医療・介護を支える継続企業の知恵袋          ㈱Kaeマネジメント 代表取締役 駒形和哉

経営者に必要な要素であるK(知識)A(能力)E(経験)を表します。Kaeマネジメントはお役に立つ知識の提供を目指します。

環境へんか?

2017-05-15 05:51:53 | 薬局
北国にも春春近し。

今日は昼から札幌に戻る。
明日は、年に2回依頼されている病院での事務職員に対する研修がある。
基本は"アクションラーニング"を参考にしたオリジナル研修になる。
5から6人のグループを作り、参加者から個人の問題を出してもらう。
例えば、「業務にミスが多い」「判断に迷う」「子供の育て方に自信が持てない」などなんでもいい。
その問題に対し、他のメンバーが質問をしながら問題の本質を深めていく仕組みである。
この研修は体験しないと良さが分からない。
体験すると何やら不思議と解決の糸口が見えてくる。
要は、問題だと思っていたことが、実は問題ではなく、自分ではどうすることも出来ないことに悩んでいただけだと気がつく。
どうすることもできないことは環境である。
環境には自分自身を変えるしかない。
自分を変えることが問題を解決することにつながる。
問題の本質を見失っている事が多い。
環境には逆らわず自分を変えるしかないってことに気がつくと楽になる。
ちょとニュアンスが違うかもしれないが、そんな感じの研修である。

さて、先週は「薬局経営研究会」で大阪、広島、福岡と回ってきた。
その中で「4月から新しい年度が始まったが、今期方針を社内に発表しましたか」と参加者に質問してみた。
それぞれの会場には18から20人ほどの参加者がいた。
今期の方針を社員に発表した会社は、それぞれの会場で1社しかなかった。
手を上げなかっただけかもしれないが少ない。

2016年度の決算はある程度の速報ぐらいは出ていると思う。
それすら無いのは会社とは言えない。
もちろん「経営をしている」とも言えない。
その決算であるが、ほとんどの会社が"減収減益"である。
大手調剤チェーンでさえ、良くて"増収減益"となっている。
"増収"の要因はM&Aに他ならない。
既存店はほとんどが全滅だ。

これは未だかつてない兆候である。
そして、これが今後の将来に向けたメッセージである。
調剤報酬には期待できない。
「調剤料」の見直しは命取りになる。
もちろん薬価差益は後発医薬品への切り替えによって急速に圧縮する。
目の前の処方元の患者は減少傾向だ。
既に診療所は全国に10万軒もあり、まだ増え続けている。
病院では生き残りのために外来医療から入院医療へのシフトが始まっている。
この兆候は見逃せない。

上記を踏まえて、今期方針を明確に打ち出す必要を感じる。
今期方針と言うより3年先くらいを見据えた戦略的な方針かもしれない。
さらに、6月末には「骨太の方針」が出てくる。
それを分析して7月にはローリング(修正)が大事になる。
4月の方針と多少異なって当たり前である。
時代の変化が激しい時は"朝令暮改"も大切になる。

ほとんどの薬局が”減収減益”になったことを、世の中の潮目が変わると受け止めて欲しい。
だからかじ取りも変わる。







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