医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

さあ、急げ

2012-09-23 06:26:27 | 薬局
お互いに勘違い。

医薬品卸連で便益提供の改善に取り組もうとしている。
既に、医師会や薬剤師会などに申し入れをした地区もある。
今回は全国的に「便益労務提供改善連絡会議」なる組織を立ち上げて、実際の事例などを話し合うようだ。
現状では薬局店舗間の医薬品の配達などの在庫の融通や得意先の人の送迎、医師会や薬剤師会の会報の配布などが上がっている。

これらの事を医薬品卸は本当に嫌がっているのだろうか。
確かに、薬局間の医薬品の配達などは面倒だ。
得意先の人を会社の車に乗せるのは、私が営業だった25年以上前から禁止だったはず。
事故の時に対応できかねるからだ。
今でもあるのか…。
会報などの配布は地元卸ならではのサービスで地域シェアが高くないと任されない。
競ってやらせて欲しいと申し出たくらいだった。

上記に上がっている便益提供より、もっと改善して欲しい事があるのではないのか。
それは「大至急配送」だ。
これこそが究極の便益供与ではないだろうか。
全てがダメとは言わない。
薬によっては緊急性を要するものもある。
でも、そのほとんどは注射薬などで薬局ではあまりない。
単に、在庫管理の甘さか新患の処方対応だ。
いくら早い大至急配送でも何だかんだと1時間ほどを要する。
その間、患者は待っているのか。
大体、急いで届けるとすでに患者は帰っており、あとでお届けするか再度取りにきていただくかだと思う。
大至急配送が連続で来る。
配送の方が汗だくでお届けする。
そこで「おや!」と目に入ったのは、先ほど大至急でお届けした製品が置いてある。

さて、今年はマイコプラズマ肺炎が大流行しそうな気配だ。
国立感染研究所の発表によると、今年初から9月2日までのマイコプラズマ肺炎の感染者の累計が1万4,150人になったそうだ。
これは昨年の同時期の大流行よりも2倍(7,891)になるらしい。
この情報をいかに使いますか。

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