医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

借金レス

2017-02-16 06:28:40 | 薬局
増える借金、どう返すのか。

国の借金が増え続けている。
2016年12月末で国債と借金、政府短期証券の合計残高が1,066兆4,234億円になった。
前年から21兆8,330億円も増えている。
これは国民1人当たり約840万円もの借金を抱えていることになる。
返す見込みはない。
なのに消費税を先延ばしした責任は大きい。

借金が増えている最も大きな要因は社会保障費の増加である。
国民所得に占める税と社会保障負担(年金や医療など)の割合を示す国民負担率が、2017年度に42.5%になる試算がある。
要は、収入からどれくらい税金や社会保険料、医療保険料などが引かれているかの目安である。
この42.5%は大きいのか小さいのか。

他の国を見てみると高福祉と言われているスウェーデンで56%、フランスは68.2%、ドイツでも52.5%だそうだ。
OECDに加盟する34カ国の中で日本は28位になる。
それと比較すると日本の42.5%は低い。
さらに日本の消費税に相当する付加価値税はスウェーデンで25%、フランスが20%だそうだ。
ここから言えるのは国民のすべてに税負担を課していることになる。
日本の場合は消費税率が小さい分、一部への負担が重くのしかかっている。
これも何とかしないと働く世代が反乱を起こす。

これを是正しようと2015年に内閣府で閣議決定したのが、2020年には”わにの口“から”わにの尻尾”である。
基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字化への目標だ。
しかし、これも昨年までの予想はマイナス5.5兆円だったのが、今年に入ると8.3兆円に拡大している。
将来の子どもたちに明るい未来はあるのか心配になる。

話は全く変わるが将来を危ぶむ新聞記事を発見した。
「セックスレス 既婚者の47.2%」の見出しだ。
過去1カ月間にセックスをしていない「セックスレス」の既婚者が2016年は過去最多の47.2%もいたそうだ。
男性の理由は「仕事で疲れている」(35.2%)が圧倒的で、女性は「面倒くさい」(22.3%)「出産後、何となく」(20.1%)が最多になっている。
これは昨年の10~11月に16歳から49歳の男女1,263人からの回答である。
因みに、年齢的には男女ともに45~49歳が最も多いそうだ。
さすがに60歳は「もういいか」って感じで対象外だった。

と、将来が危ない。






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2 コメント

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この国は、、、 (マルコ)
2017-02-16 19:37:22
豊かで安全なこの国、いつまでも変わらず続いて欲しいものですが難しくなってきてますね。
倫理問題が先行してしまうのかもしれませんが移民を受け入れないのであれば、力のある方にたくさんの子孫を残せる制度を是認していくしかないのではと考えてしまいます。
偏見ですが・・・ (駒形和哉)
2017-02-17 06:15:03
移民は受け入れがたいような気がします。
ちょっと怖いです。
でも、最近は殺人も多いような気がします。

力がなくても子供が増やせる仕組みにもっとお金を使って欲しいですね。
高齢者ばかり優遇されているような気がします。
票につながらないので後回しになっているような感じです。

本物の政治家がいないからでしょうか。

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