないと元大臣が言っている。

先日もブログに書いたが経済財政諮問会議の議事録が30日に公表された。
医療関係では薬価の問題と調剤報酬の見直しがほとんどである。
ここから見えてくるのは薬局と医薬品卸、製薬メーカーへの影響が大きいと分かる。
この変化をどの様に受け止めているのだろうか。

既に、製薬メーカーは政治力を使って動き出した。
政府が作成した薬価制度の抜本改革に関する決議案が自民党の厚生労働関係議員の幹部が了承した内容をいったん見送らせた。
“お見送り”してどうするんだって話だ。
かと思うと自民党内の議員連盟が「ジェネリック医薬品の将来を考える会」を立ち上げて、後発医薬品メーカーを擁護する動きもある。
この議員たちはジェネリック医薬品メーカーが大事なのか、国民が継続して受けられる医療制度が大事なのか、私にはよく理解できない。

忘れかけているが消費税も本当に2019年10月から10%になるのだろうか。
何とも中途半端なタイミングだ。
そう言えば、周りで建設工事が盛んにおこなわれている。
これも消費税効果だろうか。
めざとい経営者は大きな買い物は今の内にと準備を進めている。
出遅れると2%余計に払うことになる。

そして薬局である。
このまま静かに2025年を迎えられる事など無い。
日々の業務も大事だけど小売業は環境適応業でもある。
適応できるのだろうか心配になる。

政府から2017年「骨太の方針」の素案が本日出てくる。
素案と言いながらほとんど変わらずに決まる。
と言うことは、既に2017年度の予算も内々で決まっているってことになる。
診療報酬の見直しもほぼ決まっている。
今からの中医協審議は半分パフォーマンスだ。
だから実際に聞きに行くと内容が”茶番劇”だそうだ。
動きが遅い。

何を優先すべきか?




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2 コメント

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待ちに待った (駒形ファン)
2017-06-02 08:18:51
骨太の方針がでるのですね。今日は特別な日になりそうです。
ソワソワします。明日以降の社長の解説が待ち遠しいです。

骨太の骨組織は粗鬆にされながらも、安定政権の下についについに聖域に改革が始まろうとしています。
端的に纏めると
病院
門前薬局
介護施設
保育
教育
農業
が対象なのでしょう。

今朝のブログにありますように、現状の社会保障システムを維持を望めば、増税、増税、そして増税。国民負担を減らさなくとも、例えそれがみせかけであろうとも増やさぬようにシナリオを書いて見せねば、いかに安定政権といえども足元をすくわれ改革は頓挫してしまいます。改革が成らず、元の木阿弥となることは国民に国家財政破綻を経験させることになり得るやもしれません。

もはや進むしかないというのが現実。

そんな骨太の方針をサポートするかのような会議→未来投資会議に注目しています。

明日以降のブログがますます楽しみになりました。
出ましたねぇ! (駒形和哉)
2017-06-03 04:52:27
何だかわかりづらい内容ですが「骨太の方針」が案として出ました。
いつもより長いです。

未来投資会議も何もかもが上手につながっているようです。
さて、どう具体化していくのでしょうか。

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