医療・介護を支える継続企業の知恵袋          ㈱Kaeマネジメント 代表取締役 駒形和哉

経営者に必要な要素であるK(知識)A(能力)E(経験)を表します。Kaeマネジメントはお役に立つ知識の提供を目指します。

群れる

2017-09-13 06:03:49 | 薬局
時代の流れは早い。

今月6日に玩具販売大手のトイザラスが連邦破産法11条の適用を申請し、経営破綻する可能性が報じられた。
まさかの破綻だ。
その他にも衣料品チェーンのギャップも約200店舗もの閉鎖を発表している。
何が起きているのか。
その大きな要因はネット通販のアマゾン・ドット・コムにあるようだ。

確かに、ネット通販がにぎわっているのはよくわかる。
そのために宅急便などがパンク状態になり、その待遇改善が急務となっている。
ネット通販などをECと呼ぶらしい。
ECとはElectric Commerceの略称で「電子商取引」と訳される。
楽天やAmazonはECの代表格になる。
日本国内の消費者向けEC市場は15兆1,358億円に拡大(前年比9.9%増)している。
すべての商取引の内、電子商取引が占める割合のことを指すEC化率(物販系分野が対象)は5.43%(同0.68ポイント増)に伸長している。
中でもスマートフォン経由の物販ECは2兆5,559億円になる。
60歳以上のスマートフォン利用率も約20%にもなる。

こうなると店舗型の小売業はどうなるのか。
ある経済学者が興味深い研究報告を出している。
なぜ省エネをするのかを4つの理由から選んでもらったそうだ。
1は省エネが電気代の節約になると答えた「金銭的動機」がある。
2は省エネが社会全体の環境対策になる「社会的動機」。
3は省エネが道徳的あるいは倫理的に正しい「道徳的動機」。
4は皆が省エネしているから自分もやる「群衆的行動」だそうだ。
その結果は4の動機が最も多かった。

群衆的動機はスターバックス現象に例えられるらしい。
お互いに話をするわけでもないのに、スターバックスに人が集まってくる。
高校生の子どもが家に立派な自分の部屋があるのに、しょっちゅう近くのスターバックスに行って読書や勉強をしていると言う。
確かに、そんな光景を良く目にする。
部屋の中で1人で読書や勉強するより、大衆の中にいることで安心感があるんだそうだ。
スターバックスが人々の勉強や仕事の場と化しつつある。
私はもっと安いところを利用している。
コーヒーも苦過ぎる。

以上の事からネット通販などは時間の節約や利便性では良いかもしれないが、人は群れている方が安心する性質があるようだ。
だから店舗に群れる場所が必要になってくる。
そんな記事を見ていたら、日経MJの8月23日の記事に「店舗にシニアの憩いの場」が思い浮かんだ。
スクラップしたのを思い出したのだ。
ドラッグストア大手のウエルシアは店舗内に「ウエルカフェ」と呼ぶフリースペースを備えるそうだ。
買い物客が自由に利用できる交流の場と位置付けている。
高齢者向けの地域活動の会場などに活用を促すそうだ。
現在は100店舗に設置されているが、将来は3倍の300店舗まで増やす計画になっている。

やるねぇ。







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