医療・介護を支える継続企業の知恵袋          ㈱Kaeマネジメント 代表取締役 駒形和哉

経営者に必要な要素であるK(知識)A(能力)E(経験)を表します。Kaeマネジメントはお役に立つ知識の提供を目指します。

あえぐ

2017-03-21 05:44:29 | 薬局
時代の流れを感じさせる。

16日の日経新聞に「ドラッグ店、百貨店超え」の見出しが目に入る。
「市場規模6.4兆円、16年度5.9%増」、「ウエルシア 調剤拡大で首位へ」のサブタイトルも気になる。

ご存知のように百貨店(デパート)は業績不振に喘いでいる。
地方のデパートの閉店なども続いている。
インバウンド(海外旅行者)による高級品の爆買いは既に終わっている。
もちろん国内需要にもついて行けていない。
三越伊勢丹ホールディングスの社長が辞任に追い込まれ、新たな業態開発が望まれている。

ドラッグストアの売上高が2016年度、デパートを上回る見通しとなった。
まさかの展開である。
ドラッグストアは金額ベースで15年度比の5.9%増で6兆4,916億円になるようだ。
デパートは2.9%減の5兆9,780億円である。
その記事で注目したいのは、ドラッグ店の「新たな事業の柱として拡充している調剤事業が押し上げ」と書かれている。

日本チェーンドラッグストア協会によると2000年の調査開始から16年連続でプラス成長を維持している。
中でも売り上げに大きく貢献しているのが調剤事業で9.6%増となっている。
16年度の調剤医療費でドラッグストアのシェアは10.7%になる見込みだそうだ。

ドラッグストアもデパートと同じようにインバウンドの爆買いに支えられ好業績を維持していた。
ところがデパートと異なるのは業績が良い時に、次の活路を確りと開拓していたことにあるようだ。
それが調剤事業である。
さらに、この調剤事業の背中を押すように「調剤ポイント」の影響も大きい。
未だに調剤事業を手掛けていない「サンドラッグ」「コスモス」などが目覚めると恐ろしい。
ただちょっと期を逸した感じもある。

戦略を練る時に大切な分析に内部環境がある。
内部環境とは経営資源の「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」の強みと弱みを知ることである。
詳しくは、また違うタイミングで説明するが調剤薬局の強みとは何だろうか。
それはその名の通り「調剤」に強いって事である。
戦略を構築する場合、強みをより強くする。
弱みを強くするのは難しい。
であるなら強みで弱みをカバーするのが最善策となる。

何が言いたいのかと言うと調剤薬局はもっと「調剤」を強くすることが大切だってことだ。
今、セミナーではこの「調剤」を強くするのが生き残りだと話している。
中途半端なOTCなど要らない。
「健康サポート薬局」などならなくてもいい。
大事なことは「調剤」を強くすることに尽きる。

ドラッグストアがますます調剤事業に進出してくる。
さぁ、何をしたらいいのか考えて欲しい。







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2 コメント

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調剤を強くするために (オーナー薬剤師)
2017-03-21 21:40:43
健康サポート薬局であることが、基準調剤加算の算定要件の一つになると思います。
あるいは、薬局の設立条件の一つが、健康サポート薬局であることとなると思います。保険薬局は、保険薬局の前に薬局でないといけません
先のことは (駒形和哉)
2017-03-23 07:50:06
何とも言えませんが、現段階での私の考えは「ならない」と思います。
このブログでも何度か書いています。
でも、努力目標としてはいいと思います。

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